2.サイトの確認

ここからは具体的な調査手順に沿って解説していきます。調査は以下のようなフローで進んでいきます。

調査不可(下の図で白抜き文字のもの)については「調査不可フラグの判断基準」をご確認ください。

編集画面を開き、登録済URLにアクセスする

← まずはKintoneの詳細画面右側の編集ボタン(鉛筆マーク)をクリックして編集モードにします。

詳細画面の「登録済URL」に記載されているURLをクリックし、サイトにアクセスします。

(Shiftキーを押しながらクリックして別ウィンドウで開き、Kintone画面とサイトを画面の半分ずつで表示させると便利です)

詳細調査に入る前に、収集NGのURL もご確認ください。

アクセスできない場合 →調査終了

TOPページが404エラー等のアクセスエラー、ドメイン切れなどで表示されない場合は、進捗ステータスを「調査不可」、調査不可フラグを「HPなし」にして終了します。

WebIDの記入含め、データ更新不要です。

TOPページ以外の下層ページのURLの場合は、そのページがないだけの可能性があるため、TOPページのURLに直してアクセスしてみます。

 例)登録済みURLが「http://×××.com/about/」で404エラーになる。 →「/about/」のページがないだけの可能性があるので、「http://×××.com/」にアクセスしてみる。 →TOPページも404の場合は調査不可・HPなし。

TOPページにアクセスできた場合、URLをTOPページに直して詳細調査をします。

判断基準に困った場合は「3. データの保存」もご確認ください。

アクセスできる場合 →リストの会社とサイトが一致しているか確認する

リストに記載されている会社のサイトであるか、会社概要ページ等で会社名と住所を確認します。グループ合同サイトになっていないかの確認)

時々、誤って会社概要ページなどTOPページでない下層ページで登録済みURLが保存されている場合があります。その場合は一度TOPページにアクセスし、リストと会社が一致するか確認します。


リストと会社が一致する場合

その会社のサイトであると判明したら、Web IDの数字を空欄のWeb ID欄にコピペし会社サイトのTOPページをURL欄に記入します。Web IDの手入力はミスにつながるので、コピー&ペーストで入力してください。

登録済URLが下層ページだった場合は、TOPページにアクセスしてそのURLをURL欄に入れ直します。

ただし、サブディレクトリで区切られている別サイトの場合は、サブディレクトリを消さないようにします。


URLの収集形式について

収集形式は以下を原則とします。

・index.php、index.htmlは付けない 例)https://×××.com/index.php →https://×××.com/

・末尾のスラッシュはつける 例)https://×××.com →https://×××.com/

それぞれアクセスは可能ですが、形式を統一することでindexやスラッシュ有無の違いのみなのに同じWebサイトのURLを重複して収集することを防ぎます。

※登録済みURLがこれらのルールに沿っていなかった場合は修正します。別サイトとしては扱いません。

登録済みURLとURLの文字列が違う場合

以下に当てはまる場合はWeb IDをコピペし、アクセス後のURLを記入して調査してOKです。

サイト側で意図的に変更をしている場合は、元のサイトから更新されたと捉え、別サイト扱いせずに元の登録済みURLを変更します。

①Webサイトリニューアル

Webサイトへアクセスしても、新しいWebサイトに自動でアクセスし直せるようになっていることがあります。(リダイレクトと言います)

リダイレクト以外でも、「新URLはこちら」など記載があれば同様の扱いです。

②日本語切り替え

アクセスしたら英語など外国語だったが、サイト内の「言語切替」をクリックして日本語に切り替えたらURL末尾に/jaなどがつく場合。

日本語に切り替えた状態でのTOPページURLを収集します。

※日本に拠点がある会社であれば、英語等の外国語で表示されていてOKです。

例)スイスが本拠地だが東京に日本法人がある(スイス拠点はABCコンサル、日本はABCコンサル・ジャパンのような命名になることが多い。会社概要ページで拠点を確認する)

例)海外に拠点のない東京の会社だが、海外向けのサービスを扱っているため英語切り替えできる

※言語切替はページ上部メニューにあることが多いです。

※ドメイン切れの場合に中国語が表示されることが多く、見間違えることがありますが、会社概要で判断してください。

③何らかの理由でwww.有無が変更された

サイト運営社側の都合でwww.の有無が変更されることがあります。

例)https://www.×××.com が https://×××.comになっている(逆パターンもあり)

リダイレクト先のURLを記入してください。

④SSL化対応された

セキュリティ対策のためにhttpをhttps化するのが昨今の主流です。

例)http://×××.com が https://×××.comになっている(逆パターンもあり)

リダイレクト先のURLを記入してください。

アクセスしたサイトがリストと一致しない場合

A) 登録済URLが違う会社のサイトだった場合

Web IDをコピペし、そのサイトのTOPページをURL欄に入力してください。

また、会社名・住所などの基本情報を、その会社のものに修正してください。

詳細調査は修正後の会社について行ってください。

B) グループ合同サイトだった場合

グループ合同サイトの見分け方は「用語解説:グループ合同サイト 」をお読みください。

 B-1) グループ合同サイトの中にその会社のサイトがある場合や
    TOPページからA社/B社のようにURLがわかれる場合
 WebIDはコピペせず、その会社サイトのTOPページをURL欄に入れてください。

 B-2) グループ合同サイトの中にその会社のサイトが見つからない場合
 進捗ステータスを「調査不可」、調査不可フラグを「グループ合同」にして調査終了です。

「登録済URL」が複数表示された場合

基本的には登録済みURLは1つのみ表示されるようにしていますが、稀に複数出ていたり、全く表示されないことがあります。

どちらも同じURLの場合は、数字の小さい方を選択お願いします。

違うURLの場合は恐れ入りますがアクセスしてみてください。(ほぼない想定)