にしかな商店街
にしかな商店街
神奈川県横浜市 六角橋交差点から横浜上麻生道路を東白楽方面に連なる商店街
たくさんの商店や飲食店が並んでいる。
横浜と新横浜を繋ぐ大きな幹線道路沿いに歴史ある商店街がある
商興会の中間地点に位置する横浜銀行六角橋支店。同所は昔「出買坂(でがいざか)」という名前で呼ばれていたという。
さかのぼること約100年前、まだ市電も走っていなかった頃のこと。神大寺や片倉町の農家は市場(現在の横浜中央市場)に野菜などを出荷するため、六角橋を出て東神奈川方面へ向かった。出買坂は新横浜方面からちょうど登りきった頂上に位置していたため、収穫物を背負った農家たちは、ここで荷物を下ろして一服。そこに周辺の八百屋が出張って買い付けに集まるようになったことから「出買坂」と名付けられた。
昭和29年8月 六角橋交差点
戦時中や戦後、米の統制下では外食券は外食する者のために発行された券で、外食券が無い者は外食できず、旅館に泊まって食事するときもこの券が必要でした。「外食券食堂」は券持参者に食事を提供することを指定された食堂です。 右手に見える外食厚生食堂は今の末広園
六角橋には当時路面電車が走っていました。
この路線は、横浜駅・保土ヶ谷橋・弘明寺を通り、尾上町・高島町をぐるっと回る循環路線でした。
市電が開通した昭和3年当時の料金は、市内均一6銭。廃止になった昭和43年は、同じく均一料金の20円でした。昭和18年までは朝7時までに乗ると安くなる早朝割引がありました。