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YUTO HAYAKAWA / 早川 友都
椿/Camellia
[
Commuter bike
]
Steel
自転車とは乗れるようになってから乗れなくなるまで一生を共にするとても大切な道具だと思っています。その一生の中には成長や衰え、物の経年劣化など数多くの変化が起こります。だからこそ変化に対応でき、長い人生をこの一台で「生涯」を共に楽しむことのできる自転車を製作しました。
車体名として名付けた「椿」は私の大好きな花です。日本を代表とする花でもあり「気取らない優美さ」という花言葉がこの車体とマッチしていると思い名付けました。花が形を変えずに地面に落ちている風景はとても美しく自転車の錆と重なると私は思っています。なので塗装はせず錆もその車体の色としています。
自転車は多くのパーツが繋がることで完成します。設計ではあらかじめ決めていたパーツの寸法を計測しデータに落とし込むことで製作時に狂いのないようにしました。フレームだけでなくパーツ類にも車体のイメージが壊れないようにこだわりをもって選びました。
「ミキスト」と呼ばれるフレーム形状の自転車を製作しました。ミキストとはフランス語でunisexという意味があり、スポーツバイクにどうしても感じてしまう「性別の壁」を無くしたいと思いこの形状にしました。後ろのブレーキに使用しているワイヤーがミキストの特徴であるセンターパイプの真ん中を通っているのもポイントです。
パイプが3本集まる箇所(リアエンド)は、ティグ溶接で真ん中のパイプがつなげられるように工夫がしてあります。同じ素材で溶接をしているため磨くことで元々ついていたような形になります。センターパイプにはブレーキの関係で内側に曲げていますが、できるだけ自然に曲げているのもポイントです。
巻きステーという一枚の板をパイプに沿うようにつなぐ溶接をしました。曲げる曲線を合わせ、巻いている先端を綺麗に合わせることができました。塗装で隠れていない古典的な形状の中にもオリジナリティを出すラミネートしたラグや、パイプ数の多い車体なので一つ一つのつなぎ目や溶接を見ていただきたいです。
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