7月12日。早いもので、あと1週間もすれば夏休みを迎えます。この時期になると、どの学年も図書室で夏休みに読む本を借ります。本校の場合は一人2冊です。
4年生もこの日、国語の教科書を見ながら、本には「フィクション」と「ノンフィクション」の二つの種類があることを学習していました。
フィクションとノンフィクションの違いは、簡単に言えば「事実か、事実でないか」ということ。作者によって創作された物語などがフィクション、事実に基づいて書かれている説明文などがノンフィクションです。
休んでいる子はオンラインで参加。
4年生は、フィクションとノンフィクション、それぞれ1冊ずつ借りるという課題を与えられ、図書室に移動。入口には読書感想文コンクールの課題図書も紹介してあります。
入室すると、子どもたちは銘々に借りたい本を選んでいきました。
(どんな本を選ぶのかな…。)と思いながら見ていると、ひとりの子が、
「これって、ノンフィクションですよね。」と話しかけてきました。
「どれどれ、見せて。……ああ、これ、そうだね。ノンフィクションだね。」
と返すと、カウンターに持っていって、貸出の処理をしてもらっていました。
昔と比べると夏休みが短くなりましたが、それでも35日間の休みがあります。汗を拭きつつ、本に浸るのもいいと思います。