皆さんはじめまして!
東成瀬テックソリューションズ株式会社(なるテック) Webライターの松本(あだ名:もえっと)です。
「東成瀬村の地域おこし協力隊の活動って一体何をしているの?」
「地域おこし協力隊は1カ月でどんな成果を上げているの?」
「村のお金を使って遊んでいるだけなんじゃない?」
なんて思っている方もいるのではないでしょうか。
なるテックのメンバーが、何しているかわからないという不明慮な状態を払拭すべく、立ち上げたのがこの「活動紹介」ページです。
なるテックのメンバー人一人がなにをしているのかわかるように、5月の活動をご紹介しますので
ぜひ最後までお付き合いください!
5月の活動紹介に入る前に
「なるテックってなに?」
「なんで地域おこし協力隊なのに、会社名がでてくるの?」
という方もいると思いますので、簡単になるテックについてご紹介します。
なるテック(東成瀬テックソリューションズ株式会社)とは東成瀬村が出資する、第三セクター方式の会社です。
第三セクター方式とは、国や地方自治体が合同で出資・経営する企業のことをいいます。
なるテックの経営目的は「日本の社会課題をテクノロジーで解決する」としており、IT技術をプロとした会社なんです!
なるテックのメンバーは会社員でありながらも、全員が地域おこし協力隊です!
社長も社員も地域おこし協力隊だなんて、とっても珍しいですよね!!
なるテックのメンバーは2022年1月から入社が始まり、毎月2~3名の新入社員を迎えてきました。
現在(5月時点)では、計14名が地域おこし協力隊として活動しています。
なるテックでは入社してから、以下の研修が始まります。
1~2か月目:基礎研修(マインドセット・スキル・コンディションについて学ぶ)
3~8か月目:専門研修(ITコンサル・システムエンジニア・Webデザイン・Webライターのいずれか一つの職種を学ぶ)
入社してからずっと研修ばかりじゃん!と思うかもしれませんね。
しかし実際は、研修をしながら地域おこし協力隊として活動をしています。
自分が選んだ職種のプロフェッショナルになるために、研修に励みながら、どう東成瀬村の課題に活かせるかを日々考えているのです。
また、ほぼ全員が東成瀬村役場の「各課」に所属し、それぞれの課の課題を解決するため「東成瀬村課題改善プロジェクト」を推進しています。
今回は、大きく2つの活動についてメンバーに伺いました。それでは5月の活動を一人ずつみてみましょう!
なるテックの経営
東成瀬村の持続的発展のために、人材採用活動を行った。
採用難のこの時代に、都市部より地方創生に関心がありポテンシャルの高い人材を採用することに成功し、村の人口増加に貢献した。(5月1日付けで従業員13名へ成長)
東成瀬村課題改善プロジェクト立ち上げ
今後、東成瀬村の持続的な発展を支援するため、ITのプロフェッショナルとして活動を行う。活動内容を選定するには何が重要度の高い課題なのかを洗い出し、優先順位付けすることが必要になるため、その俯瞰整理を実施した。
専門研修 ITコンサルタント
クライアントの問題を解決するため、ロジカルシンキング、マーケティング、リサーチ、財務会計など日々多くのことを学んでいます。特にロジカルシンキングの「物事を論理的に考える力」は今後必須となってくるので日常生活から意識するようにしています。また、財務会計について学び財務三表を読み取ることが出来るようになりました。
東成瀬村課題改善プロジェクトの推進
東成瀬村の課題を解決するため、現在抱えている問題について東成瀬村役場の各課の方々とヒアリングを行いました。村が抱えている潜在的な課題を知るだけでなく、今まで知らなかった村の魅力を再発見することもできました。また、プロジェクトを進めるためのプロセスや事前準備事項なども学ぶことができました。
専門研修 ITコンサルタント
クライアントの問題を解決するため、コンサルタントとして必要になるスキル(ロジカルシンキング、リサーチ、財務会計、ドキュメンテーションなど)を体系立てて学んでいます。コンサルの仕事はクライアントの課題を解決することであり、それをするためにはスキル一つ一つを独立したものと捉えるのではなく一連のものだと考える必要があることを学びました。
東成瀬村課題改善プロジェクトの推進
東成瀬村の課題を改善するため、これまで総務課・民生課・教育委員会の方々とお話をして、それぞれの感じている課題意識を洗い出しました。ヒアリングを通してみなさんの村をより良くしていきたいという思いをたくさん聞くことが出来ました。これからは具体的に取り組む課題の選定や解決策の立案、実行に進んでいきます。研修で学んでいることを活かしながら村への貢献が出来るよう努めていきます。
専門研修 システムエンジニア
東成瀬村の地域課題解決に活かすため、システム開発に必要な知識や技術について学びました。特に、Javaというプログラミング言語について学びました。Javaの基礎課題やクイズ課題など様々な課題を通して、少しずつではありますが、コードの書き方を身につけることができているなと実感しています。また、日々ディスカッションを行うことで、ITの専門用語についての知識を身につけることができました。
東成瀬村課題改善プロジェクトの推進
東成瀬村の地域課題解決に活かすため、民生課、総務課、教育委員会とのヒアリングを行いました。各課の課題やそれに対する担当者の思いや考えなどを聞くことで、現場のリアルな声を知ることができました。今後さらにヒアリングを通して優先度の決定やゴール設定を行い、東成瀬村の地域課題を解決できるよう頑張ります。
専門研修 システムエンジニア
東成瀬村の地域課題解決に役立てるために、専門研修で知識・技術を身に付けました。
プログラミング言語のjavaを学んでおり、プログラミングをはじめ、他にも目的達成のため課題を解決するための考え方や行動方針を学んでおります。解らないことはそのままにせず、講師の方や他の受講生の方などのコミュニティー内で活発に質疑応答をして知識の定着、技術の向上を図っております。
東成瀬村課題改善プロジェクトの推進
東成瀬村の課題解決のため、東成瀬村役場の環境課・建設課の方々と課題ヒアリングを行いました。協力をして意見を出し合うことで村内の実情と課題の全容が少しずつ明らかになり、確実に一歩ずつ前進出来ていると感じております。今後も役場の方と連携をしながら課題解決に向けて取り組んで行きたいです。
ひがなる隊公式HP作成
東成瀬村の地域おこし協力隊の活動報告のため、「メンバー紹介」「活動紹介」「地域おこし協力隊について」のページを作成し、閲覧者がひがなる隊について理解できるようになりました。また、活動紹介ページにより、誰ががどんな業務をしているかが明確になり、「地域おこし協力隊って一人一人何しているか分からない」という問題の解決につながりました。更に「東成瀬村について」というページの作成により、どんな村の地域おこし協力隊なのか、東成瀬村の魅力は何なのかを理解できるようにしました。
専門研修 ライター
今後東成瀬村の広報記事を執筆する際に役立てるため、なるテックの研修内容である専門研修で「ライター職」を選択し、SEO対策(Web検索した際に上位に記事を表示させるようにする)についてを学びました。記事の執筆の際に、読みたくなるようなタイトル作りやキーワードをどのように入れるか、読み手のターゲット設定、どんな内容を求めているかなどを考えながら執筆することを意識できるようになりました。東成瀬村のPR記事を執筆する際など、今後に活きてくる技術を得たと思います。
Wantedlyにおける記事作成
東成瀬村人口増加につなげるため、今月は「コンサルティングエントリー研修」の記事と「お花見」の記事を作成した。
なるテックへ入社する人数を増やすことができれば、地域おこし協力隊として移住者・定住者を増やすことができるため、村の人口増加への施策になると考えた。最近は、ライターチーム内で記事のアップを尽力している。記事のPV総数が直近三か月間で81%増加しているため、閲覧されだしていると言える。今月の求人応募数は8件で、先月とおよそ同じ数値であった。PV数をさらに増やし、なるテックを知ってもらう機会を増加させ、求人応募数につなげられるよう今後も頑張っていきたいと思う。
「食と芸能の大祭典」に参加
東成瀬村の特産品PRのために参加。2022年は秋田県だけでなく、東北6県が集結するイベントのため規模が大きい。他の県の方々やお客様に東成瀬村の魅力を知っていただくため、東成瀬村のPRを行い認知度を上げることができたと思う。更に、今後はひがなる隊サイトとwantedlyに「食と芸能の大祭典」の参加レポートを掲載予定である。地域おこし協力隊の活動をWebサイトに掲載することで、移住・定住者へのアピールも同時に行っていく。
基礎研修
相手の期待値を超える仕事を行うため、ソフトスキル、ハードスキルの習得をしました。基礎研修で、課題やアウトプットを行うことにより、実践に近い形で研修を受講することができたと思います。地域おこし協力隊としての活動にも活きており、今後クライアント様との仕事や、地域課題の解決を行う際の、社会人としての土台となるスキルを身に付けることができました。他にも7つの習慣を6人で読み合わせ、アウトプットを行うことにより、人として大切なマインドを学んびました。
「食と芸能の大祭典」に参加
地域おこし協力隊として、東成瀬村を知っていただくため、東北絆祭りへ参加し、秋田の特産品をPRを行いました。東北絆祭りは東北6県が集まるイベントということもあり、多くの来場者がブースに訪れてくれたので、東成瀬村についてたくさんの方に知って頂けたと思います。
他の自治体の出展を見て学んだことも多かったため、今後の広報活動にも活かしていきたいと思います。今回の、東北祭りに参加した様子はひがなる隊公式HPとwantedlyにも記事をアップする予定です。
専門研修 webデザイナー
東成瀬村の地域課題解決に活かすため、webデザインの研修を受けています。
現在は、illustratorの操作方法について学び、名刺やロゴの作成に取り組んでいます。日々技術や知識を学ぶことで、できることの幅が広がっていると感じます。課題を通して実際の仕事での成果物に対する責任を負うことの土台作りになります。広告としてより効果的な視覚効果は何かと考えながら、将来の東成瀬村の地域課題解決に繋げていきたいと考えています。
東成瀬村課題改善プロジェクト
東成瀬村の地域課題を解決するため、各課とのヒアリングを行い、何が足りており、足りていないのかといった認識のすり合わせをおこないました。また、住民から寄せらる課題に対して、なるテックとしてどう取り組むかと常に考えることで学びがありました。今後もより会議を通じてゴール設定などを行い、解決に向けて尽力できるように自身のスキルアップと知識のアップデートを行っていきたいと考えています。
基礎研修
スキル、マインド、コンディションの3つをバランスよく習得し、今後の事業に活かすため、「インプット、アウトプット」のサイクルを繰り返し、3つのスキルを取得しました。
特に情報発信、セキュリティ対策セミナーに参加することで議事録作成の技術が向上しました。東成瀬村や地域おこし協力隊の制度についても学びを深めることができ、自身の活動に対し当事者意識がより強まりました。健康意識や時間の使い方など、普段の生活の中で実践することができています。
あきたふるさと手作りCM大賞 制作
東成瀬村の認知度向上のため、「あきたふるさと手作りCM対象制作」に取り組んでいます。前年度までの東成瀬村の作品を視聴し、魅力を再発見することができました。また、他の地域の作品からは複数の着想を得て今年度の作品制作に落とし込めそうです。チームリーダーとしてタスクの洗い出しや担当の割り振りを通じて、メンバーとのコミュニケーションの重要性を再認識しました。基礎研修で培った前提確認や作業工程書の作成を活かす場になりました。来月から撮影、編集を行う予定のため、技術力も向上させたいです。
基礎研修
地域おこし協力隊として、課題解決遂行のための土台作り、マンパワーを高めるため基礎研修に励みました。
基礎研修を通して、地域おこし協力隊や東成瀬村について調べ、地域の方々とコミュニケーションをはかることで、東成瀬村に対して「当事者意識」が芽生えてきたのを感じます。また、地域おこし協力隊としての心構えや、スキル研修で「問題解決のプロセス」を学ぶことで、東成瀬村の地域課題解決に取り組むために私に必要な課題(スキルや知識など)がより具体的になったと思います。
地域課題解決ヒアリング_教育委員会
東成瀬村の抱える課題を抽出し、優先度、重要度を割り出すため地域課題ヒアリング会議に出席しました。
初参加のヒアリングでしたので、教育委員会の方々とお話しする機会ができたことがとても嬉しかったです。私自身の経験(住んでいた環境、知識)と東成瀬村の状況の相違点などから積極的な質問とヒアリングに徹することで、東成瀬村の抱える課題について相互理解と共通認識を深めることができたと思います。
基礎研修
東成瀬村の課題解決の力になれるよう、まずは自身のスキルアップを図るため基礎研修に励みました。
基礎研修を通して、東成瀬村のことや地域おこし協力隊のことについての理解を深めることができました。自分も東成瀬村の一員なんだという自覚が芽生え、今まで以上に、東成瀬村の課題解決の力になりたいという気持ちが強くなりました。また、基礎研修を進めていくうちに、自身の意識改革やできることが増えてきたと感じるので、今後参加していく地域課題ヒアリングにも十分に生かしていけるよう、もっともっとスキルアップしていきたいと思います。
CM大賞の作品制作
東成瀬村の魅力を外部の方に広く知ってもらうための活動として、CM大賞の作品制作に関わりました。
東成瀬村の特産品や子どもの教育方針、ダム建設のことなど、今まで知らなかったことを知るとても良い機会になりました。自身のスキルとしてはまだまだ足りない部分の方が多く、至らないとろもありますが、メンバーに選んでいただいた期待に応えるためにも、自分で調べたり、周りの方々の力を借りながら、最高のものを作っていけるよう精一杯尽力していきたいと思います。まだ着手したばかりですが、制作していくのが今から楽しみです。
基礎研修
今後地域おこし協力隊として活動するにあたり、前提として必要なスキル・知識の習得のため、基礎研修に励みました。
基礎研修を通じて、東成瀬村への理解が深まり、より一層東成瀬村の課題解決に貢献したいという気持ちが強くなりました。また基礎研修では、インプットしたことをスライドにまとめ、同期と相互レビューを行います。そのため、物事を簡潔にまとめ相手に伝える能力が身に付きました。今後「地域課題解決ヒアリング」を行う際に活きてくるスキルを得られたと思います。
少しでも、地域おこし協力隊がどんなことをしているか伝わりましたでしょうか?
東成瀬村のPRのため、村外へ向けた記事を作成したり、イベントへ参加しPRしたりと沢山のことに取り組んでいます。
また、東成瀬村の課題解決に携わるにあたり、私たちなるテックメンバーはプロフェッショナルでなくてはなりません。ITのプロになるため、たくさんの研修を行っているのです。(研修課題が終わらず、休日に行うなんてしばしば(笑)資格取得のために休日勉強なんてことも)
「東成瀬村課題改善プロジェクト」では、現在、東成瀬村役場の各課と課題の洗い出しをしている段階ではありますが、
今後、改善する課題を決め、なるテックとともに解決へ走り出す予定です。
我々なるテックのメンバーは東成瀬村に新たに加わり、村のことがまだまだ分からないことだらけです。
課題ヒアリングの際には「こんなことも課題なのか!」「こんな取組みもしているんだ!」など、担当課の方と話して初めてわかることもあり、学ばせていただくこともたくさんあります。
ですが、みんな「東成瀬村をこれから盛り上げていこう!」という気持ちはとても強く、何をこの村の為にできるのかと日々考えています。
これからも、自分たちの技術を磨き、村へ貢献し続け「地域おこし協力隊がきてくれてよかった」と村民の方におもっていただけるよう尽力します!!
それではまた、来月の活動紹介でお会いしましょう!お相手はもえっとでした♪