地球温暖化です。もともと寒い地域で育っていた昆布たちは海の気温が上昇することによって対馬海流からの温かい海流が来ることによって磯焼けが引き起こされたと考えられます。
利尻の中核を担っているウニたちによる食害です。これによりウニたちは一時期は増えていましたが昆布の減少でウニも減少してしまったのです。
昆布たちは草や木のように光合成を行い、二酸化炭素を吸うことができるのです。なので役場の方々や漁業組合の方々が昆布の数を増やそうと養殖などを行っています。そのお陰で年間で53.9トンの二酸化炭素を吸収していました。
磯焼けの影響により天然昆布の数が年々減ってきているためなんとかしようと今役場ではチェーン振り事業というのを行っています。これは石灰藻という昆布が生えるのを妨げる藻付を丸太にチェーンをつけて波の力で石灰藻を剥がそうという事業です。