昭和49年1月制定
「西陵」とは西方の幌別ダムに裾野を浸し、そびえ立つカムイヌプリの山並みを指すものである。雲をしのいでそびえる西陵カムイを日々仰ぎ見て、厳しく自分を磨き、鍛えて、より高い見識、より良い人格の形成を目指し、さらに事に臨んで生気はつらつと勇気を持って処するという生活態度を養い学ぶ者の理想を求めて、この校名を制定したものです。
昭和49年1月制定
「西陵」という校名を円で囲んでいます。調和の取れた円満な人格を育てる願いが込められています。四枚の葉は生命の源泉を示し、生命尊重の精神を教育の基本とすることを表しています。四本のペンは、福沢諭吉の逸話から「ペンは剣より強し」と門下生に説いた学問尊重の精神を示し、真理を追究し人間性の向上を求めてやまない向上心を示し、四葉、四本ペンであらゆるものから学びとる意欲のたくましさを表している。
昭和49年4月、北海道登別市立幌別中学校の学級増と危険校舎の実態から分離独立した学校である。 幌別市街西部に位置し、前方に太平洋を望み、後方にはカムイヌプリを背にして、雄大な幌別ダムの 辺りにそびえ立つ西陵中学校。隣り合わせに登別市立幌別西小学校と北海道登別明日中等教育学校があ り、一大文教地区を形成している。 かつては、幌別鉱山の鉄道が敷かれ、鉱山と幌別駅を結ぶ通路となり、一部酪農地帯となっていた。 また、開校当時は室蘭工業地域の発展に伴い住宅化が進み、新日鉄をはじめ、関連企業に従事する人々 が圧倒的に多く、人口は年々増加の傾向にあった。しかし、近年は不況の波を受け、人口の流出に伴う地 域の高齢化と生徒数の減少が進んでいる。 保護者の教育に対する関心は高く、学校行事への参加も比較的多い。また、古くから校区に住んでい る方は地域で子どもを育てるという意識をもっており、学校への関心が高く協力的である。 ここ数年の生徒は、温厚で素直であり、落ち着いた態度で生活している。また、学習や生徒会活動、 部活動に意欲的に取り組んでいる。
昭和49年 1月 1日 西陵中学校の校名と校章を制定
4月 1日 幌別中学校から分離(通学区域は幌別西小学校・青葉小学校区域)13学級・生徒数504名で開校
12月11日 体育館(一部)完成
昭和50年 2月 9日 校歌制定、開校落成記念式挙行
昭和51年11月15日 体育館増築工事完成
昭和53年 3月25日 校舎増築(西側校舎4教室)工事完了
昭和56年 1月17日 校舎増築(2教室)工事完了
昭和59年 3月25日 分離式(緑陽中学校開校に伴い160名移籍)
10月16日 開校10周年記念式典・祝賀会
平成 5年10月17日 開校20周年記念式典・祝賀会
平成 8年 8月25日 体育館全面改修工事完了
平成12年12月 第1期耐震補強校舎改修工事完成
平成13年10月 第2期耐震補強校舎改修工事完成
平成15年 9月27日 開校30周年記念式典・祝賀会
11月13日 開校30周年記念公開研究会開催
平成23年 8月 体育館横プレハブ物置設置
平成24年 7月 図書室・会議室等の窓フェンス設置
9月 体育館耐震化工事完了
10月 教室網戸設置
令和 3年 2月24日 GIGA スクール構想にかかる wi-fi 環境の整備、及び1人1台端末配備
令和 3年 3月12日 学びの保障にかかる保健室へのエアコン設置 他
令和 5年 6月20日 開校50周年記念看板設置(登別市民会館駐車場)※現在は校地内に移設
7月21日 開校50周年記念ドローン撮影(クリアファイル作成)