昔の道具を使って

12月8日。3年生はこの日の総合「なら」科の時間に、昔の道具を使って大豆の脱穀体験をさせてもらいました。お世話してくださったのは福西さんと竹田さん、それに西井さんです。
まずは体育館の前で説明を聞きます。

単なる説明だけでなく、
「大豆の根に付いている菌の名前は何と言ったかな?」
「根粒菌!」
「そうそう。根粒菌。」
という復習的なやりとりも。根粒菌というのは、大豆やそら豆などのマメ科植物の根にくっつき、栄養を与え合って生きる菌のこと。こんな専門用語も福西さんは以前に教えてくださっていました。

説明が終わると、早速、脱穀を体験。

槌を使って鞘を叩いたり、

足踏み脱穀機で脱穀したりしました。

足踏み脱穀機は、足でペダルを踏むと歯のついたドラムが回転し、大豆の付いた鞘を一気に脱穀していきます。これは西井さんが持ってきてくださった80年ぐらい前のもので、今でも現役です。

3年は社会科で昔の道具についても学びます。まさに「総合的な学び」です。お世話してくださった皆様、ありがとうございました。

登録日: 2022年12月8日 /  更新日: 2022年12月8日