指で筆順を確認

10月18日。前週の木・金曜日は東京に出張(校長会の会議と研修大会に参加)し、週明けの月曜日は「見守り活動」を見届けてから奈良市教育センター(JR奈良駅の近く)と奈良県立教育研究所(こちらは田原本町)を梯子しながら会議に臨んでいたので、この日ある教室に行くと、「校長先生、久しぶり!」と声を掛けられました。ということで久しぶりにHPの記事を書いています。

この日のぞいたのは1年教室。国語の時間に漢字の「学」と「校」を習っていました。それぞれ8画と10画の字です。「一、二…」と習い始めた子どもたちも、もうこれぐらいの画数まで習うようになっていました。

漢字指導の定石は「指書き→なぞり書き→うつし書き」という流れを踏むこと。上の写真はその指書きの場面です。こうすることで子どもたちは筆順をイメージとして覚えていくし、教師は筆順を間違っている子どもを一目瞭然に見付けることができます。

なお、筆順は思っている以上に奥が深いので、校長通信「温故知新」でも、
・「上」という字はどこから書くか?№385
・「上」と「止」の一画目はなぜ違うか?№386
・教師が教科書に載っている以外の筆順で黒板に書いてもよいか?№387
といったことを取り上げたことがあります。興味がございましたら、それぞれの号(№)をクリックしてください。

とにかく、漢字の読み書きは生きていく上で必要な力の一つです。

登録日: 2022年10月18日 /  更新日: 2022年10月18日