挨拶

嘉悦学園理事長
永久 寿夫

コロナ禍は学生たちの生活を台無しにしてしまいました。せっかく入学したのに同級生の顔がマスクに覆われて誰が誰なのかわからない。授業がオンラインになり、先生や友人たちと直接的なふれあいができない。運動やスポーツでいっしょに汗を流すことも限られてしまった。学び、語らい、競い、遊ぶといった学生時代であればこそ体験できる、人格形成や将来のネットワークづくりにとって重要な機会が失われてしまったのです。


 今年の飛翔祭のスローガンは 「Re Start~時には起こせよムーヴメント~」とのことです。バブル時代に青春を謳歌した人たちは懐かしく思われるかもしれません。サブタイトルが 「たまにはこうして肩を並べて飲んで~・・・」で始まる H Jungle with t の大ヒット曲 「WOW WAR TONIGHT」と同じです。学生たちが、まだ生まれる前に流行ったこの歌を知ってい るかどうかはわかりませんが、その思いは伝わってきます。ともに学園祭という一大プロジ ェクトを開催し、お互いの力を合わせながらお互いの力を高め合う。これまでの学生たちが当たり前のように享受してきた機会をいま自分たちの力で取り戻す。たいへんすばらしい ことです。このような企画をした学生たちを誇りに思います。


 コロナ禍で大事な機会を失ったのは、もちろん学生たちだけではありません。日本中、い や世界中の人たちの生活や活動が大きく制限されました。仕事や商売がうまくいかなくな った人たちも少なくありません。ようやくその制限が解除されたいま、飛翔祭のスローガンと同じように「Re Start」を始めた人たちもいるはずです。みなさん、飛翔祭にぜひお越し ください。そして学生たちといっしょにムーヴメントを起こしてみませんか。「WOW WAR TONIGHT」の歌詞にあるように 「いつのまにやら仲間はきっと増え」、何か新しいものが 見えてくるかもしれません。 


飛翔祭開催に際して多くの方々にご協力 ・ご支援をいただきました。嘉悦学園を代表して 心より感謝申し上げます。 

嘉悦大学学長
森本 孝

第22回飛翔祭の開催、誠におめでとうございます。

今年の飛翔祭のスローガンは、「Re START~時には起こせよムーヴメント~」です。


2019年12月に始まった新型コロナウイルスの感染拡大も収束を迎えつつあり、世界は新型コロナ後の社会(ポストコロナの社会)に向けて本格的に動き始めています。嘉悦大学も今年度より対面授業を全面的に再開するなど、教育面でコロナ禍からの再出発をしています。そんななか、今年度の飛翔祭が「学内の活気を取り戻す」を目的にキャンパスライフの面でのコロナ禍からの再出発を目指して開催されることは大変意義深いことだと思います。


新型コロナウイルスの感染拡大は、これまでの社会のあり方、これまでのビジネスのあり方、これまでの人々の生き方が当たり前のものでは無いことを私達に突きつけました。また、コロナ前までには気が付かなかった私達の可能性を発見する貴重な機会ともなりました。ポストコロナに向けた再出発では、単にコロナ前の社会やコロナ前の生き方に戻ることが求められているのではありません。コロナ禍の経験を活かして、コロナ前の「常識」を見直し、新しい社会や生き方を「創造」していくことが求められているのだと思います。


学園祭は、本学が目指す「創造的実学」教育の貴重な実践の場です。

今年の飛翔祭を通じて、学生の皆さんが、ポストコロナの時代にふさわしい、新しいキャンパスライフのあり方、新しい友人との関係のあり方、新しい地域との関係のあり方、新しい生き方を提案・創造し、新しいムーブメントを起こしてくれることを期待しています。


嘉悦大学は、今年で120周年の節目を迎えました。120年間に渡る実学教育の伝統を継承しながら、学生の皆さんとともに、ポストコロナ時代の新しい実学教育を通じて、より良い社会を実現するためのムーブメントを起こしていきたいと考えています。ぜひ一緒にポストコロナのより良い社会の実現に向けて挑戦していきましょう。

光風会会長
岡田 眞弓

第22回飛翔祭開催おめでとうございます。

今年の飛翔祭はコロナ禍から制限ない再出発という意味で「Re START~時には起こせよムーヴメント~」スローガンを挙げて開催する飛翔祭を楽しみにしております。

コロナ禍により、皆さんの学生生活は感染防止の為に多くの制限のある学生生活が数年続きました。

今年度はコロナ禍の制限がほとんどない学生生活の中での飛翔祭です。「学内の活気取り戻す」、「飛翔祭及び嘉悦大学の認知度向上」、「企画を通した学生たちの経験値の向上」を主な目的としています。大学内や大学周辺地域活性化のために開催目的のため企画、準備、活動から開催を通して大学一丸になっての開催は、学生たちにとって良い経験なることでしょう。

又 3つの開催目的は校訓「怒るな働け」に通じるのではないでしょうか。
嘉悦大学の正面玄関のところに「怒るな働け」に石碑が置かれていますので、それを見ていただくことで、ご来校された皆様方に嘉悦大学を知っていただき、この大学で学びたいと思えるヒントになると、とても喜ばしい事と思います。

飛翔祭時には、校訓石碑の横に説明文を立てていただくと嘉悦大学の校訓を知っていただく良い機会になるのではと思います。

そして飛翔祭開催によって「怒るな働け」で学んだ同窓生がつながり大学を応援していきたいと願っています。

飛翔祭の体験は皆さんにとってこれからの活動の大きな力なることを願っております。

飛翔祭実行委員長
馬場 達明

2023年にしてようやく制限のない学園祭を行うことができます。

私が入学した当初は、飛翔祭はおろか授業ですらまともに対面で受けることができませんでした。部活動・同好会は活動を休止し、友達を作るきっかけもないまま、どこかに出かけることすらできない状態だったことはよく覚えています。

そんな中でも学生たちは、自分たちのできることに全力で取り組み、大学生活を楽しんできました。それでもどこかで物足りなさがあったかもしれません。

今回、教職員の方々や地域の方々の協力もあって、大きな規模での飛翔祭を開催することができます。4年生を含めたすべての学年が今までできなかったことを全力で楽しみきるために自ら考え主体的に動き準備をしてきました。我々、飛翔祭実行委員会も嘉悦大学生みんなが楽しかったと思えるよう、そして、飛翔祭に来てくださった皆さんに最後まで楽しんでいただけるようにいくつかの催しをご用意しております。

今回のスローガンはRe START~時には起こせよムーヴメント~ ということで、経営の実学を学び、コロナ禍を乗り越えてきた、我々の本気の学園祭を感じてください。

そして学生の皆さんは満足いくまで楽しみきってください。卒業した後でも思い出してしまうような経験を一緒に刻んでいきましょう!