9月5日。奈良県は先月(8月)31日に、文科省が調べた昨年(2021年)度の「学校保健統計調査」(速報)に関する県内の結果を公表したので、この日の奈良新聞がそれを取り上げて記事にしていました。わたし自身、デジタル機器(特にタブレットやスマホ等の端末)が普及してから、「視力が低下していないかな?」と気になったので記事を読むと、小学生の裸眼視力1.0未満の割合は奈良県が31.1%、全国は36.9%でした。この割合は「過去からの推移でも継続して下回っている」と書かれていたので、奈良県の子どもたちの視力は全国と比べて悪くはないと分かりました。
しかし、よくよく考えると、日本の小学生の約三分の一は裸眼視力が1.0未満だということです。1979年に調べたときには17.9%でしたから、その頃と比べて倍になっていることが分かります。
本校でも定期的に視力検査をしていて、この日も保健室の前を通りかかると2学期の視力検査をしていました。
タブレットやスマホ等の端末の使用が子どもの視力にどのような影響を与える(与えている)かは、全国的に危惧されています。わたし自身、こういった端末にを見る機会が増えているので、この問題を考えてみたいと思っています。