5月23日。5年教室の前を通りかかると、国語の教科書に載っている「日常を十七音で ~言葉をよりすぐって俳句を作ろう~」というところを学習していました。本来はもう少し先に学習するところですが、少しだけ前倒しして取り組んでいるとのことでした。
これには理由があります。実は、本年度、都祁小学校の教育目標「自ら学ぶ意欲と豊かな心をもち、未来を切り拓くたくましい子どもの育成」の中にある「豊かな心」を育むことを第一のねらいとして、「豊かな自然や四季折々の情景を親子で俳句に詠む」活動(以下、「親子俳句」)を創設することになりました。翌日(5月24日)の全校朝礼で俳句についてわたし(校長)から講話を聞くことになっているのですが、いっそのこと事前に取り組ませたほうが効果的だろうと判断し、少し早めに取り組んでみたということでした。
教室に入るなり、一人の子が、
「校長先生、こんな句を作ってみました。」と作品を見せてくれました。翌日の講話に向けて、いっそう身が引き締まる思いがしました。