twenty-oneゲーム

12月19日。3年教室に行くと、何やらトーナメント表のようなものが書いてあります。

(何か勝ち抜き戦のようなゲームでもするのかな?)
と思って見ていると、21(twenty-one)ゲームだと分かりました。これは二人一組になって1~21までの数字を書き、交互に一つか二つ、もしくは三つの数字を順番に選んでいきます。そういして「21を選ぶと負け」となるゲームです。

勝った子は勝ち上がり、負けた子は負けた子同士で戦います。すると、何回かしているうちに、このゲームで勝てる「コツ」が分かってくる児童が出てきます。21を選ぶと、負けになるということは20で止めておく。そのためには……これ以上書くとネタバレになるので置いておきます。さらに言うと、5年で習う倍数の概念も入っているので、その意味では動機付けの学習ともなります。

復習や予習、定着を狙ったゲームを「学習ゲーム」と呼んでいます。授業にこういう要素を取り入れることによって、知らず知らずのうちに力が付いたり概念が理解されたりしていきます。

とにかく大いに盛り上がった算数の時間でした。

登録日: 2022年12月19日 /  更新日: 2022年12月19日