10月3日。この日の2時間目に1,2年生が、3時間目に3,4年生が体育館と「ふれあいホール」を会場にして交通安全教室に参加しました。2,3時間目とも2学年ずつ参加しているので、片方は「ふれあいホール」で防犯に関する話を聞いたり交通安全に関するDVDを視聴したりし、もう片方が体育館で実習体験を行うようにしました。
警察庁が2017(平成29)年~2021(令和3)年に起きた交通事故を分析したところ、歩行中に起きた小学生の死者数と重傷者数を合わせると、この5年間で2522人にも上ります。その中でも最も多いのは小学1年生の627人。この数は学年が進むにつれて減少し、最も少ない小学6年生は170人となっています。ということは、歩行中の交通事故についていうと、小学1年生は6年生の約3.7倍も事故に遭っていることになります。
そこで2時間目に参加した1,2年生も、
• 横断歩道や信号機が近くにあるときは、そこまで行って横断すること
• 横断する前には、必ず立ち止まり、右左(みぎひだり)をよく見て、車が止まっているのを確認すること
• 横断歩道では、手をあげる、運転者に顔を向けるなどして横断することを示すこと
• 信号が青のときも、必ず右左を見て、車が止まっていることを確認してから横断すること
• 横断中も、右左を確認しながら歩くこと
を教わりました。
3時間目は3,4年生を対象に、自転車の点検の仕方や乗り方を教えていただきました。
自転車点検のポイントは、
• ブレーキ … 前輪・後輪ともちゃんときくか
• タイヤ … 空気圧は十分か
• ベル … スムーズにちゃんと鳴るようになっているか
• サドル … ぐらぐらしていないか、両足先が地面につく高さになっているか
• ハンドル … 曲がっていたり、ぐらぐらしていないか
• 反射材 … 汚れてないか、よく見えるか
• ライト … 点灯するか
です。
なお、天理警察署からは都祁小学校区で起きた交通事故のマップをいただきました。
これを見ると、事故は国道沿いで多く発生していることが分かります。気を付けたいと思います。