I . 総 説「グローバル製薬産業の現状と
新薬市場の動向」
武田薬品の将来を考える会
2025年 7月
武田薬品の将来を考える会
2025年 7月
DATABOOK 2024は弊社(ファーマセット・リサーチ株式会社)がWeb上で運営する「グローバル新薬ライブラリー」からトップ 30社が 2024年中に発表した新薬開発に関するほぼすべての企業情報を収載しています。
一例として、「メルクのPD-1阻害薬キイトルーダ(KEYTRUDA®、一般名:ペムブロリズマブ)と化学療法剤(ペメトレキセドおよびプラチナ製剤)の併用療法を、切除不能な進行性または転移性の悪性胸膜中皮腫(MPM)の成人患者に対する第一選択薬としてFDAが承認」という2024年9月18日の記事は「薬効クラス > PD-1阻害薬」、および「治療分野 > 肺がん」という二つの項目で掲載しています。また各項目の図表では発表記事がなかった品目も含めて開発経緯と売上状況をまとめています。
薬効クラス別の R&Dパイプラインは CD分類(CD20、CD38など 15項目)、サイトカイン(IL-4/13、IL-23など 15項目)、免疫(JAK、TYK2など 12項目)、がん免疫(PD-1、BCMA、CTLA-4など 11項目)、その他の抗がん剤(EGFR、HER2、TROP-2など 37項目)、細胞外因子(成長因子、ホルモンなど 9項目)、モダリティー(ADC、BsAb、CAR-T、RNAi、遺伝子治療など 9項目)というように、全体を 9領域 108項目に分類しています。各項目では 1年間の開発イベントを「承認」、「申請・その他の薬事」、「臨床試験」、「事業開発(BDL)」の4段階に分けて掲載しました。さらに図表で主要製品の売上と開発の動向を一覧して比較しています。グローバル新薬の開発パイプラインを俯瞰しながら細部の変化と全体の動きを感じ取って頂ければ幸いです。
1)がん、2)循環代謝・腎臓、3)自己免疫、
4)感染症、 5)希少病、6)精神・神経、
7)臓器・部位別疾患
① 呼吸器、② 眼科、③ 筋骨格、④ 消化器、⑤ 皮膚科、⑥ 泌尿器、⑦ 婦人科、
8)対症治療
⑧ アレルギー・炎症・疼痛、⑨臓器移植、⑩ 熱帯病
1)CD分類、2) サイトカイン、3) 成長・促進因子、
4) 抗ホルモン、5) 免疫、6) がん免疫、7) 抗がん剤、8)その他の領域、9) モダリティー
1)トップ 10
2) 準大手 10社
3)バイオテク・その他 10社