5月12日。6年2組の教室に行くと、国語科で短歌を詠んでいました。
短歌は俳句とともに、日本を代表する短詩形文学。俳句が五七五の17音であるのに対し、短歌は五七五七七と、ほぼ倍の31音となっています。だから、作るとなると短歌のほうが難しそうに思えます。でも、俳句が季節の移ろいを吟ずるものであるのに対し、短歌は季節にとらわれることなく自分の心象風景を詠めばよいという気楽さがあります。コツは最初の五七五(上の句)で情景や状態を表現し、あとの七七に詠み手の発見や感動をもってくること。あとは、とにかくたくさん作って、その中に一つぐらいいいものがあればいい…というぐらいの気軽さで作ることです。
どんな作品ができてくるか楽しみです。