4月21日。この時期、1年生は生活科で「学校探検」を行います。1年生にとっては体験的な意味合いが強いですが、案内する2年生にとっては貴重な学習の場となります。
入学したての子どもたちをどうやって連れて行けばよいか、案内した先々でどのように説明すればよいか…といったことは、2年の子どもたちにとって貴重な学習経験となるからです。
担任から事前に、「3時間目に2年生が1年生を連れてきます。」と聞いていたので、校長室で仕事をしていると…来ました。
(何か聞いてくれるのかな?)と思いきや、ぐるっと校長室の中を通って外に出ていきました。(ん?説明はなし?)と思いながら廊下に出てみると、ドアの前で2年生が説明をしています。(なるほど。そういう流れか…。)と思いながらシャッターを押しました。
職員室のドアの前にも別のグループがいました。
2年の担任も、その様子を見守ります。
2年の子どもたちは1年前に上の子(現在の3年生)にしてもらったことを、この日、1年生に対してやったわけです。コロナ禍の中でも、このように自然な異学年交流を続けていきたいと思います。