立教大学大学院観光学研究科

Q&A

立教大学大学院観光学研究科

  <受験手続きについて>

       <研究計画について>

<入学試験について>

<内部進学について>

<社会人学生について>

<進学前の準備について>

<大学院生活について>

<授業について>

<学費について>

<奨学金・助成金などについて>

<進路について>

<参考:大学院についてのQ&A>

<受験手続きについて>

Q:受験についての情報はどこから入手できますか?

A:入試要項は下記URLから入手できます。

2024年度入試 : https://guidelines.rikkyo.ac.jp/daigakuin2024/

2025年度入試 : https://guidelines.rikkyo.ac.jp/daigakuin2025/


Q:中国の教育機関を卒業(見込)の受験者は追加の証明書類が必要ですか?

A:中国国内の教育機関を卒業・修了された方(台湾、香港、マカオの大学または大学院は含まない)は、出身大学、大学院が発行した「学位取得を証明する書類」に加えて、中国高等教育学生信息网(CHSI)が発行する「Online Verification Report of Higher Education Degree Certificate」を提出してください。(※2022年9月修正)

書類の入手(申請から発行まで)には、時間がかかる可能性があります。出願期間に間に合うよう早めに手続きを開始するようにしてください。

 卒業(見込)・修了(見込)の方は、出身大学、大学院が発行した「学位取得(見込)を証明する書類」を提出し、卒業・修了後に上記書類を提出してください。

 なお、合格後には、中国高等教育学生信息网(CHSI)が発行する「Verification Report of China Higher Education Student’s Academic Transcript」の提出も必要です。詳細については合格者に送られる案内を確認して下さい。

<研究計画について>

Q:研究計画はどのように立てたらいいでしょうか? 

A:何を研究したいのか「研究目的」が明確になっていることが大切です。何が既に分かっているのかを十分理解した上で、新たに何を明らかにしたいのか、先行研究との違いを説明することが求められます。

また、研究目的を達成するためにどのような「研究方法(手法)」で調査や分析、考察を行うのかを明確にしておく必要があります。観光学をとりまく多様な学問分野の研究方法(手法)を用いてアプローチすることが多々ありますが、各学問分野においても正当と認められる研究方法(手法)となっていることが肝要です。

実際に研究計画書を記述する際には、

・研究の背景・目的

・研究方法(手法)

・予想される研究成果

等に加え、参考文献を示してください。タイムスケジュールも検討して記載しておくと良いでしょう。

研究計画書は早めに書き始めてください。書くことで、書けないところ(=検討が足りないところ)が見えてきます。今日から取り組んでみましょう。


Q:研究テーマを変えることはできますか?

A:入学してから指導教員と相談して方向性を変えることもあります。

 

Q:希望する指導教員はどのように探したらいいですか?

A:入試要項の最後のページに教員一覧を掲載しています。また、観光学部ウェブサイトの「教員紹介」のページで「観光学研究科」のタブを選ぶと、教員のプロフィールが閲覧できます。各教員の「研究者情報はこちら」をクリックすると「立教大学研究者情報」に遷移し、より詳細な研究情報を知ることができます。

 

Q:出願の前に、指導を希望する教員と連絡を取ることはできますか?

A:上記の「立教大学研究者情報」等でメールアドレスを公開している教員には直接メールで連絡をとることができます。

       研究者情報に連絡先の記載がない場合は、以下項目を観光学研究科入試担当アドレスへメールで送信してください。

                 ■送信先メールアドレス kanko-ad@rikkyo.ac.jp

                 ■送信内容

               【メール題名】「研究相談希望(希望する教員名)」と記載してください。

               【メール本文】以下の必要事項を記載してください。

                    ①氏名

                    ②出身大学名(学部・大学院ともご記入ください/在学中の場合もご記入ください)

                    ③連絡先メールアドレス

                    ④希望する課程(前期課程または後期課程)

                    ⑤指導を希望する教員名

                    ⑥研究を希望するテーマ(簡潔にご記入ください)

                 なお、出願期間の開始後は対応いたしませんのでご注意ください。 


Q:指導を希望する教員の研究休暇などの情報を知りたいです。

A:入試要項の最後のページの「教員一覧」に研究休暇の予定を記載しています。


<入学試験について>

Q:入試の方法を教えてください。

     A:2025年度入試(2024年度実施)は新座キャンパスで筆記試験と口頭試問を行います。

     筆記試験で口頭試問対象者を選抜します。詳細は入試要項でご確認ください。



Q:過去問題を入手することはできますか?

A:新座キャンパス学部事務5課(7号館1階)、池袋キャンパス入学センター(3号館1階)で過去3年分を閲覧することができます。希望者には郵送していますので申し込みフォームより申請してください。

 また、2025年度入試から実施方法が変更になることに伴い、2020年度入試(2019年度実施)以前の過去問題(筆記試験方式)も閲覧・郵送が可能です。郵送希望者は申し込みフォームより申請お願いします。



Q:受験勉強はどんなことをすればいいですか?

A:参考図書をご紹介します。これらの図書や過去問題を参考にして準備してください(必ずしも参考図書から出題されるものではありません)。


1 観光学入門―ポスト・マス・ツーリズムの観光学(有斐閣アルマ)

2 観光学辞典(同文舘出版)(絶版)

3 観光学キーワード (有斐閣双書キーワード)

4 新現代観光総論-第3版(学文社)

5 観光学ガイドブック(ナカニシヤ出版)

6 よくわかる観光社会学(ミネルヴァ書房)


◆博士課程後期課程の先輩より:

例えば上にあげた1や4の書籍や過去問題を読んで、わからない用語を2や3のような辞典系の書籍で調べるのもひとつの方法です。産業系と人文社会科学系、両方の専門用語が理解できるように勉強してください。

産業系の知識は、観光に関する時事的な話に普段からアンテナを張っておくのがいいでしょう。

人文社会学系の書籍としては5や6がおすすめです。

◆博士課程前期課程の先輩より:

私はあれこれ手を出すのではなく文献の数を絞りました。自分の研究テーマとの結びつきを考えつつ書き込みをしながら読み進め、一冊が理解できたら次の文献に移り、理解を深めていきました。

 

Q:英語外部試験のスコアはどのくらい必要ですか?

A:決まったスコアはありませんが、 英語で書かれた資料や論文を読んだり、英語で論文を執筆するために必要な英語力が求められます。



Q:英語はどのように勉強したらいいですか?

A:◆博士課程後期課程の先輩より:

参考書は目標点+100点くらいのレベルを対象としたものを選びました。

単語帳は1冊に絞り、出てくる単語・例文・類語のすべてを記憶するくらい繰り返し勉強しました。

リスニングは、英検1級・準1級の長文リスニングパートに特化した参考書で、要約・要点を説明する練習をしました。

 

Q:筆記試験の対策はありますか?

     以下、先輩たちのコメントを参考のために掲載します。


     先輩Aより:


     学術的な文章に慣れるために本や論文を読みましょう。自分の関心のあるテーマや観光全般に関する書籍や、

     J-stageなどのウェブサイトや『観光研究』『観光学評論』など観光に関連する学術雑誌に掲載されている論文を

     読み、「論理的な文章」がどんなものか研究してください。


     先輩Bより:


     キーワードを自分の言葉で説明することを繰り返し練習するのも効果的です。




Q:口頭試問ではどのような質問がされますか?

A:これまでに勉強、研究してきたことや、大学院入学後の研究計画、観光学に関する基礎知識、筆記試験の内容についてなどを問われる可能性があります。 



Q:口頭試問の時はどのような服装がいいでしょうか?

A:決まった服装はありませんが、スーツを着用されている方が多いです。


<内部進学について>

Q:観光学部の学生です。筆記試験免除/特別進学制度に応募したいのですが、成績が条件をクリアしているか不安です。

A:「成績参照画面」のコピーを学部事務5課(7号館1階)へお持ちいただければ、担当者が一緒に確認します。また、メール、オンラインでの相談も可能ですので、お気軽にkanko-ad☆rikkyo.ac.jp(☆を@に替えてください)までメールでご相談ください。


<社会人学生について>

Q:社会人の学生はいますか?

A:人数は少ないもののほぼ毎年います。自分の仕事の内容を深めることで学位取得を目指す方が多いです。



Q:フルタイムで働いているため土日や平日夜しか通学できませんが修了できますか?

A:講義科目は平日昼間がほとんどのため、土日、平日夜しか通学できない場合は修了することは難しいです。


<進学前の準備について>

Q:進学前にしておいたほうがいいことはありますか?

A:入学時点で自分なりの疑問をストックしておくために、いろいろな書籍や論文を読んでおくといいでしょう。


<大学院生活について>

Q:研究科の雰囲気を教えてください。

A:人数が少ないので先輩と後輩の距離も比較的近く、よい雰囲気です。留学生が多く社会人学生もいます。



Q:院生が使用できる設備はどんなものがありますか?

A:観光学研究科に在籍する学生は、大学院生室と呼ばれる共用スペースに設置された机、書棚、ロッカー、パソコン、プリンタなどを使用することができます。



Q:図書館について知りたいです。

A:立教図書館のウェブサイトをご覧ください。

http://library.rikkyo.ac.jp/

 


Q:大学からの情報はどのようにして知ることができますか?

A:在学生専用ウェブサイト、SPIRITを通してさまざまな情報が提供されます。

<授業について>


Q:時間割や授業内容(シラバス)を見たいです。

A:2024年度の時間割、シラバスは以下のウェブサイトで確認できます。

http://ry.rikkyo.ac.jp/timeschedule/



Q:週に何日程度通学が必要ですか?

A:授業の組み立てにもよりますが、前期課程1年次では週に4日くらい登校するのが平均的です。



Q:大学院の授業はどのように行われますか?  

A:指定された文献を受講者で輪読する、自分の研究についての発表を行うなど、学部とは違い双方向型の授業が多いです。慣れないうちは輪読も大変ですが、新座だけでなく池袋の図書館も活用しましょう。また、観光学研究科だけではなく他研究科の科目も受講することができます。

学部での勉強とは違い、大学院での研究は自主性が求められます。与えられたタスクをこなすのではなく、自分で問いを立て、自分で答えるプロセスが必要とされることを覚えておいてください。



Q:ゼミについて教えてください。

A:ゼミの運営方式は教員によって異なります。基本的に前期・後期課程が一堂に会して順番に研究発表をしたり、気になる文献についてディスカッションしたりします。論文の進行状況を報告するために研究科内で発表会が開催されますが、その練習を行うこともあります。


<学費について>

Q:学費はどのくらいかかりますか?

A:2024年度の大学院の学費については下記URLからご覧ください。

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/fees/


<奨学金・助成金などについて>

Q:JASSOの奨学金について知りたいです。

A:JASSOの奨学金についてはJASSO(https://www.jasso.go.jp/)、あるいは立教大学学生部学生課 奨学金担当(電話:03-3985-2441)にお問い合わせください。

 


Q:大学院生が利用できる奨学金にはどんなものがありますか?

A:学内奨学金については以下のURLをご参照ください。

・学費・奨学金についてよくいただくご質問

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/faq/finance.html


・大学院生対象の奨学金

https://www.rikkyo.ac.jp/campuslife/support/scholarship/graduate.html

 

*奨学金についての情報は現時点でのものであり、次年度以降変更の可能性があります。

 


Q:留学生が利用できる奨学金にはどんなものがありますか?

A:学内奨学金について以下のURLをご参照ください(立教大学ウェブサイト)。

・外国人留学生対象の学内奨学金

https://www.rikkyo.ac.jp/target/foreign/regular/scholarships/


また、外国人留学生を対象とするガイドブックがデジタルパンフレットになっています。

日本語版:https://www.d-pam.com/rikkyo/206169/index.html#target/page_no=1  

英語版:https://www.d-pam.com/rikkyo/206170/index.html#target/page_no=1

*奨学金についての情報は現時点でのものであり、次年度以降変更の可能性があります。



Q:TA・SAとはどんな制度ですか?

A:ティーチングアシスタント(TA)、ステューデントアシスタント(SA)とは、教員と一緒に授業をつくる大学院学生や学部学生のことです。TA・SA の業務は、将来大学教員、研究者、指導的立場になる可能性がある大学院学生および学部学生が、実際の教育実践に参加しトレーニングを積む機会でもあります。また、TA・SA の業務に対して一定の対価を支払うことで、優秀な大学院学生および学部学生を経済的に支援することも目的とされています。

 

Q:大学院生が受けられる助成金はありますか?

A:学内では、大学院生が学会で発表する時に利用できる「立教大学大学院学生学会発表奨励金」や、研究・学会発表・論文投稿を支援する「立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR)(https://www3.rikkyo.ac.jp/research/initiative/aid/interior/SFR/)があります。


<進路について>

Q:修了後の就職について知りたいです。

A:就職先は観光業に限らずさまざまな業種に渡っています。

・博士課程前期課程修了者

主な就職実績は以下の通りです。

ケイエムホールディングス、加藤文明社印刷所、阪急交通社、トラベル・キッチン、エイチ・アイ・エス、新潟市役所、ワールドバザール、東日本旅客鉄道、大京、AOKIホールディングス、幼児活動研究会、アイレップ、長井市役所、柏市役所、東興ジオテック、アマゾンジャパン、日本マンパワー、ツーリストエキスパーツ、東横イン、TOKYO BASE、姫路商工会議所、ギャバン、都市再生機構、鉄道弘済会、バンダイナムコエンターテインメント、ミニミニ、パクテラ・テクノロジー・ジャパン、UG都市建築 、TPR、大広関西、富士通総研、サイサン、ナイル、平和ITC、JTB総合研究所、星野リゾート・マネジメント、アイガー、MTSソフト、株式会社自遊人、成田国際空港株式会社、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社JTB、株式会社ニトリ公益財団法人日本交通公社



*この他に、博士課程後期課程に進む学生もいます。


・博士課程後期課程修了者

以下の大学等への就職実績があります。


    

内蒙古民族大学、大阪成蹊大学、金沢星稜大学、九州国際大学、杏林大学、高知県立大学、多摩大学、玉川大学、千葉商科大学、帝京大学、帝塚山大学、常葉大学獨協大学、長崎国際大学、奈良県立大学、日本大学、浜松学院大学比治山大学、北海道大学、松本大学名桜大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、流通経済大学、和洋女子大学、京畿大学校、建陽大学、SEOUL神學大學校、Vietnam National University in Hanoi、富士通総研

*判明したもののみ掲載しています。

<参考:大学院についてのQ&A>

立教大学ウェブサイトにあるQ&Aです。こちらも参考になさってください。

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/faq/graduate.html

このQ&Aについての質問はkankosodankai4☆ml.rikkyo.ac.jp(☆を@に替えてください)までお送りください。

2020 Graduate School of Tourism, Rikkyo University


問い合わせ

立教大学学部事務5課 観光学研究科担当

☎048-471-6672  ✉kanko-ad@rikkyo.ac.jp