リワーク支援コーディネーターが、複数回の相談を行います。課題整理、状態・病状等を把握したうえで利用についての検討を行います。
必要に応じて家族に対して、本人の状態や苦しみを伝え、家族ができる支えを一緒に考えます。
➔利用判断
現在の状態を考慮し農業体験の利用について、リワーク支援コーディネーターが判断します。
本人状態により、農業体験を行う前に、医療・障害福祉等の専門相談機関に引き継ぐこともあります。また、ひきこもりの課題がある場合は、各市町村が行うひきこもりサポート事業へ引き継ぐこともあります。
出来るだけゆるやかに回復のプランを一緒に作成し、見通しをもって生活ができるようにします。プランは、本人の状態を考慮し随時見直しを行います。
農業サポーターと一緒に『ANEW農園』での農作業体験を行います。体験日数は、相談の上調整します。作業時間は1日約1時間~2時間程度(本人の状態により調整します)植え付けから収穫までの菜園づくり(畝づくり、植え付け、水やり、草引き、周辺整理、収穫など)
体調が回復期にある場合は、農業サポーターと一緒に支援農家さんの農地に行き、農業体験を行います。(賃金の支給はありません)体験日数は、相談の上調整します。作業時間は1日約2時間~3時間程度(本人の状態により調整します)
農業体験以外に、人とのつながりを創ったり、ゆっくり休むことが出来る居場所の活用や、ひきこもりサポート事業と合同で様々なサークル活動やレクリエーションに参加することもできます。
また、障害者の生涯学習支援事業「ゆめやりたいこと実現センター」での講座に参加することもできます。
『ANEW農園』とは!!
事業を行う拠点である紀の川市粉河の創カフェ(山崎邸)の近くに借りている自由にミニ菜園ができる農地です。
『農業サポーター』とは!!
農作業に詳しい人がサポーターとなり農園や農家まで一緒に行き、農作業を一緒におこなってくれます。
農業体験終了後、必要に応じて本人同席でリワーク支援コーディネーターが職場の担当者へ本人の状態を伝えます。また、本人がスムーズに復職できるように、職場内でのリワークの仕方について助言を行います。
その人にあった働き方などを検討します。また、福祉サービス・福祉制度の利用等の相談を行います。