当研究室では,大きく3つの研究グループに分かれて研究を実施しています。当研究室の研究業績は,researchmap よりご確認いただけます。
また,当研究室では
5ゲン主義(現場・現物・現実・原理・原則)に基づいた研究をすること
5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底すること
をモットーとしています。
動作条件下におけるパワー半導体デバイスの長期信頼性試験装置
パワーエレクトロニクス分野(回路設計)の視点からパワー半導体デバイスの長期信頼性について検討することです。
パワーエレクトロニクス機器の設計寿命に応じて,パワー半導体デバイス性能を最大限引き出すことができる回路設計が可能となります。
これにより,省エネ・持続可能な社会の形成に貢献します。
パワー半導体デバイスの劣化監視機能付きゲート駆動回路
センサ等によりパワーエレクトロニクス機器を常時監視しておくことで,経年劣化による突然の故障を事前に検出することです。
パワーエレクトロニクス機器の故障によるシステム全体のダウンタイム削減やメンテナンスコストの削減が可能となります。
これにより,安全・安心な社会の形成に貢献します。
パワーエレクトロニクス回路も評価可能な火星環境模擬チャンバー(千葉工業大学惑星探査研究センター所有)
大学ならではの視点から既存のパワエレ機器を見直したり,パワエレ機器の新たな応用先を考えたりすることです。
例として,鉄道車両用補助電源装置を対象にメンテナンスフリー化により各車両分散型とするコンセプト開発や,ロケット用ターボポンプの電動化を目指した要素研究を行っています。
パワーエレクトロニクス機器の応用の可能性を拡げることで,省エネ社会の形成に貢献します。