成績表を見るポイントは、①単位の量、②成績の質の2点です。
卒業には、下記の要件を満たす必要があり、それらの状況をユニパで確認することができます。
「どの科目を修得したか」→指定されたすべての必修・選択必修科目を修得する
「どの領域から何単位修得したか」→領域ごとの単位数条件を満たす
「全部で何単位修得したか」→総単位数124単位以上修得する
必修科目の確認は、履修要項に掲載のカリキュラム表から、該当する学科・入学年度の情報をご覧ください。
秀・優・良・可が合格で、不可と放棄が不合格です。 単位の量が取れていても、成績の質が低い、逆に成績の質が高くても、単位の量が不足している、ということがありえます。
ご子女の成績表を見る際の、一例を示します(あくまで一例です)。
「表示パターン」で「年度学年別」を選択、「表示」をクリックする。
GPAの変遷を確認
各学期、各年度の成績が表示され、最後にGPAが表示される。(GPAは評定平均値のようなもので、成績全体を一つの数値に変換したもの。)
それぞれの学期のGPAの変遷を見る。(挽回型、息切れ型、中だるみ型などがある。)
残りの単位数を確認
各学期の修得単位を確認(GPAと同様に様々な型がある)
各学期の履修単位の上限は24単位(年間48単位)なので、そこから逆算して、今後各学期に何単位が必要かを確認する。
最も余裕があるグループでは、4年次は演習(ゼミ)と卒業論文、いくつかの科目のみとなる。
最も余裕が無いグループでは、4年次でも上限いっぱい(48単位)の履修が必要となる。それを越える場合は留年の可能性が高い。
余裕がある程度あるように見えるグループでも、実際は3年次秋や4年次春からは就職説明会や就職試験などで欠席せざるを得ない状況が生まれ、単位が取れないことがある。また、4年次には卒業論文の執筆もあり、負荷が相当高くなる。
余裕があまりない場合は、保証人の方からの指摘や指導が必要かもしれない。
成績・時間割に関するお問い合わせ先
京都文教大学 教務課
0774-25-2426(月~金 9:00~17:00 祝祭日・特定のイベント日などを除く)