4月18日。この日の午後、5年教室に行くと、子どもたちは自分のchromebookを開いて静かに動画を見ていました。
そーっと近寄ると、英語の動画を見ながらリスニング学習をしているところだと分かりました。
聞き取れなかったところは立ち戻って聞き直します。自分のペースで視聴するわけです。
見ている場面が違うので、イヤホンを付けながら聞き取っています。
視聴が終わると、教師から指示・送信されたフォーム(感想等を記入するシート)を使い、これまたchromebookで入力をします。
この時間の指示は、
「外国語(英語)の動画を見て、思ったこと、感じたことをまとめましょう。」
というものでした。
実はこの日の午前中に県の吉田教育長のところに用あって訪れた際、県立高校も本年度から新しい学習指導要領が実施されることに合わせて、個人所有のノートパソコンやキーボード付きタブレット等のモバイル端末(※スマートフォンは除く)を学校に持ってきて授業中に活用する「BYOD」(Bring Your Own Device:個人所有の情報端末を持ち込むという意)という授業形態を取り入れることになったと話されていました。
国が推し進めているGIGAスクール構想にせよ、奈良県の県立高校で始まったBYODにせよ、賛否両論あると思います。わたし(校長)もこういったデジタルデバイス(機器)を学校教育の中で際限なく使うことには賛同しかねます。
ただ、そういった機器を使うことによって教育効果(特に、「探究的な学び」や「協働的な学び」における効果)が保障されるのなら、使わない手はないと考えています。
詳しくは、当ホームページの検索機能を使って、試しに「デジタル」といったキーワードで検索してみてください。いくつか記事が出てきます。
ちなみに、わたしの考えるデジタルとの付き合い方の基本は「最適必要性」です。
またまた本論か脱線か分からない文章になってしましましたが、授業を見て率直に感じたのは、
(みんな集中して視聴しているなあ…。感心!)
ということでした。