2022年10月13日 - 14日
比較統合生理学的観点からの循環生理の解析
開催場所: 信州大学医学部+オンライン
ハイブリッド開催に決定しました
開催にあたって
心血管系の役割は、末梢臓器に必要な酸素と栄養を分配することである。恒温動物は変温動物より代謝が活発であり、多くの心拍出量を必要とする。そのため恒温動物は心拍数を速め、ヒス・プルキンエ線維による速い心室内興奮伝導を獲得した。またこれに必然的に伴う収縮・拡張期短縮を補うために、T管と筋小胞体を備えた心筋細胞が重層緻密化し強い収縮力を生み出す心室壁の獲得し、この厚い壁に十分な酸素を分配するための冠血管を発達せた。さらに心拍出量増加に伴う血圧上昇に耐える堅牢な動脈も獲得した。ヒトは胎生期から離乳期までにこの系統発生を繰り返し、その後は生活環境における運動・摂食・睡眠に応じて自在に循環機能を他臓器と連関しながら調節し100年近くも安定的に生存する。
本研究会では、心血管系の生理病理の背景にある多層階メカニズムを比較統合生理学的観点から検討し、さらなる循環生理学の発展に貢献することを目的とする。
提案代表者: 山田 充彦(信州大学 医学部 分子薬理学教室)
所内対応者:西田 基宏(生理研 心循環シグナル研究部門)
PHOTOS
研究会の現地信州大学会場で撮影した演者と質問者の写真を、山田先生の研究室HPから閲覧できるようにしてくださいました。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-yakuri/
1,トップページ のニュース「当教室が「令和4年度生理研心血管研究会」を実施しました」をクリックする。
2,「写真(要パスワード)」の右のリンクをクリック。
3,写真閲覧用PWを入力すると、google driveへのリンクを表示したページに飛びます。
(写真閲覧用PWはメールにてご連絡いたしました。)
4,そこでリンクをクリックすると写真の共有フォルダにアクセスできます。
以上の手順で写真が閲覧できます。
ぜひご覧ください。
News & Info
8月2日:HPを開設しました。「参加申込みと演題登録」のページより参加登録をお願い致します。一般演題の申し込みも参加登録からお願いいたします。
9月9日:ハイブリッド形式で開催することに決定いたしました。
9月16日:演題登録を9月22日まで延長いたしました。
9月22日:演題登録を締め切りました。演題を登録頂きました先生方、ありがとうございます。
9月29日:参加登録を締め切りました。
10月4日:プログラムを公開しました。
10月4日:抄録がダウンロード出来るようになりました。ダウンロードにはPWが必要です。参加登録された方は、メールにてPWをお送りいたしましたのでそのPWをご使用くださいますよう、お願いいたします。
10月14日:研究会は終了いたしました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
10月21日:山田先生が研究会信州大学会場でのスナップ写真をご覧いただけるようにしてくださいました。閲覧にはPWが必要です。メールにてお送りした写真閲覧用PWをご使用ください。
開催計画と注意事項
今年度の開催は、COVID-19の感染拡大の状況を注視しつつ、以下のように実施します。
信州大学医学部でのオンサイト参加と、オンライン参加のハイブリッド形式での開催を決定しました(9月9日現在)。ただし、生理研行動指針、信州大学の行動基準や全国の感染状況を検討し、状況が好ましくない場合にはオンライン開催のみへ変更します。
実会場では、感染防止対策(入場時の手指消毒、マスクの着用、参加者に対し、発熱・咳・味覚異常等の異常がないこと、および感染者との濃厚接触がないこと等の確認、3密の回避、換気等)を徹底して実施します。高リスクが疑われる方、体調不良のある方は、参加をお断りする場合があります。
オンサイト参加、オンライン参加にかかわらず、オンライン会議のID、PWを受信するために、事前参加登録が必要です。事前に参加登録していただいた方にのみ、オンライン会議のID、PWをお送りし、closedの会として実施します(「参加申込みと演題登録」のページ参照)。
不明な点がありましたら、所内対応者の西田基宏 nishida(a)nips.ac.jp 又は、事務局 shin-2022(a)nips.ac.jp まで、お問い合わせください。
生理研より お知らせ
お問い合わせ
自然科学研究機構 生理学研究所 心循環シグナル研究部門
所内対応者:西田 基宏 nishida(a)nips.ac.jp