日時:2025年11月9日(日)
場所:出島メッセ長崎 会議室105
メイン会場(会議室103)のプログラムと並行して、以下3つのワークショップを開催いたします。
現地参加予定の方は下記詳細をご確認いただき、参加ご希望の場合は参加登録時にお申込みをお願いいたします。
※事前申し込み制です。当日参加はできません。
※午前の部・午後の部は両方お申込みいただけます。
※申込多数の場合は当日会場にて抽選をおこないます(先着ではございません)ので、ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ワークショップに申込された方は、大会要旨集を発送する際、「参加券」または「抽選券」を同封いたします。
≪WS午前A≫ 定員10名
『ChatGPTを利用した薬歴作成の有用性』(株式会社EMシステムズ)
―― 薬歴作成の“新しい相棒” ChatGPT ――
薬剤師業務の中でも薬歴作成は、患者様の安全管理に不可欠でありながら、多くの時間を要する作業です。ChatGPTを活用すれば、以下のようなメリットを実現できます。
1.記載時間の大幅短縮
音声を自動で文字起こしすることで適切な文章に自動生成。薬歴作成にかかる時間を削減し、対人業務や服薬指導により多くの時間を割けます。
2.文章品質の向上
医学・薬学用語を適切に用い、分かりやすくかつ記録要件を満たした文章を生成。記載のばらつきを減らし、誰が読んでも理解しやすい薬歴を作成できます。
3.教育・新人支援にも活用
新人薬剤師が書いた薬歴をChatGPTで補正・改善することで、文章作成スキルの早期向上にも寄与します。
※ChatGPTは、薬剤師の経験や判断を置き換えるものではありません。
あくまで薬歴作成を支援し、時間と労力を節約しながら、より安全で質の高い薬学管理を実現するツールです。
≪WS午後A≫ 定員20名
『未来の薬局~医療・未病のDX~』(株式会社ホッペオンライン薬局システム)
薬局現場と薬学教育をつなぐ、新しい学びのかたちを提案します。
ホッペは、認定薬剤師取得を支援するeラーニング、オンライン服薬指導の実践支援、セルフメディケーション推進のためのサプリ・口腔ケア製品の導入支援など、薬局DXを使った薬剤師の生涯学習と実務力向上を現場起点でサポートしています。教育機関との連携も可能です。
≪WS午後B≫ 定員18名
『体験しよう!服薬補助ゼリーのエビデンスに基づいた服薬支援』(株式会社龍角散)
薬は崩壊・溶出し、吸収され、製剤設計通りに効果を発揮することが重要となります。嚥下機能低下や心理的な要因で服薬困難を訴える方には薬剤師が適切な服薬支援法を指導し、服用期間中のフォローアップを行っています。しかし、服薬支援の手段によっては、薬の崩壊・溶出が遅延したり、消化管吸収に影響する場合があります。
本ワークショップでは、厚生労働省「高齢者医薬品適正使用指針(総論編)」で嚥下障害患者の服薬支援として掲載され、薬局アイテムの一つでもある服薬補助ゼリーの特性および適切な使用方法の基礎を知り、患者状態に応じた服薬支援の実践に繋げることを目的としています。服薬補助ゼリー使用における注意点も含め、各種エビデンスに基づいた対応ができるよう、実際に体験しながら学びましょう!