10月20日。この日、校区の針町に在住の福西さんが「先人の知恵と技」と題したミニチュアを持ってきて来てくださいました。10月9日まで都祁交流センターで行われていた「ふるさと美術展」に出品された作品です。本校の「郷土史料室」に置くことにしました。後ろの旗は、この部屋に常時展示している旧並松(なんまつ)・都祁・吐山・六郷(りくごう)の四小学校(本校の前身)の校旗です。
さて、作品には福西さんのメッセージを書いたプレートが取り付けられていています。
私たちは先人から多くのものを受継ぎました。知識・知恵・技術を次代に伝えることが私たちの責任です。
そのメッセージとともに昔の生活の様子がミニチュアで作られ、木の切り株(これも加工したり色を塗られたりしています)に据え付けられています。いったいどれほどの時間をかけて制作されたのでしょう。
世の中の進歩とともに先人が築いてきた「多くのもの」が失われていくとしたら、それは残念なことです。それを何とか食い止めようと、こういった形(方法)で表現された福西さんには敬服するばかりです。