✨✨12/2更新しました。✨✨
令和6年度村上小学校卒業証書授与式が行われました。
卒業生20名が新たなステージへと飛び立ちました。
<学校長式辞>
柔らかな太陽の陽射しが日ごとにその輝きを増し、新しい春の訪れが感じられる季節となりました。ただ今卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡しました。皆さんの受け取るときの表情から小学校を卒業する喜びと次のステップに進む自信と覚悟を感じました。その立派な姿に立ち会うことができて本当にうれしく思います。卒業生の皆さん、卒業おめでとう。
皆さんが1,2年生の時、私はこの学校の教頭でしたのでその時代のことをよく覚えています。皆さんは小学校に入学したばかりだというのにすぐに学校に慣れ先生や友達と楽しく勉強し、活動していました。私も時々授業や給食に入りましたが、こんなにも何でもできる子どもたちは珍しいと驚いて見ていました。そして今年度は村上小学校の最高学年として学校を支えてくれたことに対して本当に心より感謝しています。毎朝登校班の小さな子どもたちを安全にやさしく連れてきてくれました。横断歩道で止まってくれた運転手さんに頭を下げお礼を言う姿には感動しました。教室に入りカバンを置くとすぐ代表委員会の皆さんが各教室を回って元気に大きな声で挨拶をします。今年度の児童会スローガンにある、「温かい挨拶に包まれる村上小学校」がここには存在します。こうしてすてきに村上小学校の一日は始まります。
村上小学校は今年度創立150周年を迎えました。記念すべき節目の年です。その年を下級生をリードし、大変充実した時間にしてくれました。また、様々な行事や活動においても、その中心となって活躍したのはもちろんのこと、自分たちの生活を見つめ、課題も話し合い、解決に向けて全校児童を巻き込んで取り組んでくれました。自分たちのことだけでなく、村上小全体、そして一人ひとりのことを本気で考えての判断・行動だったと思います。これまで本当にありがとう。そのような、学校への尊く熱い思いは5年生が必ず引き継いでくれます。そんなみなさんの成長は、もちろんみなさんの努力の賜ではありますが、お父さんお母さんをはじめとするご家族や地域の方々の支えがあったことも忘れないでください。また、1年生からの担任の先生方や村上小学校の先生方の支えもあったことも忘れてはいけません。
みなさんは4月からいよいよ中学生です。今より少し広い世界に飛び立ちます。みなさんをさらに高めてくれるステージが坂城中学校にはあります。勉強でも運動でも常に目標を決め、おうちのみなさんや先生から言われるのでやるのではなく、自分の意思で努力することです。中学校でも失敗を恐れず何事にもチャレンジしてください。それが笑顔の絶えない楽しい中学校生活につながります。どんな時もあなたは一人ではありません。ここにいる全員がみなさんを温かく見守っています。皆さんは村上小学校自慢のお兄さんお姉さんです。
保護者の皆様、今日の卒業までには様々なご心配やご苦労があったことと推察いたします。子どもたちは、中学校に進学され、皆様の手を少しずつ離れていくことと思います。自分で考え、自分で決定し、行動していく機会が増え、その結果についても自分で責任をとることを覚えていかなければなりません。とはいうものの、時には決断できずに迷ったり判断を誤って困ったりすることも出てくるかもしれません。そんなときにはたくさん話を聞き、笑顔で子どもたちを励まし、支えてくださるようお願いいたします。これまでの6年間、村上小学校の教育活動にご理解ご協力を賜りましたことに対し、あらためまして、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
最後になりますが、本日はたいへんお忙しい中、坂城町副町長 臼井洋一様はじめたくさんのご来賓の皆様にご臨席賜り、感謝申し上げます。子どもたちはこの先もこの地域で生きて、この地域をよりよいものにつくっていく人材になります。これからも温かく、時には厳しくご指導いただけますようお願い申し上げます。
この卒業式が、卒業生20名の晴れの門出となり、今後それぞれの夢に向かって大きく飛躍されることを祈念して学校長式辞といたします。
令和7年3月18日 坂城町立村上小学校長 宮本 隆
一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
真剣な表情で学校長式辞を聞いています。
小学校最後のすばらしい合唱を発表しました。
学校長の話より
登校日数46日間の三学期が終わります。1年の中で一番短い学期でしたが、1年間の学校生活を締めくくる大事な学期でした。学びのまとめがしっかりできたようですね。各クラスの最後の学習発表会を見ていてよくわかりました。この3学期にあったことを少し振り返りましょう。
3学期始業式で、2年生の弓納持くんと宮口さん、5年生の竹内くんと塚田さんが3学期の目標を発表してくれました。他のみなさんも目標を立てたお友達が多かったです。校長先生も目標について話しましたが、前の自分よりも、少しでも、ほんの少しでも前へ進む目標を立てたと思います。どうですか、その目標のとおりにできましたか。今日は、みなさんが3学期の、そして1年間の学校生活を振り返る日です。振り返るというのは、「今までの自分」と「今の自分」、そして「これからの自分」についてしっかり考えることです。「今までの自分」や、3学期・1年間がんばった「今の自分」、そして新しい学年に向かう「これからの自分」ということについて、この後担任の先生や友達と考えてみるといいと思います。また、家に帰ってから、今日渡される通知表に書いてあることについておうちの人とお話しするのもいいと思います。通知表をよく見返して、これからの自分の学校生活や家庭での生活に生かせるといいですね。それが、来年度に向けての大きな力になるはずです。きっとみなさんは成長しています。できるようになったことがたくさんあるはずです。自分ではなかなかわからないことも、先生たちは見ています。通知表にもそれが書いてあるはずですよ。自分ってすごいじゃんと自分をほめてください。
今日は、みなさんが今年度1年間を修了する日です。だれもが大きな事故に遭わず、このようにお互いにこの場に居合わせることができる、そのことを幸いに思います。
いよいよ明日は、村上小学校の卒業式です。6年生と過ごした数々のできごとを思い出しながら、心をこめて6年生の卒業をお祝いしましょう。6年生は、心清らかに胸を張って卒業式に臨んでほしいと思います。
最後に、明日の卒業式が終わると春休みになります。今度みなさんは4月4日に集まります。6年生はいません。坂城中学校に行きますよ。健康と安全に気をつけて楽しく生活してくださいね。
3学期がんばったことや新しい学年でがんばりたいこと等を発表しました。
「6年生を送る会」が行われました。5年生が計画準備し、本番での進行やすばらしい発表を行いました。
各学年心のこもった発表、プレゼントがあり、6年生に対する感謝の気持ちがよくあらわされていました。6年生も下級生の感謝の発表から、心がすっきり、すてきな気持ちになったと思います。この下級生たちの自慢の村上小学校の先輩として中学校でも正々堂々と正しいことを進んでやり、村上小学校の卒業生としてその誇りを胸にがんばってください。
5年生が今度はこの村上小学校をリードしていきます。今日の会の様子を見て確信しました。この5年生はすばらしいと。この村上小学校を任せられると。来年度創立151年目を迎えます。また新しい歴史を刻んでいきます。5年生の皆さん、1年生から4年生の皆さん、また4月、新しい新入生を迎えますが、みんなでまた楽しいすばらしい学校をつくっていきましょうね。
5年生の作るアーチの中を通って入場しました。
「つばさ」という歌を発表しました。
一人ひとりたくさん練習したけん玉をやりながら呼びかけを行いました。
6年生のお兄さんお姉さんにふんして、様々な劇を行い、会場を笑顔の渦にしました。
6年生の低学年時代の写真を写しながらクイズを出して6年生を過去にタイムスリップさせました。
学校のことについてクイズを出し、その次に6年生から引き継いだ鼓笛の発表をしました。とてもすばらしい発表でした。
最後に6年生から、一人ひとり中学校に進学したときの目標を発表し、合唱をしました。すばらしい歌声でした。
学校長の話より
辺見さんには、5年生の田植えから始まって稲刈り、脱穀、そしてしめ縄づくりまでお世話になりました。また、村上小学校の学校支援コーディネーターとして、さまざまな面でお世話になっております。
柳澤さんはじめ見守り隊の皆様には、毎日朝早くから各場所に立っていただき、登校する子どもたちの安全のために、通勤する車に注意して歩けるように指導していただいております。
宮下さんには1年生の教室で楽しい本の読み聞かせをしていただいています。
今日はこの場にはこられなかった方々も含めまして、この村上小学校はたくさんの地域の皆様に支えられている学校です。クラブ活動で指導していただいた講師の皆様も先生です。木工教室で6年生を指導してくださった方々も先生です。学校は先生だけが先生ではありません。みなさんの目の前のみなさんはじめ、ボランティアのみなさん、講師のみなさんも先生です。こうした先生方みなさんに感謝しながらこれからも毎日元気にあいさつしたり、笑顔で学校生活を送ったりしていきましょう。
ボランティアの皆様に、児童から感謝のお手紙をお渡ししました。