西日本工業大学

水環境C&D 共生技術研究所

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11月6日 活動報告のページを作成しました(活動報告

10月 11日    イベント情報を更新しました (開所記念行事)

10月11日      水環境C&D共生技術研究所のホームページを立ち上げました

           



目的

  日本は四方を海に囲まれた海洋国家であり, 我々の生活において重要な役割を果たしています.しかしながら, 近年の温暖化による地球規模の気候変動や人間活動の多様化により, 海洋・河川生態系の破壊や水質汚染,洪水や地震などの自然災害リスクの増大が問題となっています.

 日本の海岸線の総延長は,約3万5千キロメートルとされており,地域によって多様な地形を有しています. 急峻な断崖や美しい砂浜,入り組んだ入江や湾,漁港などさまざまな地形が存在します.さらに,海岸線は年間を通じて自然や人間活動によって変化し, 侵食や堆積作用などの影響を受けている. 水環境は日本の文化や生活においても重要な要素であり, 観光地や漁業,交通・物流の拠点としても活用されています.そのため,水環境の保護や適切な管理が必要であり, 地域ごとに異なる環境の特性を考慮し,持続可能な利用や環境保全に取り組むことが重要です.また, 国連が提唱しているSDGsにも『海の豊かさを守ろう』という目標が設定されているように, 日本が持続可能な社会を実現するためには, 水環境の保全と開発が重要な課題の一つとなっています.

本センターでは,持続可能な社会を実現するために, 海洋河川環境において先端技術による保全と開発の共生に着目し, ロボティクス, IoT, AI, 土木工学などの融合技術を活かした防災や環境保全技術の確立を目的として,「水環境C&D (Conservation & Development)共生技術研究所」を立ち上げて研究活動をおこおないます

 コンセプト

掲げている研究テーマ

(1) 海岸線マイクロプラスチック回収機構及びロボットの開発

(2) 海洋生物保護を目的としたIoT機器, 調査ロボット, ドローンによる総合的な保全システム

(3) 波力を用いた発電システム及びデジタルツインを用いた波力発電モデル制御の確立

(4) 海洋土木工事における補助ロボットの開発