11月28日。早いものでもう少しで12月。朝晩はかなり冷え込むようになってきました。寒いときにはエアコンのスイッチを入れるようにしていますが、新型コロナウイルス感染対策として換気も同時に行わないといけないので厄介です。
さて、エアコンのないのが体育館。行事ならともかく、ふだんは動いて体を温めるしかありません。この日は4年生がダンスの練習をしていました。
グループごとに曲を選び、chromebookで動画を見ながら練習。学習活動にYouTube動画を使うのは「アリ」です。
動きは先生にも見てもらいます。
ダンスと言えば、かつては運動会における低学年の表現運動としてよく行われました。今は運動会とは関係なく、体育科のふだんの授業の中で取り上げられるようになってきています。
わたし(校長)が子どもの頃は、人前で踊ることは恥ずかしくてできませんでしたが、今は違います。テレビやインターネット上では、西欧的な音楽(リズム)に乗って踊る動画を見ることもできます。ダンス教室も各地にできました。昔はダンス教室と言えばフラダンスか社交ダンスでしたが、今はこの日子どもたちが踊っていたようなダンスを教えてくれるところが増えました。そんな環境で育った現代っ子には、人前で踊ることに対する恥ずかしさはないのでしょう。
ところで、1年ほど前、コロナ禍で運動会の表現運動をどうしようかと職員会議で考えていたときに、「ダンスの練習時間はそれほど取れない」ということになりました。
そこでわたしが、
「フォークダンスはどうかな?それほど練習時間もいらないし。」と言うと、職員から、
「フォ、フォークダンス?!…さすがにそれはありえないでしょ。」と一蹴され、一瞬で「ナシ」になりました。
【追記】
1年前、フォークダンスを例に小さいうちに大事なことを教え込むことの大切さを書いたことがあります。興味のある方はこちらをどうぞ。