11月10日の午前7時。6年生は今日から広島方面へ一泊二日の修学旅行。東の空から昇ってきた朝日が運動場を照らし出してきたところで全員集合。バスに乗り込む前に出発式を行いました。
児童代表の挨拶の後、わたし(校長)は、「今回、皆さんはどんなことを考えて二日間を過ごしますか?心の中に二つ、思い浮かべてごらん。」と問いかけ、何人かに聞いてみました。
○原爆について学ぶ。
○被爆体験をされた人の話をよく聞く。
「それも大事だけれど、考えてほしいのは皆さんに大事な家族がいるから修学旅行に行かせてもらえるということ。旅行代だって安くはありません。昼の弁当も作ってもらったね。そういうことに対する感謝の気持ちをもって二日間を過ごそう。そして、悔いのないように学び、あとは思い出に残るように思う存分楽しもう!」と挨拶をしました。
このあと、引率者やカメラマン、添乗員の紹介、担任からの諸注意を聞いたあとでバスに乗り込み、家族の見送りを受けながら出発しました。
「行ってきま~す。」