10月27日。この日、本校のマラソン大会を開きました。平成29年に本校が開校して以降、新型コロナウイルスの流行で中断に追い込まれた学校行事がある中で、マラソン大会は継続して開催できています。
1時間目が終わると、運動場に整列して開会式を行いました。
わたし(校長)からは、
「みんなの心の中にある『この子には勝ちたい』と思うのは第二のライバル。第一のライバルは自分自身。『歩きたい…』『しんどい。もうだめだ…』と思ったときに自分に勝てないと、第二のライバルには勝てない。」と話しました。
このあと体育委員長が挨拶し、最後に体育主任から諸注意。
開会式を終えると、1年生から順にスタートしていきました。これは2年生です。
コースは運動場を1周したあと、学校周辺を低学年は1周、中学年は2周、高学年は3周します。周回コースを走って運動場に入る手前では、保護者も大きな声援を送ってくださいました。
ゴール直前のデッドヒート。最後は直線勝負です。
他学年の子どもたちも、思わず身を乗り出して応援します。
先にゴールしたのはどっちだ?
低学年が終わると、次は中学年の出番。これは3年生ですね。
運動場から周回コースへと出ていきます。
続いて4年がスタート。
2周を走って帰ってきても、まだ勝負は分かりません。犬も人間の頑張りに見入っています。
「ゴールまであと少しだワン!」
中学年が終わると、いよいよ高学年。これは5年のスタート直後の様子です。
続いて6年がスタート。6年生にとっては、小学校最後のマラソン大会です。
本校のコースはフラットですが、それでも3周はなかなかハード。ゴールした子からは全力を出し切った表情が感じられました。
順位カードをもらった子が並んで待っていると、中には悔し涙を流す子もいました。
いい涙です。こういう子は伸びます。そのうちの何人かに、
「悔し涙はきっと君を成長させる。それでいいんだ。」と声を掛けました。これは慰めでも励ましでもありません。しいて言うなら賞賛。植物に「成長点(せいちょうてん)」があるように、人間として伸びるための「成長心(せいちょうしん)」(わたしの造語です)が備わっているからです。
記事が長くなりましたが、最後に大会後に撮った学年ごとの集合写真を1年からアップしておきます。
目標を達成できた子も、できなかった子も、本当によく頑張ったマラソン大会でした。
※本校の保護者の皆様には、後日、スタジオのカメラマンに撮っていただいた写真の注文についての案内文書を配付いたします。しばらくお待ちください。