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[第3回]「『深い学び』のこれから①」
2026.10.23 熊倉一弘
10月5日、中央教育審議会教育課程部会は「次期学習指導要領等に向けた審議のまとめ」を公表しました。審議のまとめでは、これからの社会を生きる子供たちに必要な資質・能力として、「生涯にわたって学び続ける力」と「自ら人生を舵取りする力」の育成を掲げています。その実現に向けては、三つの方向性が示されています。留萌教育研究所(留研)では、その中でも「深い学び」を確かなものにする方向性、とりわけ「主体的・対話的で深い学びの実装」に着目しています。また、審議のまとめでは、「深い学び」の実現とAI時代との関わりについても重要な視点が示されています。AIが急速に発展する社会において、子供たちには、情報を主体的に活用し、多様な他者と協働しながら課題を解決していく力が一層求められています。だからこそ、知識を単に習得するだけではなく、それらを関連付けて考え、自らの学びや生き方につなげていく「深い学び」の実現が、これまで以上に重要になると考えています。
[第2回]「バーチャルオフィスが拓く新しい教育コミュニティ」
2026.9.4 熊倉一弘
先日、バーチャルオフィス体験会を実施しました。お忙しい中、管内の教職員および教育委員会の皆様、約70名の方々にご参加いただきました。体験を通して、バーチャルオフィスの便利さや有用性を感じていただければ幸いです。私たち留研では、通常の勤務にもバーチャルオフィスを活用しており、その利用価値は非常に高いと実感しています。理由としては、移動にかかる時間的・財政的コストがほぼ不要であることが挙げられます。研究所では、管内北部勤務校の所員は 100%、南部勤務校でも 60~70% の勤務時間を、バーチャルオフィスを活用したオンライン勤務で進めています。また、留萌教育局とも連携し、シリーズ研修や研修講座などのオンライン研修、「立ち話」プラットフォームを活用した若手教員を対象にした研修、公開授業の動画配信による授業研究などを実施して、遠隔地の学校から参加しやすいよう配慮しています。バーチャル内の掲示板への書き込み具合や室内の往来を概観する限り、利用されている方が確実に増えていることを実感しています。管内各教科団体などの教育関係団体の会議や研修、打ち合わせなどへの利用はもちろん、各市町村研究協議会及び教育振興会運営にも大いに利用いただき、スマートな留萌教職員の働き方を実践いただきたいです。今後、バーチャルオフィスを活用し、留萌教育コミュニティをさらに活性化していきたいと考えています。
[第1回] 「『今』を発信する教育研究所へ」
2026.6.24 熊倉一弘
所長を務めております、留萌市立港北小学校長の熊倉一弘です。
留研は、現在、新たなステージへと向かっています。これまで以上に、研究所の特長である機動性と柔軟性を生かした事業展開を図ってまいります。 昨年度より「留研版Society5.0」の実現を目指し、留萌教育局と連携しながら、バーチャルオフィスをフル活用した取組を進めています。これは教育的情報発信地から地理的に離れている不利を払拭し、地域や年齢の枠を越えて、管内の教育課題の解決を図るものです。
特に本年度は、「いつでも、どこでも」視聴可能な授業動画配信システムを活用した留研授業モデルの普及・啓発、さまざまなステージにある方々の本質的なニーズに応じた研修の企画・実施、そして情報発信の即時化に重点を置いて取り組んでいます。
このような背景から、ホームページを一新いたしました。私たちのような研究所における情報発信は、「過去」よりも、「今」を通して「未来」を想像していただける内容であることが重要であると考えております。