2025年 現職教育目標
自ら学び続ける児童の育成
ー ICT、SST、PBSを活用した インクルーシブな教育環境の構築 ー
学習指導・学級経営の充実と教職員の力量向上(子どもと共に教職員も輝くために)
・自ら学び続けることができる子の育成を目指し「できた」「分かった」と感じるこ とができる授業づくりを進める。
・タブレット端末などのICTを活用し、個別最適で効果的な学習指導の実践化をめざす。
・特別な支援を必要とする児童に対し合理的配慮を提供し、きめ細やかな支援に努めるとともに、全ての子どもたちを支えるためユニバーサルデザインを取り入れた学習環境作りを進める。
・令和の日本型学校教育に必要となる資質・能力の育成のため現職教育の充実を図る。
研究の方針
(1) 児童が自己実現に向け学び方を身につけられるように、以下の取り組みを児童の実態に合わせ
て段階的に行う。
1 めあてと到達目標を子どもたちと共有する
2 単元を通して子供たちが探究的な学習ができるような構成を工夫する
3 「楽しい・できた・分かった」を味わわせる
4 何をしたことが「できた・わかった」につながったのか振り返らせる
5 振り返りを共有することで、自分に取り入れたい学び方・考え方などを探る
6 自分に合った学び方を適用できるようにする(個別最適な学び)
7 学習者同士が協力し合いながら知識や理解を構築していく(協働的な学び)
(2) SSTの導入により、他者との良好な関係性の構築、困難な状況への対処能力の向上、自己理解
の深化と自己受容の促進、共感性や他者尊重の精神の育成などに取り組み、学校が子どもの居場
所となり安心して学べるように、互いに助け合い認め合い高め合える学級集団・学習集団づくり
に努める。
(3) 「PBS(ポジティブ行動支援)」の考え方から、問題行動を解決するための方法として問題
を罰するのではなく、望ましい行動を育てるという意識で児童と接する。また、中央台スタンダ
ードを効果的に使いながら生活習慣を整えることで、教育環境の土台とする。
(4) 「情報の時間」を創設し年間15時間取り組むことで、これからの社会を生きていく上で必須と
なる「情報を使いこなす力」を総合的に育成し、児童・生徒が社会の変化に主体的に対応し、よ
り良く生きていくための基盤を築くための学びの機会とする。
(5) 校内授業研究会を行い、授業力を向上させる。
(6) 学期に一度基礎学力テストを行い、事前の基礎学力週間や業前の時間を有効活用して基礎・基
本の定着を図る。
(7) 研究主題に沿った学年部会や個人の研究に努める。
(8) 特別な支援が必要な児童の理解を図り、合理的配慮のもと、共通認識を持って指導にあたる。
柱①
柱②
柱③