高瀬小学校 校長ブログ

3月6日(水)

本校を含む「浅間中学校区 5校」では、今年度「学びの改革パイオニア校」として、探究的な学びに力を入れてきました。生活科や総合的な学習の時間を中心に、その学級ならではの活動に力を入れてきました。

本校でも、シンボル的な存在の「チョウゲンボウ」について調査したり研究者と出会ったり、また、バルーンフェスティバルに来るお客さんに「親子で楽しめる佐久のパンフレット」を渡そうと制作に取り組んだりしています。

中学校で一緒になる4つの小学校が横のつながりをつくり、中学校と共に探究的な学びに取り組むことで、令和の時代を生きる子どもたちが、自らの足で進んでいってくれることを願っています。

来年度もチラシのように5校で共に取り組んで行きます。

10月10日(火)

 音楽会に向けて、会場となる体育館に素敵な装飾が登場しました。ステージのバックには音楽会らしさや秋らしさが、そして壁面には・・・。音符が飾られている…あれ?曲になっている?なんの曲かな?子どもたちの中には「先生、これって○○の曲だよね!」と分かった子もいました。こんな素敵な装飾をしてくださったのは、本校の教員業務支援員さんです。

9月29日(金)

 朝の時間にたてわり班活動の時間がありました。5月から、月に1回くらいのペースで朝の時間に設定されています。これまで「遊ぶ」ということを続けてきた結果、場の雰囲気がずいぶん自然になってきたな、と感じています。それほど大人数ではない本校ですが、やはり全員が知り合いというわけでもありません。このような機会を続けることによって、普段は一緒にならない児童と笑い合って遊べるようになってきました。「ばくだんゲーム」をしていた班では、爆発を知らせるタイマーが鳴った瞬間、みんなで「わー!」と盛り上がり、笑顔があふれていました。

9月28日(木)

 児童会主催の「感謝大会」が3日間にわたって行われました。

「感謝大会」とは、日頃の感謝を大きな声で伝えようという企画で、出場したい人が3階のベランダに集合し、大きな声で伝えたいことを叫ぶものです。25日は1・2年生、26日は3・4年生、28日は5・6年生が出場しました。

担任の先生に「いつも勉強を教えてくれてありがとー!」というものや「高瀬小、150周年おめでとー!」、友達に向けて「いつも遊んでくれてありがとー!」など素敵な言葉が叫ばれました。下で聞いている皆さんからも「いいぞー」や「ありがとー!」などの声が聞かれ、あたたかな時間が流れました。休み時間の企画なので、参加は自由ですが、異学年の児童がそこに集い、それぞれの役割を感じる機会となっていて、すてきだなと思いました。

9月25日(月)

 ひまわり組の皆さんが、自分たちで手作りしたお祭りを楽しんでいました。まずはりんごあめ作り。そして射的やくじ引きなどをお店屋さんとお客さんを交代で行い、楽しそうに過ごしていました。射的の割りばし鉄砲も手作り。1学期から得意な子が割りばし鉄砲作りをしていたので、きっとそれを生かした活動を取り入れたのでしょう。

 りんごあめを食べた後の振り返りでは、「役割がちゃんとできた」と自信をつける姿が見られました。

9月20日(水)

 全校で「引き渡し訓練」を行いました。大きな地震により児童のみで帰宅させることが危険であるため、保護者の皆様に迎えに来ていただくという想定で訓練を行いました。児童は各教室で待機。迎えが可能なご家庭から順次来校していただきました。

 多くの車が同時に動くことから、学校からおよそ東側の地区の方は校庭に駐車、西側の地区の方は旧JAに駐車していただき、車が交錯することを防ぎました。保護者の方のご協力により、非常にスムーズな引き渡しを行うことができました。今後も大雨などの自然災害や不審者等により全家庭のお迎えをお願いすることがあるかもしれません。備えをしっかりしていきます。

9月15日(金)

5年生、この日は枇杷島橋近くの河原に化石を見つけに行きました。昨日の「静の座禅」とはうって変わって「動の化石探し」です。河原の石の中から泥岩を見つけ、層に沿って割ってみると…。まだ新しい化石が見つかりました。きれいに葉の形が見えるものもありました。石が簡単に割れるので、誰でも挑戦することができます。今日の体験は、パンフレットに載せるのに値するものとなるのかな。身近なところにいろいろな宝が眠っているものですね。

9月14日(木)

5年生は総合的な学習の時間で「佐久のパンフレットを作ろう」というテーマで活動をしています。パンフレットに載せるからには、自分たちで体験したことを自分たちの言葉で書くのがいいだろうと、学校近くの桃源院さんへ出かけて、お話を聞いたり座禅体験をしたりしてきました。この座禅体験は「そういえば保育園の時行ったけど、まだやっているのかな」というつぶやきがきっかけ。今もやっていただけるということで、みんなで出かけていきました。

 「自分と対話をするんだよ」「最初はいろんなことを考えてしまうけれど、だんだん考えなくなるよ」とアドバイスをいただきながら、しーんとした時が流れました。「なんか、体が軽くなった感じ」という子がいました。この体験を子どもたちはどんな言葉で表現していくのでしょうか。

9月14日(木)

3年生が社会見学に出かけました。3年生は佐久市のことを学習します。この日は佐久消防署で訓練の様子を見せていただいたり、スーパーの従業員さんが働いているところを見せていただいたり、パラダから佐久市を眺めたり、チーズ工場でできたてのチーズをいただいたりと、驚きと発見の連続でした。メモを取りながら話を聞いたり質問したりして、これまで知らなかったことを知るという貴重な経験をしてきました。

9月13日(水)

学校保健員会が開かれました。子どもとメディア信州から講師の先生をお呼びして、PTAの学級会長さんを始めとする保護者の方と学校医の先生、学校薬剤師、そして学校職員が一緒にお話を聞くことができました。「メディアの誘惑に負けない生活づくり」と題して、危険性や依存性、健康面やうまい付き合い方についてご講演いただきました。少人数ので「すこやかミニ会議」も行いました。

 この内容については、11月の学級懇談会で扱い、多くの保護者の皆様と共有する予定です。今年度グランドデザインでも大切にしている「たくましい心~自分で育てる自分コントロール力~」につながる機会になりました。

9月11日(月)

先生たちが放課後研究会を行っています。今日は探究的な活動についての中間報告です。

 4月~5月にかけて、各学級でどんな活動をしてこうかと考え合ったものを持ち寄り、今現在どんな活動をしているかを話し合いました。最初に考えたものの通りには進まないことの方が多く、子どもたちが願っていることがうまく実現できなかったり、違う方向に進んでいったりしています。それがまたいいところです。子どもたちが考えているからこそ、いろいろな方向に進んでいくのでしょう。

 先生たちの経験も様々なので、みんなで話し合うと、必ずいいアイデアが浮かんできます。これが協働的な学びですね。

9月11日(月)

2年生と3年生が、大根の種をまきました。庁務の先生やコーディネーターの先生に助けていただきながら、畝も自分たちで作りました。小さな種は、ちょっとよそ見をするとなくなってしまいます。それでも大事そうに一つの穴に3つずつの種を植えました。

 いつ芽が出てくるかな。大きくなったらどうやって食べようかな。

 2年生は「ぬーくぬく」という題名の本を先生に読んでもらっていました。そこには、干した大根と干し芋が出てくるのです。大根を干したら、たくあんができるかな?

9月7日(木)

こすもす組はフラワーアレンジメントに挑戦です。地域の方に教えていただき、まずは「基本の形」からスタートです。そこから先は、「どの花を使おうかな」「長さはどうしよう」「向きは?どっちがいいかな」と花との対話、自分との対話の時間が流れます。「完成」は自分が「よし!」と納得した時。どの顔も満足そう。そしてどの花もうれしそう。

9月7日(木)

4年生は総合的な学習の時間で「150周年に向けてジオラマを作ろう」というテーマで取り組んでいます。取り組み始めた時には、自分の家や周りの建物をそれぞれが自由に作り始めたので、学校より家の方が大きくなってしまうなど、困ることが出てきました。立ち止まって考えた結果、住宅地図に合わせて全員が同じ縮尺で作るとよさそうなことが分かり、改めて取り組んでいます。

 小さな建物が一つずつ「建っていく」のを楽しみながら、進んでいます。

9月1日(金)

高瀬小の管楽器クラブは、毎日放課後30分間の練習を行っています。音楽室は3階にあり、練習する時間はまだまだ30度を超える暑さです。それでも自分の楽器の音をしっかり出し、他の楽器と合わせて心地よさを感じる。日に日に上達していく様子は、うらやましい限りです。10月には佐久地域の交歓演奏会もあります。納得のいく演奏ができるといいです。

8月30日(水)31日(木)

5年生が望月少年自然の家にキャンプに出かけました。事前に自分たちで火の起こし方、調理の仕方を研究する姿もありました。「安全・協力・楽しく・絆 最高のキャンプにしよう」の目標を自分たちで決め出し、よく話し合っている姿もありました。

 まだまだ暑い日ではありましたが、双子山登山、夕飯のカレー作り、キャンプファイヤー、カヌー体験と存分に楽しんで来ることができました。

 5年生がいない間には、6年生が5年生の清掃場所を補ってくれていました。また、5年生に兄姉のいる下級生は「さみしい」と話してくれました。

8月30日(水)

2年生の算数で「かさ」の学習をしています。その中で「1mL」という単位が出てきます。一体どのくらいのことを表しているのかな?先生が、一人一人の子どもの手のひらに「1mL」をスポイトで配っていました。子どもの手のひらの中に入ってしまうくらいのわずかな量。眺めているうちに「あれ?なくなっちゃった」というくらいのわずかな量。こういった経験を大切にしながら数理の世界と向き合っていきたいものです。

8月29日(火)

 大きな地震が起きた時の防災訓練を行いました。高瀬小学校は、校舎の裏側ががけになっているので土砂崩れの危険と隣り合わせです。地震の時にはがけから離れた場所に一旦集合しますが、今回はがけの近くの校庭にひび割れが認められるということで、2次避難所に避難する訓練も行いました。

 「いつもは元気でおしゃべりも大好きな子たちが、非常ベルが鳴ったとたんに口を閉じ、真剣なまなざしに変わった」と担任の先生が話すほど、真剣に訓練に向き合うことができた子どもたちです。災害はできれば起きてほしくないけれど、もしもの時に生かされるのは訓練していたことです。

8月28日(月)

 1年生の教室から「会議の形」という声が聞こえてきました。いつもは黒板の方に向かっている机を、みんなの顔が見えるように形を変えていました。机の並びを変えるだけで、雰囲気も大きく変わり、「先生に話す」ではなく「友だちに話す」になることを感じました。コロナ禍ではなかなかできなかったことですが、子ども同士の話し合いや伝え合いを存分に行っていきたいと思います。

8月25日(金)

 たてわり交流の時間です。1~6年生でいす取りゲームです。ルールが十分に理解できなかった1年生がいると、6年生が手をつないで一緒にやりながらやり方をわかるようにしていました。いすが少なくなってくると、高学年も必死!音楽を流したり止めたりする高学年も、不公平にならないように工夫していました。体験の中で身についていくことや覚えていくことは、大きな価値をもっていると思いました。

8月24日(木)

150周年実行委員会の皆さんのご尽力のおかげで、すてきな横断幕が出来上がりました。150年もの間、地域の皆様に大切にされ、育てていただいてきた高瀬小学校です。地域の皆様とともにお祝いしたいと思います。また、この横断幕を地域の会社の方がつくってくださったこともありがたいと思っています。

8月23日(水)

2学期の始業式を迎えました。朝から変わらぬ笑顔で「おはようございます」とあいさつする子どもたちを見たら、夏休みが終わってしまう寂しさはどこかへ飛んでいきました。

 さらに体育館に集まった子どもたちのすっと伸びた背中、前で話す人の方をしっかり見る目の力。改めて子どものもっている力のすごさを感じると共に、やっぱり学校っていいな、と思いました。

 校長からは、8月6日広島で行われた平和祈念式典での小学生の発表をもとに、平和について身近なところで、しかも自分ができることについて話しました。それは、「自分の思いをつたえる前に、相手の気持ちを考えること」「友だちのよいところを見つけること」「みんなの笑顔のために自分の力を使うこと」の3つです。「平和」と聞くと、大きく考えてしまいそうになりますが、まさに毎日の生活の中で大切にしたいことを広島の小学生に教えてもらったなと思っています。

8月22日(火)

夏休み最終日。子どもたちはどんなふうに過ごしているかな。久しぶりに会えるのが楽しみです。

 さて、先生たちは救命講習を実施しました。事前にWeb上で基本的な知識について学んでおき、その修了証を提出した上で、今日は実践の講習です。佐久消防署から2名の講師の先生に来ていただき、救助すべき場面に出合ってしまった時慌てずに対応するために、AEDを使ったり止血の方法を教えていただいたりしました。

 2学期もこのような場面がないことを願いますが、万が一の時には全力で取り組みたいと思いました。

 今回はこのような研修を行いましたが、1学期にも職員は、飲酒運転をはじめとする交通法規に関する研修、性暴力・性被害をなくすための研修を行っています。

8月2日(水)

夏休み中、子どもの声はしませんが、その分セミの声が大きく響いています。

 3年生の育てているひまわりは、まったく手が届かないほど大きく成長し青空に映える花を咲かせています。

 そういえば1学期、子どもがよくここでセミの抜け殻を集めていたなあと思いだし、玄関前の植え込みをのぞいてみると…。驚くほどの数の抜け殻が!それぞれに自分で場所を見つけて新たな世界への一歩を踏みだしたようです。みんながんばって飛び立つことができたかな。

7月25日(火)

1学期の終業式を迎えました。4月6日からの75日間を過ごしてきました。2年生と3年生の児童が1学期を振り返り、「授業中に自分の考えたことやいいなと思ったことをノートに書けるようになった」「みんなでつくったペットボトルの船に乗ってとっても楽しかった」と、充実した日々だったことを語ってくれました。

 校長からは、夏休みにやってほしいことと気をつけてほしいことを話し、最後に児童の手を借りて素敵な夏休みのイメージ画をつくってもらいました。ご家族の皆様と笑顔で過ごせることを願います。

7月19日(水)

水泳の学習中、プールまでの距離がある本校では移動にサンダルを使います。使わない時は廊下に並んでいるのですが、あまりの美しさに足を止めてしまいました。そういえば昨日、「先生ぼくね、おそうじの時間が少しあまったから、サンダルをきれいに並べたんだよ」と教えてくれた子がいたことを思い出しました。本校で取り組んでいる「見つけそうじ」です。 げた箱も見事なまでにそろっていました。

7月12日(水)

朝の活動で全校音楽が行われました。今日のテーマは「3拍子のまとまりを感じ取ること~使用教材「うみ」~」です。  たてわり班の仲間で輪になって、「1,2,3」のリズムに合わせてペットボトルキャップを渡していきます。「1」で右隣からキャップを受け取り「2」でその手を高く挙げて「3」で左手に持ち替える、という動きをとることで、まるで波のように見えました。

7月7日(金)

6年生が縄文ミュージアムに出かけました。縄文人に出迎えられ館内を見学した後は、縄文人になって「縄文式土器づくり」に挑戦です。「これでおいしい鍋できるかな」とおしゃべりしながら楽しんだり黙々と取り組んだりしながら、1㎏の粘土を使い切りました。  残った時間に火おこし体験や弓矢で狩り体験もしました。帰りのバスの中で「縄文人っぽくなったかな」という声が聞かれました。 

7月5日(水)

6年生が作り上げた「いちごまる」が姉・弟そろって、玄関で朝のあいさつをしてくれました。

 ちょうげんぼう(鳥)なので、「おはよう」は言えませんが、いいあいさつをしてもらうと、羽をばたばたさせたり「ピー」と鳴いてくれたりします。

 笑顔あふれる朝のひと時となりました。 

7月4日(火)

2年生が参観日に合わせて「親子給食」を行いました。3年間行っていなかったので、しっかり打ち合わせをしながら行いました。3つの教室に分かれて親子そろって給食。「少ないかと思ったけれど、食べていったらおなか一杯になりました」「家の味よりも薄味でしたが、素材の味はしっかり感じられました」「子どもは家よりもしっかり食べている様子でした」など、保護者の方からたくさんの感想を寄せていただきました。子どもたちは、とっても嬉しそうな時間でした。 

6月28日(水)

今年度本校は異学年交流を大切にしています。月に1回程度朝の時間に遊んでいます。

 今回の校長講話では「話をきく」ことについて「聞く」と「聴く」について取り上げました。その後、たてわり班のメンバーで輪になって、「ききながら自己紹介」を行いました。「カレーライスがすきな○○です」と1人目が言ったら「カレーライスがすきな○○さんの隣のラーメンがすきな□□です」と続けます。高学年が低学年をサポートしながら、自己紹介を進めるあたたかな姿が見られました。