NPO法人ダジック・アース・プロジェクト
これまで「ダジック・アース」を見たことがない方々に「ダジック・アース」を見てもらおうというプロジェクトです。今まで「ダジック・アース」が実施されていない場所にお邪魔して、「ダジック・アース」を使った授業や展示や工作を行います。
実施報告
八丈島にある東京都立八丈高等学校(定時制)に「はじめましてプロジェクト」として行ってきました。
八丈島は火山島であり、また南海トラフ地震災害の被害が想定されています。また高校の大型天体望遠鏡で天体観測も活発に行われるなど、地球や宇宙の関心が高い地域です。そこで今回は、火山や地震の専門的な話を、宇宙の話もまじえながらの地学授業となりました。
八丈島が噴火したらどうなる?火山噴火から飛び出した物質のエネルギーはどのくらい?地震の発生メカニズムは?南海トラフはいつ?隣の島・三宅島と八丈島の噴火予測は?スコリアの色の違いは?など、八丈島ならではの質問が出ました。
専門的なデータ(気象庁や国土地理院の地震波形データや表層地盤増幅率や地質図など)を生徒自身のタブレットでデータ取得し、調べる方法も操作実践する内容でした。
宮崎県の山間にある西都銀上学園に「はじめましてプロジェクト」でお邪魔してきました。
中学生には、太陽系の惑星と12月14日の星空や惑星探査についてのお話をしました。小学生は太陽系惑星と、みんなで12月14日の惑星の配置を模型で再現して楽しみました。
学校の隣に建つ銀鏡神社の大祭では12月14日に夜を徹して「銀鏡神楽」が舞われるのですが、神楽の式一番は「星の舞」。また14日は「ふたご座流星群」のピークでもあります。夜空の星に縁のある12月14日を目前にした、銀鏡ならではの授業になりました。
宮崎県と熊本県の県境近くにある椎葉村にある椎葉村立大河内小学校に「はじめましてプロジェクト」でお邪魔してきました。
低学年と高学年の2チームに分けて45分間、太陽系の惑星や気象(台風など)についてのお話をしました。直径2メートルのダジック・アースに子どもたちはくぎ付け。
授業の後は天文工作「誕生日地球儀づくり」や「ダジック・アース操作体験」を行いました。操作体験は昼休みを使っての開催でしたが、たくさんの児童が参加してくれ賑やかな体験会となりました。質問もたくさん飛び出し、 楽しく天文・宇宙を学んでもらうことができました。
オルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」で、デジタル地球儀「ダジックアース」体験会が開催され、土井正治がお伺いしてきました。せっかくのダジックアースということで、会場づくりには思い切り力を入れられておられ、嬉しい限りでした。前日より部屋中の窓に暗幕をかけられたそうで、宇宙の雰囲気いっぱいにしようとBGMも流されておられました、ぽっかりと浮かぶ地球は、会場はさながら宇宙空間のようでした。その中で、地球や惑星など、さまざまなコンテンツのお話をすると、参加者の皆さんは興味津々、とてもステキなイベントになりました。
当日の様子は、以下のブログを御覧ください。
ありがとうございました!
河東郡士幌町 上居辺小学校の、1~6年生の18人合同で、40分2コマの授業を行いました。地球儀折り紙や、宇宙飛行士訓練体験を楽しみました。