Monash University Malaysia , Malaysia
モナシュ大学マレーシア校,マレーシア
派遣期間:2025/03/05 ~ 2025/03/20
入国、入寮手続きなど
マレーシアの方々はとても優しく、割とスムーズに進んだ。
大学近くの学生寮に宿泊。Wi-Fiの接続確認などをした。
部屋の写真
現地での指導教員と対面。自分たちの研究について説明後、各々アドバイスを頂いた。
その後は、大学近くのおすすめのフードコートまで連れて行って頂いた。車通りが多すぎてとても怖い。屋台のような小さなお店がたくさん並ぶ場所で、鶏肉料理を食べた。
研究室にいるロボット
午前はSunway Pyramid というマレーシア最大級のショッピングモールへ行き、換金や買い物などをした。大学から続く空中歩道(Sky walk)のおかげで迷わず行ける。
午後から大学で研究。
バトゥ洞窟 Batu Caves に行った。272段のカラフルな階段(とても急)を上ると洞窟があり、ヒンドゥー教の施設があった。お猿さんがたくさんおり、餌やバナナを食べて走り回っていた。
その後は、ムルデカ広場 Dataran Merdeka や 国立博物館 Muzium Negara 、ブリックフィールズ Brick Fields など KL 周辺を散策した。
様々な宗教や国の人が混じり合っている様子が、日本と違いとても面白い。
寮のルームメイトと朝食を食べながら、会話をした。日本とマレーシアの違いなど、面白い話をたくさん聞くことができた。
午後は大学周辺を散策。お昼ごろから出かけたせいでかなり暑かった。
大学周辺の道は車通りが多く、歩道がない道と人通りが少ない道ばかりで若干危険を感じた。
近くにスポーツショップがあったので入ってみた。バドミントン用具は日本の3分の1ほどの値段だった。ただ、adidasなどの国外(マレーシア外)メーカーのものは日本とあまり変わらない値段だった。
スポーツショップの写真は撮り忘れました。
代わりに途中の道にあった表示の写真を載せます。
そのときは意味が分からずとても怖かったです。
今日は朝からずっと研究室。教授から頂いたアドバイスも踏まえて各々研究を進めた。
研究室はとてもきれいで広い。隣の部屋からは、よく談笑や議論が聞こえてくる。
お昼は学食でマトンカレーを頂いたが、とても辛かった。ここまで食べたものが辛くなかったので油断していたが、カレーは辛い食べ物というのが常識である。
昼食のカレー。私には激辛だった。
(私は辛い物が苦手)
本日も研究室で研究。
自分たちの机の隣で、学生たちのプレゼンの練習が行われていた。学内で聞く英語は、比較的しっかりした発音の英語で割と聞き取れる。その分外に出ると、なまっている人や省略が激しく全く聞き取れないことも多い。
本日も研究室で研究。
モナシュ大学は新学期が3月から始まるらしく、部活やサークルっぽい集団の勧誘イベントが盛大に行われている。
毎日夕方にスコールがある。大学の近くは屋根がある道で行ける場所が多く、そんなに気にはならない。逆に屋根がない道は、歩道もなく人が歩くことは考えられていない。
sunway pyramid近くのお店で食べられる roti canai。
薄いナンのような食べ物で、今回はバナナ味をセレクト。2種類のカレー(チキンカレーと豆のカレー)に浸して食べる。
本日も研究室で研究。
疲れたので、研究室にあったピアノ少しだけ練習した。
sunway 大学の学食のバターチキンライスがおいしいと聞いたので、行ってみたが売り切れていた。結局近くのフードコートで、インドミーというのを食べた。日本のやきそばのような食べ物でちょうどよい塩味でおいしかった。
今のところ口に合わない食べ物がなく(むしろおいしい)、またお腹を壊すこともなく助かっている。
インドミ―。一番小さいものを選んでしまったので量が少ないが5RMと格安。
本日は午前中に自室で研究し、午後からは外出。クアラルンプール周辺の、先週訪れていない場所を観光した。
KLタワーに上ったが、天気が悪くスカイデッキが閉鎖中だった。KLタワーには、展望デッキ Observation Deck と スカイデッキ Sky Deck があり、スカイデッキにはスカイボックスというガラス張りの床の部分があるので、そこに行きたかったが、入れなかった。結局展望デッキまで行ったが、雲と霧でまったく景色が見えず、終いには隣のペトロナスツインタワーすら見えないほどだった。
ギリギリ見えるペトロナスツインタワー。
KLタワーは世界7番目の高さを誇る電波塔。1位は東京スカイツリー。
本日は、再度クアラルンプール周辺を観光した。先週行けなかった、国立モスク Masjid Negara を訪れた。
白っぽい建物と青い屋根、水の音などとても美しい場所だった。実際にイスラム教徒の方々が礼拝している様子も見ることができた。
施設の中にはマレーシアの首相などのお墓もあった。7角形のうちの4つの頂点に4人祭られていたのが特徴的で、残りの3頂点の位置は空いている。これが何を意味するのかはもう少し調べたい。
先週ヒンドゥー教のバトゥ洞窟に行ったばかりの我々が、イスラム教の施設を訪れているというのはとても不思議な感覚。
国立モスク Masjid Negara の礼拝する場所。
本日は、マレーシアの自然を体験すべく、海へ行った。
ポートディクソンという街にある、クアラルンプールから最も近いビーチ Pantai Telok Kemang に行った。
とてもきれいな南国の海で、海水浴客やマリンアクティビティを体験している人がたくさんいた。日焼け止めを忘れてしまったので、ひどく日焼けした。
行きは Grab Taxi を利用した。帰りはバスと電車のつもりだと伝えたところ、帰りも乗せてあげるといって待っていてくれた。お金はかかるが、バスを探したり乗るのに比べてはるかに楽で便利。
うまく撮れていないが、ビーチの様子。人がいない部分を撮っただけで、実際は結構人がいた。
自分の所属する千葉大学の研究室の教授が、日本から来てくれたため、会って食事をした。
その後は Sunway Pyramid を散策した。
夕食の写真。
本日は、クルアーンの啓示日として祝日となっているため、大学も休みだった。
休日を利用して朝から遠出をした。まず、バスでブルーモスク Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz を訪れた。自由見学はできず、観光客を集めてガイドの人が中を案内してくれる。時間帯にもよるらしいが、日本人も多く参加していた。ブルーモスクというので全体が青いのかと思っていたが、むしろ床や壁、柱がとてもきれいな白でそのおかげでたまにある青が映えている印象だった。
その後はセランゴール州の方で、蛍を見るボートツアーに参加した。ボートで川を下りながら、暗闇に光る蛍を見ることができる。とても幻想的できれいな空間だった。
ブルーモスクの外観。
蛍はスマホではうまく撮れなかったので目に焼き付けておいた。
帰国に向けた準備や、研究室のメンバーへの挨拶などをした。
現地の学生がおすすめのお土産を教えてくれた。味はよく分からないが、ジャムのようなものだった。Sunway Pyramid で探して購入した。
出国時に、パスポートにスタンプをもらうのに手間取り、かなり焦った。色々説明したところ何とか納得して、押してもらえた。
無事帰国。平均気温28度前後の場所から帰ってきたので、かなり寒い。
2週間はとても短く感じられたが、とてもいい経験だった。