自ら学び続ける児童の育成
ー ICT、SST、PBSを活用した インクルーシブな教育環境の構築 ー
研究の方針
(1) 児童が自己実現に向け学び方を身につけられるように、以下の取り組みを児童の実態に合わせて段階的に行う。
1 めあてと到達目標を子どもたちと共有する
2 単元を通して子供たちが探究的な学習ができるような構成を工夫する
3 「楽しい・できた・分かった」を味わわせる
4 何をしたことが「できた・わかった」につながったのか振り返らせる
5 振り返りを共有することで、自分に取り入れたい学び方・考え方などを探る
6 自分に合った学び方を適用できるようにする(個別最適な学び)
7 学習者同士が協力し合いながら知識や理解を構築していく(協働的な学び)
(2) SSTの導入により、他者との良好な関係性の構築、困難な状況への対処能力の向上、自己理解の深化と自己受容の促進、共感性や他者尊重の精神の育成などに取り組み、学校が子どもの居場所となり安心して学べるように、互いに助け合い認め合い高め合える学級集団・学習集団づくりに努める。
(3) 「PBS(ポジティブ行動支援)」の考え方から、問題行動を解決するための方法として問題を罰するのではなく、望ましい行動を育てるという意識で児童と接する。また、中央台スタンダードを効果的に使いながら生活習慣を整えることで、教育環境の土台とする。
(4) 「情報の時間」を創設し年間15時間取り組むことで、これからの社会を生きていく上で必須となる「情報を使いこなす力」を総合的に育成し、児童・生徒が社会の変化に主体的に対応し、より良く生きていくための基盤を築くための学びの機会とする。
(5) 校内授業研究会を行い、授業力を向上させる。
(6) 学期に一度基礎学力テストを行い、事前の基礎学力週間や業前の時間を有効活用して基礎・基本の定着を図る。
(7) 研究主題に沿った学年部会や個人の研究に努める。
(8) 特別な支援が必要な児童の理解を図り、合理的配慮のもと、共通認識を持って指導にあたる。