10月12日。この日、4年教室に行くと、国語科の教科書に載っている説明文「世界にほこる和紙」を使って学習していました。
この日の学習課題は「中心となる語や文を見つけて要約する」というもの。
「前に『要約』って習ったよね。どうすることだった?」という復習から入り、次に、
「『文』って何なの?」と問うと…、
・何かを説明するときに書くもの。
・自分の気持ちなんかを説明するときに書くもの。
・日記にかくもの。
・字が集まったもの。
(いろんな考えが出てきたな…。)と思っていると、いきなり担任から、
「じゃあ、後ろに校長先生がおられるので、聞いてみようか。」と指名を受けました。指名されると答えないわけにはいきません。
「文」というのは、文字の書き始めから丸(。)までのこと。文が集まったのが「文章」です。
「お~。」と拍手喝采を受け、何とか面目を保つことができました。
このあと、担任が丸(。)は句点ということを押さえ、「教材の『世界にほこる和紙』の第1段落にはいくつの文にがあるか。」と発問しました。文の定義を知った子どもたちはすぐさま数えます。
「三つ」と答えた子と「四つ」と答えた子がいたので、画面を見ながら「一つ、二つ…」を数えて、「四つ」であることをたしかめました。
ここでチャイム。次の時間は、実際に要約に入っていくと思います。