✨✨12/2更新しました。✨✨
毎年村上会の皆様から図書の購入のために10万円ものご寄付をいただいています。今年度も11月30日に村上会よりご寄付をいただく会が開催されました。
まず村上会会長の大橋様より、町を代表して、塚田教育長へ目録を贈呈し、その後、塚田教育長より宮本村上小学校長へと渡されました。事前に学校より購入希望の本を注文させていただいています。この日までに図書館には新しい本が届き、子どもたちは楽しみながらその本を借りて読んでいます。
村上会の皆様にはもう何十年と図書の本をご寄付いただき、図書館には村上会の本のコーナーもあります。本当にありがたいことです。今ちょうど読書旬間のさなかです。たくさん本に親しみ、本の楽しさを実感してほしいです。
村上会の皆様、ありがとうございました。
5校時村上小学校の全クラスの授業を公開しました。この公開授業は、毎年坂城町の4つの小中学校が行っているもので、坂城町の学校の全職員が参加します。今年度3回目は村上小学校でした。授業公開の後、授業者の視点に沿って参観者と語り合いました。子どもたちの姿から具体的に学び合いました。
その後全体会が行われ、指導者の村瀬公胤(むらせまさつぐ)先生(一般社団法人麻布教育ラボ所長)による講演が行われました。村上小学校の授業について、授業者に温かく、目の前の子どもたちを真ん中において指導してくださいました。そして、進むべき指針を示してくださいました。
2年生の授業風景
6年生の授業風景
授業者と語る会
2年生が乗り物遠足に行ってきました。学校から坂城駅まで町のバスで行き、駅では一人一人小諸駅までの切符を購入しました。そしてしなの鉄道で小諸駅へ、そこから歩いて小諸懐古園に行きました。
遊園地では様々な乗り物を楽しみました。十分に楽しめるものばかりで、友達と一緒なのでなおさら楽しかったです。また、動物園にも行きました。いろいろなかわいい動物がいて、見ているだけで癒やされました。ここから眺める景色も素晴らしかったです。
キップを買っています。
友達と一緒で楽しいです。
ちょっと怖かったです。
動物園にも行きました。
すばらしい景色です。
町の方にお手伝いいただきながら、3,4年で、種まきから始めたねずみ大根の収穫をしました。朝から気温が低く、山の上の方が白くなっているのが見えて、みんな驚いていました。
畑につくと、青々とした大きな大根の葉っぱたちが出迎えてくれました。手順を説明して、収穫を始めました。抜いた大根は、大人たちで葉っぱを落として、大中小に分けてコンテナに入れていきます。
子どもたちのてきぱきとした収穫で、あっという間に大根を抜ききってしまったので、切る作業のお手伝いもしてもらいました。抜いて山積みになった大根を、大中小に分けて並べたり、切る人のところに持って行ったりする仕事をお願いしました。おかげ様で、切る作業もスムーズに進められました。
切る作業を見ながら、大根の味が気になりだした子どもたち。「からいんだよね。」「おいしいのかな。」「ちょっと食べてみたい。」という声に応えて、小さい大根を選んで皮をむいて、薄く切ってあげました。「からい!」「あまい!」「にがい!」と感想は様々でした。小さいのだと、味が安定していないかもしれませんね。
無事収穫を終えて、教室に戻ってきてから、収穫したねずみ大根をどうするか意見を出し合いました。昨年度の3,4年生の話を聞いていた子もいて、ドレッシングに加工してもらって、おうちの人たちにも食べてもらいたいという意見に多く手が挙がりました。給食センターで使ってもらいたいという素敵な提案もありましたが、こちらは実現が難しそうです。漬物を作ってみたいという意見にも少し手が挙がったので、こちらも作り方を調べて挑戦できるといいなと思っています。
朝から学校ボランティアの皆様にやきいも会の準備をしていただきました。いもは3,4年生が前日に洗ったり、ぬらした新聞紙をまいたり、アルミ箔を巻き付けたりしました。全校分や予備を入れて200あまりを用意しました。
8:45から5,6年生の男子が、校庭を1周した後、校舎外のコースを5周するマラソン大会が始まりました。どの子も大勢の保護者や同級生たちの応援を受けながら全力で走りました。続いて女子が走りました。次は3,4年生男子・女子が校舎外を3周し、その次は1年生全員、2年生全員という順番で校舎外を2周するコースを走りました。
この日の本番に向けて子どもたちは休み時間や体育の時間に走ってきました。マラソンカードも作り、校庭を100周すると校長室に来てサインをもらいます。次々に校長室に来ました。マラソンは辛いですが、自分の目標に向けて練習を頑張り、本番でも最後まで走りきりました。
マラソンをがんばった後は、おいしい焼きいもが待っていました。ボランティアの皆様にじょうずに焼いていただいた、ほくほくのおいもを食べて幸せな顔をたくさん見ることができました。ボランティアの皆様ありがとうございました。
校長講話「思いやる心」
今日、校長先生が全校のみなさんにお話するのは、「思いやる心」についてです。
みなさんはこのマンガは知っていますか? そうです、「ドラえもん」です。私が子どもの頃からずっと続いているマンガです。
ドラえもんは、何をしてもさえない少年「のび太くん」の不幸な将来を変えるために、のび太くんの孫のそのまた孫のセワシくんが未来から送った猫型ロボットです。(よく狸と間違えられますが、猫です)
ではこのセワシくんが心配している「のび太くん」て、どんな人なのでしょうか。皆さんもよく知っていると思いますが、まずはあまり良くないところや困ったところを挙げてみましょう。
1.勉強や運動が苦手・・・テストで0点を取って先生に怒られたり、野球でエラーをしてジャイアンに怒鳴られたりしてますよね。
2.怖がりで泣き虫・・・のび太くんが泣いている場面はよく出てきますね。
3.困ったことがあると、すぐにドラえもんを頼る・・・自分の力で解決しようとしないで、すぐにドラえもんに泣きついて便利な道具がないかと頼ります。
4.なまけ者で面倒くさがり・・・宿題はほぼやらないし、トイレへ行くのも面倒に思っています。
こんなダメダメなのび太くんのような人が自分のクラスにいたら、皆さんは仲良くでき
ますか?私だったら仲良くできないと思います。でも不思議なことにのび太くんには沢山の仲間や友だちがいます。ジャイアンやスネ夫は意地悪をすることが多いですが、実はのび太くんのことを「心の友」だと思っていますよね。どうしてなんでしょう。
では今度は、のび太くんのいいところを挙げてみましょう。
1.穏やかで優しい・・・意地悪なジャイアンやスネ夫を懲らしめることはありますが、自分から人をいじめたり泣かせたりすることはないですね。
2.動物や自然を大切に思う気持ちが強い・・・いろいろな生き物から好かれることが多いですね。
3.正義感が強い・・・臆病だけど、誰かを助けるために勇気を出せます。
4.想像する力や発想が豊か・・・ドラえもんの道具を上手に使いこなしています。
5.あきらめない心がある・・・守らなければならないものがあると絶対に諦めない強さを発揮します。
6.自分が悪いことは素直に謝れる・・・作者の藤子・F・藤雄先生も「のび太はちゃんと反省して謝れるんです。そしていつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです。」と言っています。
それから、「横になったら1秒以内に眠れる」とか、「あやとり」や「射撃」など、得意なこともいくつかあります。こうやって見ていくと、のび太くんはダメなところや情けないところはあるけれど、いいところの方が沢山あることが分かります。そしてそのどれにも共通しているのが「思いやり」です。のび太くんの「人やものを思いやる心」が、きっと周りの人たちを惹きつけるのだと思います。
これは、のび太の結婚前夜というマンガです。映画にもなりました。この中にとっても心に残る言葉があったので紹介します。
のび太くんは大人になってから、大好きなしずかちゃんと結婚することになるのですが本当に結婚できるのかと心配になり、ドラえもんと一緒にタイムマシンに乗って未来の結婚式を見に行きました。ところが二人が着いたのは結婚式の前の日のしずかちゃんの家でした。見つからないように透明マントをかぶって家の中をのぞくと、しずかちゃんとお父さんが話をしていました。
「パパ、あたし、およめに行くのやめる」
しずかちゃんは、お父さんとお母さんに何もしてあげられなかったという後悔、のび太さんとうまくやっていけるかという不安でいっぱいになったようです。それを聞いたお父さんは、しずかちゃが生まれてきてからのこと、お父さんとお母さんにたくさんの贈り物をしてくれたことなど、これまでのしずかちゃんとの幸せな思い出をふり返りながら優しく語ります。そして最後にのび太くんについてはこう話しました。
「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。彼なら、まちがいなくきみを幸せにしてくれると僕は信じているよ。」と。
私は、しずかちゃんのお父さんが言った言葉がとても心に残りました。「人の幸せを願い 人の不幸を悲しむことができる」つまり「人に対する思いやりの心を持つ」これが一番人間にとって大事なことなのだと思います。みなさんにも、ぜひ「人を思いやる心」を持った人になってほしいと思います。
11月5日(火)から15日(金)まで、なかよし旬間です。のび太くんのような自分や友だちのいいところをたくさん見つけ合い、周りの友だちに対する思いやりの気持ちを大切にしながら学校生活を送りましょう。
そして全校のみんながもっともっと仲良くなって、学校中に笑顔があふれる村上小にしていきましょう。
佐藤先生は、毎年6年生の「薬物乱用防止教室」でもお話をしていただいています。今回インターネットを安全に利用するために ルールを守って正しく使おう と題してお話をしていただきました。
今小学生でもスマホを持っている児童が増えています。子どもからほしがることもありますが、保護者もいろいろ心配で買い与えるということもあります。しかし、子どもが自分の部屋にスマホを持ち込むのはなし、何時以降は使用してはいけない、何時間以内の使用、親の見ている前で使う、などのルールを決めて使用させることが大切です。
SNSに関する様々な事件が報道されています。いじめの原因にもなっています。加害者にも被害者にもならないように保護者の皆様も自分の子どものスマホ使用についてしっかり管理をお願いします。
なかよし旬間の取り組みとして、「ありがとうの花」というものがあります。一人一人が友だちへの感謝や思いをこめてメッセージを書き、それを花の形をした色画用紙に貼っていきます。そうすることで、友だちに対しての優しさがたくさん詰まった「ありがとうの花」ができあがります。毎年、この旬間中に児童玄関のろうかに掲示されます。 「足が速くてすごいね。」「絵が上手だね。」「いつも遊んでくれてありがとう。」「ピアノがんばってるね。」などなど、相手に対してとても暖かい言葉をたくさん書いていて、見ているだけで、とても優しい気持ちになることができました。
児童会の企画で「なかよし集会」が行われました。なかよし旬間中の企画のひとつです。全校が体育館に集まり、たてわり班に分かれてゲームを行いました。ゲームを取り仕切ってくれるのは、6年生です。
最初は、なかよし「じゃんけんゲーム」です。一人ずつ走っていき、向かい側にたっている5年生とじゃんけんをします。勝ったら列に戻って次の人にバトンタッチ、負けたら「カモン!」と言ってみんなを呼び、全員が5年生の周りを一周して戻らなければなりません。どのグループも、グループ一丸となってじゃんけんを楽しんでいました。
次のゲームは「手つなぎ風船バレー」です。このゲームは村上小では定番となっています。グループで輪になって手をつなぎ、手をはなさずに風船を何回打てたかを数えます。思わぬ方向に風船が飛んでいってしまうこともあり、それを手をつないだままみんなで追いかけるのが楽しそう。よく見ていると、自分の近くに風船が来ても、となりの低学年の人に打たせてあげようとする高学年が何人もいました。そこがたてわり班のいいところで、まさに「なかよし集会」の姿になっているな、と思いました。高学年がそういう姿を見せてくれると、たてわり班のみんなが、その姿を見て、下級生を思いやる姿が自然に引き継がれていくのだと思います。
手つなぎ風船バレー
じゃんけんゲーム