＜校長先生のお話＞

１学期は７５日でした。ちょっと写真で振り返ってみましょう。４月に入学式があり、１３名の１年生が入学しました。お兄さんやお姉さんたちが１年生の教室に遊びに行って、一緒に遊んでいる様子を見るとうれしくなります。１年生を迎える会もありましたね。遠足や各学年の行事、社会見学などもありましたね。運動会もありました。

４年生以上のお友達は児童会活動やクラブも始まり、はりきって活動しています。

行事だけでなく、日頃の勉強や児童会・クラブを頑張る姿は立派ですよ。

さて、校長先生毎日心がほっとする時があります。それは朝音楽室から聞こえてくる合唱部のみなさんの歌声や教室から聞こえてくるみなさんの歌声を聞くときです。合唱部のみなさんは28日にNHK合唱コンクールあります。このあとみなさんに聞いていただきますが、すてきな歌声を会場に響かせてくださいね。金管バンドに入っている7名のみなさんも26日に松本市であるバンドフェステバルですばらしい演奏をしてきてくださいね。

この写真を見てください。この写真はなんでしょう。そうですね。職員室前の廊下にあるナウマンゾウの歯の化石です。今から50年も前に、村上に住む方が自分の畑、千曲川の近くの畑ですが、そこからこれが出てきて、ただの石だと思ってほっといたそうですが、これが実は今から2万年も前のナウマンゾウの歯の化石だとわかったんです。坂城にもナウマンゾウがいたなんてちょっと面白いですね。

この写真もどこにあるかわかるかな。そうです。前の写真の化石の隣にあります。これは今から90年ぐらい前にやはり村上に住んでいる方が、信州新町、今は長野市になりましたが、そこを訪れ、崖にクジラの化石が埋まっているのを発見し、転がり落ちていた、このクジラの背骨の化石を持ち帰り、母校のこの村上小学校に勉強の参考にしてほしいと寄贈してくださったものです。今から何百万年も前の大昔、このあたりも海で、そこにはこんなクジラが泳いでいたなんて、想像しようと思ってもピンとこないですね。

今紹介したものは職員室前の廊下にありますのでまた見てください。これらはみんなこの村上小学校の宝です。他にも宝がありますよ。また紹介しますね。

１学期の始業式に校長先生は２つのことを話しました。１つは学校学級をきれいにしましょう。村上小学校の子どもたちは一生懸命お掃除します。仲良し清掃でも高学年の人たちは低学年の人たちに優しく教えていました。廊下とか教室がきれいで気持ちいいですね。２つめが挨拶です。毎朝校門で立っている校長先生に元気に「おはようございます」とあいさつしてくれてありがとう。校長先生うんとうれしいです。これからも一緒に挨拶をしましょうね。毎朝代表委員の人たちがあいさつをして回っています。すてきです。

明日から待ちに待った夏休みです。２９日間あります。うれしいですね。みんなこの２９日間、どんなことにチャレンジしますか。勉強ですか、一人一研究ですか、野球やピアノですか。校長先生はボーボーと伸びている畑や庭の草をきれいにすることにチャレンジします。朝と夕方の涼しいうちにやります。夜も少しジョギングをして体を鍛えようと思います。

次にみなさんに会えるのが８月２３日です。

熱中症や交通事故のないようにくれぐれも気をつけてください。この村上小学校の本当の宝はみなさんの命です。みなさんと元気に会えることを楽しみにしています。