✨✨12/2更新しました。✨✨
1年生から3年生までの児童がスケート教室に行きました。2,3年生は2回目のスケート教室で、1年生は初めてのスケート教室でした。自由滑走の前に、転び方や止まり方の練習を丁寧に行い、いざ、スケートリンクへ。初めのうちはよたよたしていて、こわごわの様子でしたが、だんだんと氷に上手にのり、滑ることができてきました。たっぷり滑って汗びっしょりの子どもたちでした。ボランティアとして、大勢の保護者の皆様にも参加していただきました。ありがとうございました。
世界的な和太鼓奏者で、からだの使い方について研究している佐藤健作さんが来てくださって、子どもたちにいろいろな動きを教えてくださいました。
佐藤先生の授業では、バランスボードやバランス下駄に乗ったり、普段とはちがう動きの体操をしたりしました。最後にはホラ貝と和太鼓の演奏も披露してくださいました。何に対しても楽しく、一生懸命やる子どもたちですので、自分から積極的にいろいろな動きにチャレンジしていました。初めはうまく乗れなかったボードも、徐々にうまく乗れるようになったり、コンブちゃん体操や骨盤シャベルなども張り切って動いたりしていました。「楽しかった」「太鼓すごかった」などの感想が聞かれました。
この村上小学校の「青い目の人形」について、少しお話ししますね。このお人形さん、日本の女の子ではないようですよね。どこの国のお人形さんか知ってる?そう、アメリカです。アメリカ人のギューリックさんという人が贈ったのです。ギューリックさんは日本に来たことがあって、日本人のやさしい人間性や道徳性をよく知っていて、日本人がすばらしい人たちであることをよく知っていました。ですが、アメリカにいるアメリカ人たちはそういうことを知らず、日本人を嫌っている人が多かったのです。ギューリックさんは日本人とアメリカ人が仲良くなってほしいと願い、日本にはひな祭りという、女の子がすくすく健康に育ってほしいというお祭りがあるのを知っていましたから、そのひな人形のお友達として「青い目の人形」を日本におくる考えを持ち、昭和2年に日本の小学校や幼稚園などに1万2千体、贈ってくださいました。
村上小学校にもこの人形が来ました。昭和2年春にこの人形を贈られたお祝いの式を体育館で開いたそうです。そのときこの人形を手渡されたのが、当時1年生の「宮沢きみこ」さんでした。まるで大谷選手のグローブのように式をしたのですね。このお人形さんは、寝かせると、目を閉じて、英語で「おやすみなさい」と話すそうです。逆に起こすと、目を開けて「ママー」と言うそうです。
それから日本とアメリカは戦争をしてしまいました。日本の人たちは、敵のアメリカから来た人形を焼き払えと命令されたようですが、焼くに忍びないと思った先生か誰かが、村上小学校の教室の奥の棚に隠したそうです。その後この人形は見る人もなく、その人形さんがあること自体忘れられていたようです。昭和53年村上小学校は新しい校舎になりました。古い校舎を壊しているときに、作業をしていた人が奥からこの人形を発見したそうです。
今はまた日本はアメリカと仲良くしていますよね。大谷選手もアメリカで活躍しています。でも戦争とかが起きると、途端に国同士の人たちはけんかし、相手を嫌い、相手をどうにかしようとします。今もたくさんの悲惨なかわいそうな戦争や事件のことをテレビとかで映し出されます。ずっとずっと平和がいいです。
今坂城中学校3年生の柳沢さんが、この人形さんについて夏休みの一研究でまとめました。柳沢さん、最後の感想の所にこう書いています。「 略 ずっと平和な世の中であってほしいです。」
このお人形さんを見ながら、平和な世の中が続きますように、村上小学校の子どもたちが事故ケガなく楽しく生活できますようにと、校長先生毎日祈っています。
4年生の参観日当日は、大変な大雪となりました。学校の敷地内も、どこもかしこも積雪がすごく、職員の車も駐車する場所がないくらいでした。しかし、その日は4年生の参観日ということで、駐車スペースを確保しようと、高学年が中心となり雪かきを行いました。4年生も、3時間目を雪かきの時間に切りかえ、児童館横の新しい駐車場をきれいにしました。とてもよく「働く」姿を見せてくれました。話を聞くと、前日も「おじいちゃんの家の雪かきをしてきた。」とか、「夕方遅くまで雪かきの手伝いをしてた。」など、自分の家の雪かき状況を教えてくれる人が多く、ずいぶん家の戦力になることができているのかな、と思いました。おかげで、駐車場も30分ほどで車が止められそうな状態になりました。
今年度最後の「村上っ子を元気にする会」が開催されました。
「村上っ子を元気にする会」は、村上地区の民生児童委員代表や区長会代表、児童館長、村上地区の子どもたちを見守る会、地域講師、教育・心理カウンセラー、ボランティアコーディネーター、PTA会長、学校職員等で組織されています。
今回は、全学級の授業参観をしていただいた後、子どもたちの様子や学校自己評価アンケートの結果、コミュニティスクールのことなど、村上小学校や児童に関することについて広く意見を交換し合いました。
来年度は開校150周年を迎える村上小学校です。地域と共にあるこの村上小学校、「人やもの、こと、地域とつながろう」を重点とし、村上の子どもたちと共に、ふるさとについて考え、ふるさとの課題と向き合い、ふるさとの将来を考えていきたいと思います。