京都文教大学 IR活動の概要
京都文教大学では、本学の教育の質保証及び高等教育政策に係る情報の収集・分析等を行うことを目的として「京都文教大学 IR委員会(以下、「IR委員会」)」を設置し、教学IR(Institutional Research)の中心的役割をIR委員会が担っています。
IR委員会の構成員は、副学長、学部長、研究科長、教務部長、学生部長、事務局長、大学学長室長、学長補佐、総務部長、就職部長、社会連携部長、ともいき基盤教育センター長、IRに関する専門的な業務を担うものとして学長が指名する教員又は職員、その他学長が必要と認めた者で、事務は大学学長室(大学全学レベルにおける教学IR及び将来構想に係る調査・研究、企画立案に係るIR全般を所掌し、統計解析やデータ分析に関する知識を有する専門職を配置)が担当しています。
参考: 京都文教大学IR委員会 規程
定期的な調査・分析
毎年実施している学生を対象とした
悉皆調査の実施・分析
分析依頼
学部や他の委員会などから依頼された
分析・資料作成
調査結果の共有
大学教学会議やIRデータ学内公開
サイトにて調査結果を共有
IRデータは、教育活動のPDCAサイクルである学科のカリキュラム・アセスメント活動のエビデンスとして活用されています。
IR活動の紹介
「京都文教大学 ファクトブック」では、本学の学生数、教育に関する情報、免許・資格取得実績、留学・国際交流等の実績を年度ごとにまとめ、公開しています。
【ファクトブック】京都文教大学 FACT BOOK
<年1回発行>
京都文教大学IR委員会では、日々のIR活動を学内で共有することを目的に、学内向けIR広報誌を発行しています。
【学内IR広報誌】KyotoBunkyoTopics~KBU~
<不定期発行 ※学内限定公開>
IRデータ活用事例
2025年度 実績
■ UDL(Universal Design for Learning)、学生支援(アカデミック・アドバイジング制度)
【活用データ】新入生アンケート、授業の受講スタイルに関するアンケート 、履修・成績情報
本学では2024年度より、教育開発推進センターを中心にUDL授業の実施に向けた環境整備及びUDL授業の教育手法開発(FD)を行ってきた。
2025年度春学期からの本格実施を受けて、ハイブリッド授業(ハイフレックス型、ブレンド型)の教育効果の測定、検証を行った。
検証結果は、UDLの改善だけでなく、アカデミック・アドバイジング制度に組み入れ、学生支援に活用する。
■ カリキュラム・アセスメント
【活用データ】授業評価アンケート(1~4年次生対象)、学習行動調査(1~4年次生対象) 、卒業時調査(4年次生対象)など
教学会議にて大学全体レベル、学位プログラムレベルの大学教育のアセスメントに活用。
2024年度 実績
■ アカデミックアドバイジング制度の設計
【活用データ】学生満足度調査(1~3年次生対象)
学内説明会「アカデミックアドバイジングの進め方」(2024年4月18日開催)内では、2023年度 学生満足度調査(2024年1月実施)の結果を元に新制度の必要性を説明。
■ カリキュラム・アセスメント
【活用データ】授業評価アンケート(1~4年次生対象)、学習行動調査(1~4年次生対象) 、卒業時調査(4年次生対象)など
教学会議にて大学全体レベル、学位プログラムレベルの大学教育のアセスメントに活用。