1月30日。4年教室に行くと、国語科で「本の紹介をしよう」という学習をしていました。モニターに学習の手順(見通し)が示されていて、
1 紹介する本を決めて読む。
2 紹介文を書く。
3 本を見せながら動画を撮る。
4 動画のQRコードを作る。
5 キャンバでポスターを作る。
6 ポスターにQRコードを入れる。
と進めていくことが分かりました。教室を見渡すと、本を読んでいる子もいれば、端末(chromebook)を使って紹介文を打ち始めている子もいます。
一昔前は(わたしも担任時代はそうでしたが)、1→2と進んで皆が書き終えたら、それを読み合う…程度のことしかしませんでしたが、今は動画を撮ったり、QRコードを作ったり、キャンバでポスターを作ったりすることもできます。
なお、キャンバ(Canva)はオーストラリアで開発されたデザインソフト。無料版はだれでも使えて、結構、いろんなことができるようです。わたしは使ったことがありませんが。
そんなわたしでも、QRコードぐらいは作れる(正確にいうと、作れる機能を使えるだけの話)ので、学校通信で使ったりもします。
なお、QRコードを開発したのは、日本の自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門。今では世界に広まり、開発チームは2014年に欧州特許庁が付与する「欧州発明家賞」を日本で初めて受賞しています。日本発というのは誇らしいことです。
もしかすると、本校の子どもたちの中からも、世の中を便利にする発明家が現れるかもしれません。この日も、そんなことを考えながら子どもたちの学習の様子を見ていました。