OVERVIEW
日時:8月3日(日)10:00-16:30(9:30開場)
定員:200名
対象:公立・私立・国立・その他の学校の教職員、企業や個人の教育関係者
参加費:5,000円(昼食代込み)
場所:新渡戸文化学園(東高円寺キャンパス)
主催:新渡戸文化学園
日時:8月3日(日)10:00-16:30(9:30開場)
定員:200名
対象:公立・私立・国立・その他の学校の教職員、企業や個人の教育関係者
参加費:5,000円(昼食代込み)
場所:新渡戸文化学園(東高円寺キャンパス)
主催:新渡戸文化学園
― まざりあう、それぞれの挑戦 ―
教育の可能性を信じて、挑み続けるすべての教育者へ。
TEACHERS' HUBが、今年も夏のはじまりに帰ってきます。
初開催となった昨年は、全国から約100名以上名の教育者・教育関係者が集い、それぞれの実践や想いを持ち寄り、「また参加したい」という声を多数いただきました。
今年は講演セッションの拡充に加え、昼食を取り入れた交流の時間も設け、さらに内容をアップデート。
多様な実践が交差し、語り合い、次の一歩が見えてくる1日。
「まざる、かわる、ひらく」ことから始まる、新たな学びとつながりを、ぜひご一緒に。
テーマ「まざる、かわる、ひらく」
“分断”と“排斥”のニュースが目立つこの時代。
私たちは、個性も立場も異なる者同士が出会い、対話し、影響し合うことには大きな価値があると信じています。
だからこそ、TEACHERS’ HUBではトピックの限定を最小限にし、教育への熱量を共有する多様な参加者が集まるような仕組みをつくっています。
今年のTEACHERS' HUBも、多様なセッションを通じて、「自分だけの学び」を編み出すことができます。
トピックは特定の分野に偏らず、多岐にわたる分野を考えています。
あなたがこの1日をつくる
どのセッションに参加するか、誰と学びを語り合うか。
このイベントは“受け取る場”ではなく、ともに創り出す場です。
ここに集うのは「教育の可能性を信じ、仲間と共に挑戦を続ける教育者たち」。
唯一にして最大の共通点を持つ私たちが、ふたたび同じ空間に集い、新たな価値をともに生み出していきましょう。
さあ、今年もこの場所から、教育の未来が動き出す。
TEACHERS' HUB 2025、始まります。
4つの会場で同時に魅力的なセッションが行われます。
申込時にそれぞれのPARTでどのセッションに参加するかを申し込んでいただきます。
それぞれのPARTの間や昼食の時間は、新たな出会いを楽しんだり、一人で思考を整理したり。
自分だけの1日をデザインしましょう。
*セッションの選択は先着順となり、既に埋まっているセッションには基本的に参加できません
*Theaterは定員約80名、Classroom1,2,3は定員約40名となります。
*セッション参加人数の把握のため、基本的にOPENINGからCLOSINGまでの参加となります。
特別な事情を除いて、途中入場や途中退出はお控えください。
【昼食について】
当日はお弁当をご用意いたします。
特別な食材は使用しておりませんが、アレルギー等がご心配な方は、ご自身で昼食をご持参いただけますと幸いです。
なお、持参された場合も返金はできかねますのでご了承ください。
【1-A】
教室にいのちを
教室で起こっていることを語り合うことで何がみえるのか?
石川晋・林里紗・片岡利允・稲井咲紀・小林正樹
@ THEATER
教室は、生きている。
黒板の前で起きるやりとり、目の前の子どもが変化する一瞬、そしてその背景にある葛藤。
このセッションでは、5人の実践者がそれぞれの授業を語り、そこに立ち現れる子ども・教師・学びの姿を丁寧に見つめ直します。
実践の共有からはじまり、「なぜその選択をしたのか?」「何を大事にしていたのか?」を対話によって掘り下げながら、教室という場に流れる“いのち”のようなものに迫っていきます。
授業の奥にある、教師のあり方を、ともに問い直す時間です。
【1-B】
教師のキャリアと越境
どう描く? 教師の"Future work self"
三原菜央・二川佳祐
@ Classroom1
"Future work self"とは、仕事に関する希望や抱負が込められた未来における自己像を意味し、これが顕著であることで能動的なキャリア行動が促されるといわれます。「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」ことをミッションに掲げる『先生の学校』を主催されている三原菜央さんと、「教育と社会の垣根をなくす」「今までの自分を超える」をビジョンとするコミュニティー「BeYond Labo」の運営をはじめ、多方面で活躍されている二川佳祐さんとの対話から、一人一人の"Future work self"をみつめます。
【1-C】
学びの選択肢を増やす
一条校ではない学校の使命と役割とは?
五木田洋平・永易江麻
@ Classroom 2
オルタナティブスクール、フリースクール、マイクロスクール。様々な呼び名がありつつも、それぞれに新たな教育の形を模索する学校たち。これらの学校たちで働く教育者たちは、どんな思いをもって活動をしているのでしょう。また、そこから見えてくる多様で豊かな教育の形とは。
「東京コミュニティスクール」と「とらすとベースフリースクール」を運営する永易さん、現在初等部3校と中等部1校を展開する「HILLOCK」を立ち上げた五木田さんと共に考えます。
【1-D】
学校と企業のミライ
学校と企業の連携でどんな学びが生まれるのか?
山下徹・庄子寛之
@ Classroom 3
近年、学校と企業が連携した授業やプロジェクトが全国で増加しています。一見すると先進的な取り組みに見える一方で、果たしてその連携は、子どもたちにとって本質的な学びにつながっているのでしょうか?また、企業側にとっても、教育現場と関わる意義や価値は明確になっているのでしょうか?
本セッションでは、「学校と企業のミライ」をテーマに、両者の立場や期待、葛藤を率直に交差させながら、新たな連携の可能性を探ります。単なる“提供”や“支援”にとどまらず、互いが学び合う関係とは何か。本当に子どもたちの未来につながる教育とは何か。異なる視点から問い直し、より豊かな教育の地平をともに描いていきましょう。
*お弁当をご用意いたします。アレルギー等がご心配な方は、ご自身で昼食をご持参いただけますと幸いです。
*なお、持参された場合も返金はできかねますのでご了承ください。
【2-A】
授業のひらきかた、見せかた、語りかた(実践交流会)
〜あなたの教室から生まれた実践を、誰かの教室のヒントに〜
Moderator 西田雅史
@ THEATER
実践、語りませんか?
子どもたちの反応にワクワクしたあの授業、手探りで挑戦した小さな工夫。
そんな現場から生まれた実践を、全国の仲間と共有しませんか?
形式ばった研究発表ではなく、「こんなことやってみた」「ここがちょっと悩ましい」…そんな“生の授業”を語る場です。
内容の規模は問いません。問いや失敗も、きっと誰かの学びになります。
「伝える」ことで見えてくるものがある。あなたの挑戦が、新しいつながりと学びの種になります。
ご応募、お待ちしています!
*この場で実践発表をされたい方は、後ほどメールでお送りするリンクより申し込みをしてください
【2-B】
理論と実践の往環
大学と学校現場が対話することを通して
大村龍太郎・岡村美由規
@ Classroom1
教育には、常に権威性がつきまといます。管理職と他の教員。大学と小中高校。指導主事と現場の先生。様々なレイヤーの中で、それぞれの立場が対等な関係性をもちながら、教育や研究、実践について考えていく場つくっていくことは、果たして可能なのでしょうか。
本セッションでは、大学で働く教師教育者と小学校現場で働く教員が、教育や研究、実践について、素朴なことからニッチなことまで、フラットな関係性を意識しながら根掘り葉掘り語り合います。「学校現場ってこんなことに困ってるんですよね〜」「研究ってなんでするの?」など、多岐にわたる話題について、ぜひ一緒に、フラットな場で対話しませんか?
【2-C】
自由進度学習の魅力と課題
実践する上での教師のあり方とは?
岩本歩・村上聡恵
@ Classroom2
自由進度学習は、子ども一人ひとりの興味や理解度に応じた学びを可能にする、柔軟で創造的な学習スタイルとして注目を集めています。一方で、学びの“自由”が、学びの“孤立”につながる危うさや、子どもによっては学習の遅れを生むリスクも指摘されています。では、こうした学びの場において、教師の役割とは何なのでしょうか?管理者としてでもなく、完全な伴走者としてでもない、第三のあり方が求められているのかもしれません。
本セッションでは、自由進度学習の魅力と課題をあらためて見つめ直しながら、その実践を支える教師の姿や支援のあり方について、多様な視点から考えていきます。教師と子どもの新たな関係性の可能性をともに探究していきましょう。
【2-D】
授業を語るって、おもしろい!
校内研究を「楽しくて手応えある場」に変えるために
古矢岳史・土信田幸江
@ Classroom3
「校内研究」が、負担でも形式的でもなく、授業づくりのヒントが見つかる時間、誰もがエンパワーされる時間だったら。
このセッションでは、日々の授業で見えた“ちいさな実践”を持ち寄りながら、授業をどうひらき、どう語り合うと学びが深まるのかを探ります。
ゲストの方ととも、参加者全員が授業を通じて対話し、校内研究を「対話と探究の場」へと変えていくための視点を交わしていきます。
校内研究をもう一度おもしろく。そんなヒントが見つかる60分。ぜひ一緒に「語り合う研究」の可能性を体感しませんか?
【3-A】
誰もが輝く学びの場とは?
探究の“目的”から考える
藤原さと
@ THEATER
ここ数年で一気に“当たり前”のもののように広まった言葉、探究。しかしその目的や手法はときに曖昧で、私たち教師自身も迷いがちです。今回は探究の場をつくり続け、自身も民主主義と正義の観点から探究を続ける藤原さとさんと共に、様々な視点から探究の目的を深堀り、またそれを実現するための手法や心構えについても考えます。本当の意味で“誰もが輝く”ことができる学びとは…?
【3-B】
探究の土台をたがやすこと
対話とSELの実践を通して
田中理紗・佐野和之
@ Classroom1
近年、一気にトレンドになってきた「探究」という言葉。車の両輪で捉えた時、「探究」のもう一つの「輪」として注目されているのが「SEL」。
本セッションでは、日々の実践によって「よりよい探究にはSELが重要だ」という手応えを感じている、かえつ有明中・高等学校の佐野和之さんと田中理紗さん、生徒の方々と共に、探究の土台となるSELや対話について、対話しながら考えていきます。
探究やSEL、対話にチャレンジしている方、関心がある方、ぜひ一緒に、楽しみながら深め合う時間をたっぷり味わいませんか?
【3-C】
先生のWell-being
先生だからこそ考えたい「自分らしさ」
渡邊友紀子・佐藤正淳・岸名祐治
@ Classroom 2
子どもたちと先生のWell-beingはつながっている。しあわせな学校をつくるためには、先生がWell-beingな状態であることが重要です。先生だからこそ「自分らしさ」を大切に。
先生の気持ちに寄り添い、自身の経験に基づく助言をSNSや講演で積極的に発信している渡邊友紀子さん、校長として「誰一人取り残さない」教育と「あったかハート」 を理念に学校づくりをしている佐藤正淳さん、「幸せの四因子」をもとに教育にウェルビーイングを取り入れる実践している岸名祐治さんのトークから、先生のWell-beingについて考えます。
【3-D】
教室からはじめる多文化共生
グローバルコンピテンスと外国語教育
岩澤直美・伊藤永実
@ Classroom 3
グローバル化する社会の中で、学校における外国語教育や異文化理解の重要性は増し、これまで以上に大きな期待が寄せられています。一方で、日本社会を見渡すと、過度な自国ファーストやマイノリティへの偏見やヘイトといった排他的な声も目立ちはじめています。
こうした課題に向き合うために、学校に求められているのは、文化の違いを尊重し、他者と共に生きるための「グローバルコンピテンス」を育むことです。しかし、実際の教育現場でも「どこからはじめたらいいのか」、授業の中でどう取り入れたらいいのか、模索している先生も少なくありません。
外国語教育におけるグローバルコンピテンスの醸成は、どのように実現していけばいいのか。異文化間教育の専門家と、小学校現場で外国語教育に携わる教師が、皆さんと一緒に考えます。
Theater
Classroom 1 . 2 . 3
Garden(交流スペース)
Cafe(交流スペース)
Gym(Opening Ceremony)
藤原さと
日本政策金融公庫にて中小企業・新規事業融資に従事後、米国留学中に国際労働機関(ILO)のマイクロファイナンス部門インターンとして、少額融資のスキームを調査。帰国後、ソニー(株)本社経営企画管理・戦略部門で、海外企業との共同開発、技術・資本提携等のプロジェクトに携わる。長女出産後ヘルスケアコンサルタントとして医療機関再生、地域包括ケアシステムの構築サポート、ミャンマー保健省と協働した現地乳がん検診事業立ち上げのリード等を行う。2012年度都内区立保育園父母会長。
2014年に「こたえのない学校」を設立。30以上の小学生向けの探究カリキュラムを開発・実施。2016年より学校教員・民間教育者・保護者・企業人など教育変革をめざす多様な大人が探究する学び場「Learning Creator’s Lab」(LCL)を主宰。米ハイ・テック・ハイやデンマークのエグモント・ホイスコーレン、MITメディアラボ等の海外教育の研修や視察にも携わる。
慶應義塾大学法学部政治学科卒・米国コーネル大学大学院公共政策学修士(M.P.A.)
著書に『協働する探究のデザイン』『探究する学びをつくる』(ともに平凡社)、『子どもの誇りに灯をともす(企画・解説)』(英治出版)『ラクガキのススメ(共同執筆)』(あいり出版)
三原菜央
株式会社スマイルバトン 代表取締役/NPO法人スマイルバトン 代表理事
岐阜県岐阜市生まれ。小学校教諭の両親のもとで育ち、自らも教職の道を志し、ファーストキャリアとして教員を選択。大学卒業後は、学校法人三幸学園にて専門学校・大学の教員として勤務。その後、ベンチャー企業2社を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。
2016年9月、本業の傍ら「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」ことをミッションに掲げ、教育メディアコミュニティ『先生の学校』を立ち上げる。2020年3月には株式会社スマイルバトンを創業し、『先生の学校』をはじめとする教育関連事業を展開。
さらに2024年10月には、NPO法人スマイルバトンを設立。公立学校に近い経済負担で通える、不登校状態の子どもたちのためのオルタナティブスクール「学藝の森CoE」を岐阜市に立ち上げ、運営している。
二川佳祐
東京都公立小学校主任教諭。Voicyパーソナリティ。Canva認定教育者Canvassodor
教壇に上がる傍ら、「教育と社会の垣根をなくす」をビジョンとするコミュニティー「BeYondLabo」を運営。習慣化のマニアで、朝の早起きを8年以上継続中。これまで7年間、教員だけではなく様々な職種の大人の習慣化の伴走をする『BeYond Labo マイチャレンジサロン』を運営している。
2025年に、インプレス社より『いちばんやさしいCanva for Educationの教本』と『先生のためのPadlet入門』を発売。
石川晋
ばん走者。以前は中学校教師。少し前は小学校教師。日本中の様々な学校・園ぽいところを年間150から180箇所くらいトボトボ歩いています。ヨレヨレのおじいさんの卵です。昔は本もたくさん書いていました。もうほとんど書きません。
林里紗
神奈川県公立小で3年、埼玉県公立小で2年、軽井沢風越学園で4年目。大学では幼児教育を学び、関心はずっと幼小の接続。風越学園では、低学年のカリキュラムづくりについて、悩みながら楽しむ毎日をおくる。「かぜのーと」の記事の執筆や『ハコール』での漫画の連載を楽しむ、ジェネレーター。
片岡利允
1992年生まれ。奈良県公立小で4年、軽井沢風越学園で設立準備から7年目(個人事業主3年目)。小学生と読むこと書くことのワークショップやプロジェクトの授業をしています。NPO授業づくりネットワーク理事、『ハコール』編集長ほか。一児の父、一年目。
稲井咲紀
大日向小学校グループリーダー
香川県出身。大学では、特別支援教育、インクルーシブ教育を学ぶ。公立小学校で支援学級の担任を経験し、2021年から大日向小学校でグループリーダーを勤める。2022年度に日本イエナプラン専門資格取得。趣味はおどること。
小林正樹
県内の小学校に数校赴任した後、伊那小学校に赴任。令和4年度には研究主任を仰せつかる。信濃教育会生活科研究委員も10年務め、生活科教科書・指導書作成のための実践を提供している。本年度は信州教育実践紙『ふるさとの大地』にて実践を執筆予定
山下徹
東京都三鷹市立第三小学校 主幹教諭。 大阪府出身。 大学卒業後、食品会社の営業職として勤務した後に転職し、現職に至る。 「子どもたちと社会をつなぐ」ことをテーマに総合的な学習の時間を通して さまざまな実践に取り組んできた。また、子どもたちの成長には、リフレク ションが重要であると捉え、これまで実践を通して研究に取り組んでいる。 「子どもたちが主体者となり、社会を変える」そんな活動を目指している。
庄子寛之
元公立小学校指導教諭。大学院にて臨床心理学について学び、道徳教育や人を動かす心理を専門とする。「先生の先生」として、ベネッセの最新データを使いながら教育委員会や学校向けに研修を行ったり、保護者や一般向けに子育て講演を行ったりしている。研修・講演は500回以上。講師として直接指導した教育関係者は1万5000人に及ぶ。全国の学校が休校していた2020年のコロナ禍に、これからの教育について考えるオンラインイベントを企画し、世界中の教育関係者を2000名以上集め、話題を呼ぶ。子ども教育のプロとして、NHK「おはよう日本」や朝日新聞、毎日新聞などのメディアなどにも取り上げられ、一躍有名になる。また、ラクロスの指導者としての顔も持ち、東京学芸大学女子ラクロス部監督、U-21女子日本代表監督、U-19女子日本代表監督を歴任。「教師」×「指導者」として、一貫して「自分で行動できる子ども・選手」の育成を実践している。著書に『自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』(ダイヤモンド社)など多数。
五木田洋平
HILLOCK初等部 カリキュラムディレクター / 代々木校校長
10年間私立小学校の教員として勤務し、現在は2022年に開校したオルタナティブスクールHILLOCK初等部の設立から参画。単著「ICT主任の仕事術 仕事を最適化し、学びを深めるコツ」(明治図書)「対話ドリブン」(東洋館出版)を刊行。また、学校組織を対話によりアップデートするポリシーメイキングプロジェクトを主催している。
永易江麻
NPO法人東京コミュニティスクール副理事長・とらすとベースフリースクール ディレクター
東京都フリースクール等ネットワーク事務局長。二児の母。
大学在学中の2005年より全日制マイクロスクール「東京コミュニティスクール(TCS)」にてインターン開始。大学卒業後、通信教育課程での小学校・幼稚園教諭免許取得と並行して、TCSのスクール事務局(専任)や常勤教育スタッフを経験。2025年4月に開校した第二校「とらすとベースフリースクール(とらべ)」では立ち上げを担当。
現在は、とらべのディレクター、そしてTCSの非常勤教育スタッフとして、ワクワクと反省を日々繰り返しながら、現場に立っている。
2019年には、東京都内の多様な学びを推進する団体と保護者によるネットワーク「東京都フリースクール等ネットワーク(TFN)」の設立に参画し、事務局長として学校外で学ぶことへの公的支援と社会的認知向上を目指した活動も行なっている。
田中理紗
9年の海外経験を持つ帰国生。自身の帰国時の経験から、日本の教育に違和感を感じながら、私立かえつ有明中・高等学校で教員に。同校オリジナル科目サイエンス科、プロジェクト科において、生徒のワクワク感を大切にしながら、思考力・表現力育成のためのスキルやマインドを育成するための授業を目指す。2019年にMITで開催された” Introduction to the Compassionate Systems Framework in Schools”ワークショップに参加し、システム思考教育やSELと出会う。2024年にはEmory大学のSEE Learning L1 Facilitatorを取得。「ピア・フィードバック」新評論(2021)、「もし友だちがロボットだったら?: 哲学する教室のつくりかた 30の授業プラン」 晶文社 (2023) 共同翻訳。
佐野和之
かえつ有明中・高等学校 副校長
2014年「学ぶことの喜び」を追究する高校新クラスの立ち上げメンバーとして赴任。NVC(共感的コミュニケーション)やU理論、マインドフルネスなど多岐にわたる分野から教育のあり方、あたらしい学びの関係性づくりなどを模索している。教師間のチームビルディングやコミュニティの火種となる自身のあり方を学ぶ長期の研修なども実施している。
岩本歩
1982年生まれ。愛知教育大学教職大学院修了。名古屋市公立小学校教諭、名古屋市教育委員会事務局新しい学校づくり推進室指導主事を経て、2024年4月より学校法人茂来学園大日向小学校教諭。著書に『イエナプラン教育を取り入れた自由進度学習』(明治図書)がある。趣味はバスケットボール。三児の父。
村上聡恵
小金井市立南小学校教諭、研究主任。「自分のよさや可能性を信じ、自立して学び続ける子どもの育成~学び手中心の授業づくりを通して~」を主題とし、学校全体で複数教科同時進行の単元内自由進度学習に取り組んでいる。
渡邊友紀子
2015年に東京学芸大学卒業。小学校教諭を経て、現在は学校SNSマーケター。2児の母。適応障害による休職を機に、苦しさをなかなか共有できない教員の現状を変えたいと感じるようになり、自身の経験に基づく助言をインスタグラムで投稿したところ話題となる。現在も、SNSや講演などで積極的に発信を続けている。代表著書に、『学校がしんどい先生たちへ それでも教員をあきらめたくない私の心を守る働き方』(KADOKAWA)、最近の著書に「若い先生の心をふっと軽くする先輩の言葉」(明治図書)「教師の毎日がはかどる ゆきこ先生の1分だけ手帳術」(学用書房)がある。
佐藤正淳
文教大学卒業 横浜市立長津田小学校長
前横浜市立山内小学校長として、「誰一人取り残さない」教育と「あったかハート」 を理念に、不登校支援「あったかハートルーム」開設、地域・保護者との「共育・共創」、Instagramでの学校「見える化」を実践。特別支援学級担任、ブカレスト日本人学校勤務、横浜市教育委員会指導主事、文科省業務改善アドバイザーを歴任。熱き想いで子どもたちの未来と地域発展に尽力!!
岸名祐治
東京都公立小学校教員17年目。昨年度より主幹教諭を務めている。現在は東京学芸大学教職大学院にて応用行動分析学、ポジティブ行動支援について学んでいる。
コロナ禍をきっかけとして「ウェルビーイング・ダイアログカード認定ファシリテーター」(一般社団法人ウェルビーイングデザイン)を取得。前野隆司氏が提唱する「幸せの四因子」をもとに、教育にウェルビーイングを取り入れる実践を継続中である。
教育新聞(連載)「ウェルビーイングな教室をつくる」
共著「ロイロノートのICT"超かんたん“スキル 」時事通信社
共著「ウェルビーイングの魔法」Z会出版
大村龍太郎
早稲田大学 教育・総合化学学術院准教授。福岡県公立小学校教諭、福岡教育大学附属小倉小学校教諭、福岡県教育センター指導主事、東京学芸大学講師・准教授を経て、現職。・日本学級経営学会理事、一般社団法人STEAM JAPAN理事。文部科学省学校DX戦略アドバイザー。・専門は教育方法学。特に小学校教育の複雑さを増す状況は、特定領域の研究を分化して進めるだけでは向上・改善が困難になっていると考え、授業研究、学級経営研究、カリキュラム研究、教師教育研究を関連的・複合的に行いながら、「よりよい」とは何かを模索中。・著書に『クラウド環境の本質を活かす学級・授業づくり』など。
岡村美由規
広島大学大学院人間社会科学研究科教職開発専攻 准教授。(独)国際協力機構ジュニア専門員(中南米部南米課)、同長期専門家(ボリビア、ホンジュラス)、(株)かいはつマネジメントコンサルティング研究員、広島大学教育開発国際協力研究センター研究員、広島大学大学院教育学研究科助手・助教を経て、現職。
教育哲学会国際交流委員会委員。 広島市教員等育成に関する協議会委員(令和7年度~)
専門は教師教育学、教育哲学。教師教育者の専門性を知識論と感情との関係から研究中。実証研究で用いている方法論はグラウンデッド・セオリー・アプローチ、アクションリサーチ、セルフスタディ。
論文に: Maruyama, Yasushi & Okamura, Miyuki (2024). The ethico-aesthetics of teaching: Toward a theory of relational practice in education. Educational Philosophy and Theory 56 (2):145-152;「天から与えられた命を生き切る存在、あるいは、人間のために」広島大学附属小学校『学校教育』印刷中。
古矢岳史
練馬区立石神井台小学校小学校 主任教諭
小学校教育におけるICT活用の第一線で活躍し、プログラミング教育や理科教育の推進に尽力。
テクノロジーとサイエンスで子どもがワクワクする学びを創出することを信条に、全国の教育者をつなぐコミュニティ「BEAT」、オンラインツールPadletを学び合うコミュニティ「Padlet Educators Group (PEG)Japan」を主宰。
2021年に共著『いちばんやさしいGoogle for Educationの教本』出版。
2025年共著「先生のためのPadlet入門」著書の発起人。
土信田 幸江
埼玉県戸田市立戸田東小学校教諭
教員歴18年 前任校で5年間校内研修主任を務め、クラス総合・自由進度学習・対話・官民連携・AI活用等を推進。オンライン研究発表会を5回開催し、延べ1500名超の参加者。現在、STEAM教育を中心に実践。2023・2024 SONY子ども科学教育プログラム「教育実践論文」子ども科学賞 2年連続受賞
岩澤直美
株式会社Culmony 代表取締役
一般社団法人 多様性ストーリーラボ 共同代表
東京大学大学院 博士課程
鎌倉女子大学 非常勤講師
1995年チェコ生まれ。高校時代にCulmonyを設立し、多様性を力に変える教育・研修を展開。現在は東京大学大学院で異文化間能力の学習デザインを研究しながら、学校向けに異文化交流・協働のプログラムを、企業向けにアンコンシャスバイアス研修やD&I研修を提供している。AbemaTV『Abema Prime』などメディア出演も多数。
新渡戸文化学園(東高円寺キャンパス)
〒164-8638
東京都中野区本町6-38-1
03-3381-0196
東京メトロ丸ノ内線【東高円寺駅】徒歩5分
JR中央線 / 東京メトロ東西線 【中野駅】南口徒歩15分