炎症・免疫系と心血管系の相互作用から切り拓く
循環生理機能の解析
開催日: 2023年10月12日 - 13日
開催場所: 自然科学研究機構 山手地区
現地開催のみに決定しました。
開催にあたって
COVID-19では、ウイルス受容体が循環機能調節因子ACE2であることや重症化やワクチンの副作用における血管の炎症・透過性、心筋炎、心筋梗塞などが注目を集める中で、これまで炎症・免疫系と心血管系の相互作用を基点にした循環生理機能の研究が十分になされていませんでした。近年、神経生理の研究分野で免疫と神経の相互作用についてグリア細胞の制御などの細胞実体メカニズムが解明されつつあり、さらに心血管系においてもマクロファージが心臓の伝導系に影響を及ぼすという報告がなされるなど炎症・免疫と循環のかかわりを示唆する研究成果が勃興しています。
本研究会では、循環生理機能における心血管系と免疫系の臓器連関・円環あるいは臓器内の細胞社会の構築、動的変化における炎症・免疫系の関与、さらに個々の細胞集団がどのように応答、変化していくかといったことを検討することにより、さらなる循環生理学の発展に貢献することを目的としています。
提案代表者:久場 敬司 (九州大学大学院 医学研究院 薬理学分野 )
所内対応者:西田 基宏(生理学研究所 心循環シグナル研究部門)
無事、研究会が終了しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
News & Info
皆様ありがとうございました。来年度の生理研心血管研究会もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年10月13日:研究会は盛況のうちに終了いたしました。
2023年10月5日:抄録がダウンロード出来るようになりました。ダウンロードにはPWが必要です。参加登録された方には、メールにてPWをお送りいたしましたので、そちらに記載されているPWをご入力ください。
2023年10月5日:プログラムを公開しました。
2023年9月13日:ロッジの宿泊を申し込まれた方には、生理研研究会事務局より案内メールをお送りしております。メールが届いていない方は、研究会事務局(shin-2023(a)nips.ac.jp) までご連絡ください。
2023年9月11日:演題登録を終了しました。
2023年8月1日:HPを開設しました。「参加申込み」のページより演題・参加登録をお願い致します。
開催計画と注意事項
今年度の開催は、生理学研究所での現地開催のみに決定しました。
ご不明な点等ございましたら、所内対応者の西田基宏 nishida(a)nips.ac.jp 又は、
研究会事務局 shin-2023(a)nips.ac.jp まで、お問い合わせください。
(a)を@にしてください。
招待講演者(敬称略・50音順)
・石川 義弘 横浜市立大学 医学研究科
・今井 由美子 医薬基盤・健康・栄養研究所
・清水 逸平 国立循環器病研究センター 研究所
・杉山 篤 東邦大学 医学部
・中岡 良和 国立循環器病研究センター研究所
・西山 功一 宮崎大学 医学部
・福原 茂朋 日本医科大学 先端医学研究所
・藤生 克仁 東京大学 医学部
・南 敬 熊本大学 大学院生命科学研究部
・南沢 享 東京慈恵会医科大学
・山田 充彦 信州大学 医学部
お問い合わせ
生理学研究所 心循環シグナル研究部門
所内対応者:西田 基宏 nishida(a)nips.ac.jp
(a)を@にしてください。