5月10日。この日の全校朝礼は、各委員会の委員長が自分の所属する委員会の活動内容をオンラインで全校生に紹介しました。その様子を紹介する前に、本校の委員会組織について触れておきます。
まず、委員会とは何ぞやと言いますと、カリキュラム上は特別活動の中で児童会活動の一つとして位置付けられています。つまり、特別活動>児童会活動>委員会活動となっているわけです。児童会は学校の全児童、つまり1年から6年までの全員をもって組織することと定められており、その中の委員会活動については主として高学年の児童が担うとされているので、本校は4年から6年までの児童が委員会活動に参加しているわけです。
本校の委員会は、運営・図書・放送・保健体育・給食・環境栽培の六つ。順番にカメラの前に立って、活動内容を紹介しました。
終ったあと、「ご苦労さん。」と声を掛けつつ、
「紹介原稿(メモ)を用意していたところもあったけど、オンラインでも対面でも、全校生に呼びかけるときは『話す』ことを意識しよう。『読む』と『話す』では伝わり方が違うからね。」と声を掛けました。
この集会のあとで授業を見に行くと、ある学級で教員が「そんな声じゃみんなに聞こえないよ。もっと大きな声で!」と指導する場面がありました。集会後の声掛けにせよ授業での指導にせよ、ちょっとしたことです。その「ちょっとしたこと」は「基本的なこと」でもあるので、そういうところにもこだわって子どもと向き合っていこうと思います。