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今日の午後から、6年生が岬中学校の体験入学に参加しました。3つの小学校から集まった6年生。みんな、一様に期待に胸を膨らませる気持ちと少しの緊張を感じながら・・・そんなスタートでした。そこに生徒会の役員さん(深日小学校の卒業生もいました。)が、6年生たちの緊張をほぐすかのような、分かりやすい寸劇を取り入れた中学校での生活を紹介してくれました。
そして全体会のあと、深日小学校の子たちは、3~4人組に分かれて、国語、理科、家庭科、社会科、数学の授業に臨みました。みんな岬中学校の先生の授業を初めて受けて、また他校の子たちと一緒に受けて、どんな感想を持ったのでしょうか。聞いてみました。それぞれに「本の多さにびっくりしたけど、しっかりと考えていくことが大切だと思った。」「実験が楽しかったし、なぜそうなるのかも知りたいと思った。」「緊張したけど、何とか頑張った。」などの感想を教えてくれました。
そしてその後も希望したクラブに別れて、クラブ体験していた6年生たち。そこでも感想を聞いてみると、「深日小の先輩もいて、優しく教えてもらって嬉しかった。」「学校の勉強だけじゃないので、クラブに入るのが楽しみになりました。」と笑顔で伝えてくれました。
19名の6年生は、約4ヶ月後には中学校へ入学します。少しでも中学校の雰囲気を感じることで、楽しみと期待の気持ちを大きくして、次のステージに進んでほしい。そして残り僅かな小学校生活を、悔いのないようやり遂げてほしい、そう思えた中学校体験入学でした。
今日の2時間目は、4年生の教室をのぞいてみました。そこには、学期末の12月らしい光景が広がっていました。そうです。12月はまとめの月です。そしていろいろなテストが集中してくる月でもあります。
この日、4年生のみんなで学習内容を振り返っていた科目は理科でした。はじめに奥先生が「春、みんなが出会った生き物や植物が、秋になるとどんな様子になっていたのか思いでしてみましょう。」と話をしました。前の大型テレビで子どもたちの意見に沿った内容をリアルタイムで奥先生が検索をかけながら提示し、確認していきます。
メジロやバッタ、カエルなどの様子を出し合った後に、「今度は秋の植物を思いつくだけ思い出して教えてください。」と子どもたちに投げかけます。しばらく思い出す時間を取った後、勢いよくたくさんの手が挙がりました。「コスモス」「キンモクセイ」「パンジー」「彼岸花」「葛」「キキョウ」「ススキ」・・・出てくる出てくる秋の植物。さらに聞いていくと、「梨」「里芋」「栗」「かぼちゃ」などの果物、野菜も出てきてましたね。みんなよく覚えているので、この調子でテストにも臨んでもらえたら、と思えるほどでした。
そのテストの時間になると、みんな一心不乱に問題と向き合っていました。さすがです。もちろん、すべてのテスト問題の内容が、今日の振り返りに出てきた訳ではありません。自分で覚えておかなくてはならないことや、現象や結果から合理的な考えを導き出すことなどは、どんな時でも問われてきます。4年生には、これからも一つひとつのことを自分なりに乗り越えながら、着実に進んでいってほしいなとも思いました。
今日、子どもたちが登校してくる時間帯に雨が降り始めてしまい、8時を過ぎて登校してきた子たちは、みんな傘をさして歩いていました。
そんな中、6年生と3年生の二人の姿が見え、いつもなら通り抜けのところで傘をたたんですぐに教室に向かうのですが、何やら様子が違いました。事情を知っている先生に話を聞いてみると、3年生の子の傘が、学校へ来る途中に突風で壊れてしまったとのこと。そこに6年生が通りかかります。その6年生の手には、自分の置き傘にしようとしていたのか、それとも早く家を出た妹さんに渡そうとしていたのか詳しくは聞けなかったそうですが、傘を2本持っていました。迷わず6年生が、「これ使いよ。」と貸してくれたそうです。おかげで学校までの道のり、その3年生は、雨に濡れることなく歩くことができたそうです。しかも、その壊れた傘は、6年生がちゃんと持って来てくれていました。その話を聞いて、昨日の安全ボランティアの方々の話を思い出しました。
昨日の登校時、安全ボランティアの方々と情報交換していると、「上級生は、下の子にほんと優しいな〜。」とおしゃっていました。歩くスピードは個人差もありますが、概ね高学年になるにつれ速くなります。ですが、昨日は、6年生が下の学年の子の歩く速さに合わせて一緒に学校まで歩いてくれたというのです。安全ボランティアの方が、「おっちゃんがついて歩くから先に行きよ。」と声をかけても「これくらい大丈夫です。」と歩いてくれてそうです。安全ボランティアの方は、そのことがとても嬉しかったと伝えてくださいました。下の写真は、ちょうどその話をしているときのものです。
今日の話といい、昨日の話といい、聞いていてとても気持ちが暖かくなりますね。「上の学年の子が、下の子をみる。深日のええとこや。」とボランティアの方にも言ってもらえる深日小学校の子どもたちを、これからも周りの方々の協力を得ながら、大切に支えていきたいなと思いました。
今日の2時間目のはじめに、教室の後ろに並んでいる3年生に出会いました。「今からどこへ行くの?」と聞くと、「理科室です~。」と嬉しそうに答えてくれました。さらに聞いてみると、理科室で勉強するのは2回目だということでした。理科室という色々な実験・観察器具がたくさんある教室は、自分たちが、すこしお姉さん・お兄さんになった気分を味わえるところでもあるようです。
子どもたちが移動した理科室では、「電気を通すものを見つけよう」のめあてのもと実験学習が進められていました。1円玉・10円玉・割りばし・輪ゴム・アルミ缶・おはじき・・・などのものが準備されていました。その一つひとつについて電気を通すか通さないか、豆電球が付いた回路を使って確かめていく実験です。
ですがその前に、理科では必ず予想を理由付きで考えます。一人の子が、自分の生活をよく思い出しながら考えているな、と思える理由を発言していました。その子は「割りばし」は電気を通すと予想しました。理由を野間先生が聞いていくと、「すごい速さで動かせば通ると思う」とのことでした。すると先生が「火起こし、みたいな感じ?」と返すと、そうだという反応でした。その子は、自分の生活の中で「火起こし」を見たか、体験したかしていたのでしょう。火がパチパチおこってくる様子や明るい様子などをしっかりと覚えていて、それが電気となんらかの関係があるのではないかと思ったようです。実験結果としては、もちろん「割りばし」は電気を通しません。ですが、この子の思考していく過程が、正解を予想するということよりも、とても価値があるなと思いました。
私たちは、未知のものに出合ったとき、自分の知っている知識や体験、その他の情報を総動員して予想したり、仮設を立てたりします。その際、根気よくどこまで自分の記憶を呼び起こせるか、粘り強く深く考えることができるか。とてもエネルギーのいる作業だからこそ、それに向き合う姿勢を大切にしてほしい。そんな学習の展開をこれからも考えていきたいなと思いました。
今日の2時間目、2年生のみんなは教室で国語の学習に取組んでいました。
はじめに前回の国語で学習したカタカナを使った文づくりの成果をノートを見ながらみんなで振り返っていました。一番上の写真のように、文の中に複数のカタカナを使って作っています。カタカナは生活の中にたくさんある言葉です。それを1年生は、注意して読んだり書いたりすることで、しっかりと活用できるようになっていきます。
その振り返りの後は、「詩を味わって読もう」のめあてのもと、今日の学習内容に入っていきました。担任の矢田先生が「『うれしい』の反対言葉って何でしょう?」と問いかけます。すると子どもたちから「かなしい」や「こいしい」「やきもち」などとの意見が出ていました。基本的には「うれしくない」に近い気持ちを答えてくれたのでしょうね。聞いていて「面白いな~」と思いました。そこで、矢田先生が「教科書を開いて、ある詩を読んでみましょう。」と声掛けました。その詩を紹介します。
「うれしい」の
はんたいことば
「いしれう」
「うれしくない」
「かなしい」
みんな
せいかい
読んでみて、「『いしれう』って反対から読んでるやん。」という声も聞こえました。確かに反対言葉と言えば反対から読んでいる言葉・・・。改めて詩は自由な表現活動だなと思いました。自分の感じた、思った、考えた伝えたいことを、制約なく書ける。そんな詩をどうとらえたのでしょうか。授業の後半で、子どもたちは、クロームPCで導入されているデジタル図書(通称“YOMOKKA")で詩を検索し、好きな詩を選んで読み始めていました。これからの国語や図書の時間で、詩に触れることもあります。そんなとき自由な詩の世界を楽しめる、そんな学習ができたらとても素敵だなと思いました。
今日の5.6時間目、食育学習の一環で1年生が「朝食づくり」に挑戦しました。
はじめに教室で、食育担当の神田先生から朝食の大切さや食事はバランス(赤・黄・緑の三大栄養素)を考えて作ることなどを教わる1年生たち。好きなものばかり選んで食べていたら、健康な体を維持していくことがだんだん難しくなっていくという話を聞いて、朝食づくりに向けて子どもたちのモチベーションが、一層上がっていく感じがしました。
調理室へ移動した後、手をきれいに洗い、お待ちかねの「ピザトースト」作りがスタートしました。神田先生の話をよく聞きながら、食パンの上に手際よくケチャップ、ハム、ミックスベジタブル、チーズをのせていきます。最後にアルミホイルをお皿の形に整えてあとは焼くだけとなりました。トースターの前でジーっと見ている子どもたちの目の前で、じわじわ溶けていくチーズ。「早く食べたいな~」という声も当然聞こえてきます。しばらくして「チ~ン」とトースターからうれしい音が鳴り、ついにピザトーストの完成です。食べている子どもたちに、「一言お願いします」と感想を聞いていくと、「チーズがトロトロでおいしいです。」「何枚でも食べられる。」「のせるだけだから家でも作ってみたい。」と教えてくれました。
小学生になってからどんどん成長していく1年生。失敗しながらでもチャレンジしていくということは、これか出会ういろいろな壁を乗り越えるための力を付けていくことです。深日小学校の子どもたちには、様々な場面でそんなチャレンジをいっぱいしていってほしいなと思っています。
今日は、舞台表現の一環である学習発表会を実施しました。保護者の方や地域の方からの温かい眼差しと大きな拍手をもらって、子どもたちの表情はとても達成感に満ちていました。
◎1.2年生は、全員で一斉に歌ったり、台詞をはっきり言ったりしながら、長いストーリーを協力してやり遂げていました。1年生と2年生が絶妙なタイミングで役を入れ替わるので、場面転換も新鮮に感じる劇「おまえ うまそうだな」を、◎3年生は、国語で学習した内容を、自分たちの言葉で堂々と表現していました。そんな姿を見ていると、何だか今から春が待ち遠しくなってくる、そんな爽やかな気持ちにさせてくれる劇「春風をたどって」を、◎4年生は、画面を駆使して、見ている人たちをも巻き込んで盛り上げながら進めていく展開が特徴的でした。伝えたいことやみんなに知ってほしいことが私たちにはたくさんある、という思いがあふれていました。一人ひとりが自信を持ってその役割を果たして表現した劇「オール41ニュース」を、◎5年生は、難しいことでも自分たちが伝えたいことを高学年らしくストレートに表現してくれました。その伝えたいことに一貫して流れていたキーワードは「生きるよろこび」。ただアニメを見ているだけでは知りえなかった、作者の本当の想いを劇「やなせたかし~アンパンマンに込めた想い~」にのせて、 ◎6年生は、来週に控えている泉南郡小学校音楽会で演奏する合奏・合唱を力強く披露してくれました。その合間には、自分たちが4月から一緒に歩んできた仲間がいること、またその仲間と作ってきたクラスの中での一人ひとりの様子や役割を「未来へのミッション」と題して表現してくれました。
どの発表も、ものすごく見ごたえのあるものでした。保護者の方や地域の方には、「どの子たちもとても上手で元気をもらいました。」「涙が出ました。」などの感想をたくさんいただきました。子どもたちの真剣に取り組む姿には、誰しも勇気づけられたり、清々しい気持ちにさせてくれたりするということを、改めて感じることができた学習発表会となりました。
深日小学校では、学校教育活動を滞りなく行うために、教職員が毎日、子どもたちと関わりながら、その主な役割を担っています。ですが、その他にも大切な役割を担ってくれている方々がいます。学校の施設、設備を教育活動に支障がないよう維持していくための予算(どこにどれだけのお金が必要か)を学校と共有しながら検討し進めてくれるのが、岬町財政改革課と教育委員会学校教育課の方々です。
今日は、令和8年度の予算案作成のため3名が来校されました。学校からの説明を聞いた後、「この木にかかっているケーブルは、何の配線が入っているのですか?」「水道管に圧力弁を取り付けるためには、今のメーターの位置を移動させないといけないのですね。」などなど、実際に修繕した方がいいのか、それとも他の方法を探ることができるのか等について、有意義な意見交換をすることができました。
公立学校の年間予算については、各市町村の首長が予算案を議会へ提出し、その議決を経て決定されます。どこの市町村でも財源には限りがある中、その維持管理費等が本当に必要ならば、何とかならないかと一緒に知恵を出して考えてくださる方々の存在は、深日小学校にとって本当に心強い味方です。予算案を適正なものにしていくため、私たちも現状把握に努め、施設や設備を丁寧に取り扱っていくことを再度、学校全体で共有していかなければならない、そう改めて感じる時間となりました。
深日小学校のろうかや階段を通るときには、掲示されている子どもたちの自主学習ノートをいつでも見ることができます。
自主学習とは「あれ不思議だな」、「もっと知りたいな」、「どうなっているのかな」「この部分苦手だから一回やってみよう」「ここなら得意だからできるかも」・・・などなどのいろんな思いを大切にして、それをモチベーションに変えて主体的におこなう学習のことです。
一番上の写真は、単に外国のことを調べてまとめているのではありません。内容もよく調べられているのですが、「一緒に旅行しませんか」と読んでいる人に投げかけています。学習の中にも、読み手を意識したもエッセンスが取り入れられています。「こう考えると楽しいよ」というアイデアがとても光るノートになっていますね。二番目の写真は、自学ノートの取り組み方やまとめ方をはじめに整理して書いています。また「自学ノートが得意な人」として友達のいいところも見てけています。更にそれをもとに実践してみるとこんな感じです、と算数の内容を自分なりにまとめています。読んでいる人が参考にできる情報がたくさん詰まったノートになっています。
こうして見てみると、この取り組みのいいところは、みんなが切磋琢磨しながら、楽しく主体的に自主的に学習していく力が身についていくというところです。もちろん毎日する必要はありませんし、自分の得意なところや苦手なところ(漢字や計算など)をピックアップして自主学習することもとても大切です。それらの積み重ねが学ぶ力につながっていきます。
そんな中から出てきたこの自学ノート。深日小学校はこれからも、子どもたちの主体的な学習を支援していきたいと思います。
今日の1時間目、6年生が体育館で今週の金曜日に予定している学習発表会の練習に取り組んでしました。もうこの時期です。最終に近い練習風景となっていました。
6年生の出番は、プログラム順でいえば最後となります。宮脇先生は「やはり最後を任されたからには、中途半端なことはできません。本番まで、子どもたちと一緒に仕上げをしていきたいと思います。」と私に話してくれました。その言葉通り、一番上の写真は、「はじめに楽器を前に出す時間、2分にしたい。そして立って待っている人は動いてはダメ。もう一回いこう。楽器を戻して。」との激が飛んでいる場面です。楽器を準備するところから、立って待っているときから自分たちの表現活動は始まっている・・・そんな宮脇先生からのメッセージをしっかりと受け止め行動できる。私はその姿を見ていて、本当に立派だなと感じました。
6年生は、12月3日(水)にある泉南郡小学校音楽会に出場します。今回の学習発表会では、そこで演奏する合奏と合唱を披露することが目標の一つとなっています(詳しく書いている10月22日付けブログもよければご覧ください)。ですが、音楽を披露するだけで終わっては今の6年生らしくない。真剣な話の中にも笑いの要素も取り入れたストーリ展開で、見ている人たちを笑顔にしたい。更に、音楽でみんなを魅了したい。そんな思いが溢れています。盛り沢山な6年生の発表です。
さぁ、当日どんな舞台を見せてくれるのでしょうか。乞うご期待!
今日の2時間目、5年生は体重測定だったのですが、その後の残り時間、寸暇を惜しんで学習発表会の練習をするため、体育館に直行していました。また、給食後の深日小タイムでも体育館練習に取り組んでいました。
この劇の話は、アンパンマンの作者、やなせたかしさんの実話に基づくものです。その話で5年生になった自分たちが何に感銘を受け、何を周りの人たちに伝えたいと思ったのか、「生きるよろこび」とはどんなことか、自分たちの表現力を向上させながら、今まさに作り上げていってるところです。
5年生の体育館練習をこの日初めて参観しましたが、はっきりと自分の台詞を言ったり、その言葉を補うべく動作でも大きく表現したり、大きく声を出したりと高学年らしい、しっかりとした表現活動となっていますね。また、メリハリのある展開も、この劇をとても魅力的なものにしてくれているのではないかと思いました。今年の5年生の劇は、『命』や『生き方』をテーマにしています。なので強く主張をする場面もあれば、優しく伝えたい場面をやわらかく表現しているところもあります。子どもたちは、誠実に内容を学習し、丁寧にこの劇と向き合っているとも感じました。
これ以上はネタバレになってもいけないので、保護者のみなさま、地域のみなさまには、ぜひ本番を楽しみにしていただければと思います。そして、子どもたちと一緒に「生きるよろこび」を考えながら観ていただきたいなとも思っています。
今日の3時間目、体育館で昨日の1.2年生に引き続き、4年生が学習発表会の練習に取り組んでいました。
奥先生から、子どもたちが「グループで練習するとき、みんなは何に気をつけていますか?」と問いかけられていました。「一緒に練習している仲間に『もっと大きな声を出せよ』という言い方する?」と続けます。首を横に振る子どもたち。「何かあったら助け合える仲間なのですから、『もっと声を大きくした方が絶対いいよ。一緒にがんばろう!』という感じの声掛けがあればいいよね。」との話しがあり、今日の練習がスタートしました。
はじめは、一人ひとり自分の台詞を練習する時間でした。いくつかある自分の台詞の中から、声の大きさを確かめたり、はっきり言うにはどうしたらいいのかいろいろ試したり、わかりやすく伝えるために動作を取り入れたりして練習する姿がありました。真剣な中でも楽しんでいる4年生。その後のグループで練習するときも、奥先生の話を守ってお互いに助け合いの声掛けをしながら練習していましたね。素敵です。
そして、いよいよ舞台で通す時間です。それまでの練習の成果を確かめるように思いっきり表現していて、まさに「一生懸命」という言葉がぴったりくる感じでしたね。自分で試行錯誤しながら考え、友だちにアドバイスをもらいながら演じている。それが4年生の劇「オール4-1ニュース」。来週の学習発表会本番のため、歌声にも力を入れながら、これからもっともっと完成度を上げてくれる。そう期待してしまうような4年生の練習風景でした。
今日の4時間目、1,2年生が体育館で学習発表会の練習をしていました。今年度も1,2年生合同で一つの劇に挑戦します。
はじめに矢田先生から、「一通り最後まで通してみることで全体の流れをつかむこと」というめあてが子どもたちに伝えられ、練習がスタートしました。そのめあてにもあるように、それぞれの各場面での練習は、何回もしてきたのでしょうね、台詞も立ち位置も子どもたちの頭の中にしっかりと入っている様子がありました。始めから最後まで通せるくらい自信を持って、自分の役割を果たそうと頑張っていましたね。そんな真っすぐな姿勢がまぶしく感じました。
その中でも、中塩路先生から「校長先生、今日のこの歌の振り付けは、2年生が考えてくれたんです。それを1年生にも教えに来てくれました。だからみんな、この振り付けをとても気に入っています。」と教えてくれました。劇の中でみんなで歌う歌の振り付けには、そんな秘密もあったようです。
自分の頭で考えて、それをどんな形であれ表現していくということは、誰でもが得意なわけではありません。苦手とする子もいるでしょう。ですが、みんなで何か一つのものを作り上げていこうとする時、そこにお互いをカバーしようとする気持ち、「思いやり」の心というものが、どの子の中にも培われていきます。10月の運動会の時でもそう、この学習発表会でもそうです。周りの人を想う気持ち、子どもたちの心にたくさん培っていきたい、深日小学校はその機会を大切にしていきたいと思っています。
劇の内容に戻りますが、このお話は、勘違いから始まったことだけれど、最後はみんなの心を暖かくしてくれる、そんな魅力のあるお話です。さあ、1,2年生がどんなふうに演じきってくれるのか、完成が今から楽しみです。
今日の3時間目、English roomで6年生の英語の公開授業がありました。普段の英語の授業とは違い、教室の後ろに他の先生方や教育委員会の先生が参観しているので、子どもたちは少し緊張した面持ちでした。
この時間のめあて(Today's Goal)は、「英語でヒントクイズを聞き取ろう」です。授業の後半にあるヒントクイズに向けて、堂野先生やケイ先生と一緒に学習を進めていく子どもたち。授業以外で英語を普段からあまり耳にしない子もいるでしょう。聞こえていても単語が分かりにくい子もいるでしょう。大人でもそうです。そんな中でも必死に耳を傾け、聞き取ろうとしているこの子たちは、きっと中学校に進学しても、新しい環境になっても一生懸命前に進んでいける、そう思えました。
いよいよ後半のヒントクイズの時間です。真ん中の写真が、その時の様子です。大型テレビから流れる英語のヒントをもとに、何の動物のことを言っているのか聞き取っています。「I am on the ice. I am a bird. I can't fly. I am Black and White. Who am I ?」(私は氷の上にいます。私は鳥です。私は飛べません。私は黒色と白色です。私は誰でしょう。)というヒントが流れてきて、子どもたちは、一番下の写真にあるように線でつないでいきます。そしてみんな正解の「Penguin」(ペンギン)のところと結ぶことができていました。すごいな~と思ってみていると、ほかの問題でもジッと聞いて、迷いながらでしたが全問正解していましたね。さすがです。
リスニング力は、これからどんどん必要になってきます。今日のように、たとえすべての単語が聞き取れなくても、キーワード的な知っている単語を聞き取ることで、より正解に近づいていくことができます。上の問題で言えば、子どもたちから「Black and Whiteが聞こえた。」という発言がありました。それがキーワードとなって正解できた子も多かったようです。その聞き取れるキーワードの数をどんどん身につけていき、聞き取ることができる幅を増やしていくことが、これからの英語の学習の楽しみにつながっていくと思います。そして、いつか堂野先生のように英語ペラペラになって、外国の方と英語で会話を楽しむことができるようになれば、自分の世界がもっともっと広がっていくとも感じました。
今日の6時間目、3年生が体育館で学習発表会の練習をしていました。これからは、どの学年の子どもたちも体育館で、文化的表現活動の練習に入っていく時期です。
はじめに、野間先生が舞台下でみんなに何かを話しています。一番上の写真です。何を話しているのか聞きに行ってみると、「第一場面の時、一番前の赤色の幕の前でした方がいい?。それとも赤い幕を開けておいて、奥の緑の幕の前でする方がいい?。どっちがいいと思う?。」と子どもたちの意見を聞いていました。
あらかじめ、この場面はこうして、次の場面はこうする・・・という感じですべて教員側が決めて練習していく方法もあります。ですが、野間先生は「中学年になり、少ない人数だからこそ、舞台展開も一緒に決めて練習した方が、一体感も出て達成感も高くなるのではないかと考えています。」とのことでした。3年生は、深日小学校で一番少ない9人のクラス。一人ひとりの台詞や動作、歌での役割はあるけれど、それだけになるのはもったいない感じがします。自分たちの表現活動を主体的にとらえて劇を作り上げること、確かに大切なことの一つですね。
そして、最初の野間先生の質問に子どもたちは、「第一場面は、赤い幕の前でして、次の第二場面のお花畑の時に緑の幕の前でするがいい。」と返していました。上から二番目の写真がその第二場面の練習風景です。子どもたちは、すっかりお花畑をイメージしている様子がうかがえます。体育館練習、本当に今日が初めてでしょうか。これから練習が進んでいって、もっと上手に表現できるようになったときが楽しみです。
そして6時間目が終了間際の時間になっても、舞台に一列に並び、体育館の端にいる野間先生に向かって、自分の台詞をはっきりと、大きな声で届ける練習にも余念のない3年生たちでした。
今日の3時間目、大阪芸術大学のブラス・オーケストラのみなさまが深日小学校の子どもたちのために来校され、音楽鑑賞会(フレッシュコンサート)を実施してくださいました。この取組みは、プロの演奏団体が、大阪府内の学校をまわりながら、音楽のすばらしさを子どもたちに届けてくれるというものです。深日小学校が今年度初め、このコンサートに応募したところ、何と34校のしかない実施校に選ばれました。
10時30分、子どもたちが体育館に入っていくと、そこにはもうすでにリハーサルを終えた14名の演奏家の方々が準備万端の状態で待っていてくれていました。そして「ルパン三世のテーマ」から始まったフレッシュコンサート。ディズニーあり、アニメの曲あり、モンスターハンターでおなじみのゲームミュージックあり、ミュージカルの曲ありと、あっという間の45分間でした。途中、各学年1名が手作りマラカスで参加させていただくというところもあり、まさに体育館全体が心地よい音楽の世界に引き込まれている・・・そんな感じがしました。
また、楽器を一つひとつ丁寧に紹介していただく際も、アンサンブルの場合と違って、それぞれの音の特徴に合わせたみんながよく知っている曲のフレーズを奏でていただき、「かっこいい〜」と小声でつぶやく子もいました。そして何と言っても、演奏されているみなさんが、真剣な表情の中にも、音楽は楽しいものだということも、きちんと子どもたちに伝わるよう演奏いただけたこと、感謝しています。
子どもたちには、最後に「この演奏を聴いて、私もあんな風になりたい、あんなにかっこよく楽器を吹いてみたいと思った人がもしいれば、ぜひやってみてください。それが一生の仕事になるかもしれない。仕事でなくても一生続く自分の趣味になるかもしれない。本物との出会いにはそういう力があります。」と話をしました。私もそうですが、普段からプロフェッショナルな演奏を聴く機会があまりない子にとっては、とても貴重な経験となりました。大阪芸術大学のブラス・オーケストラのみなさま、本当に楽しい45分間でした。ありがとうございました。
今日は、岬町教育委員会の教育委員の方々が事務局の方と一緒に深日小学校に来校されました。教育委員会とは、幼児教育や学校教育、生涯教育、文化、スポーツなどの幅広い施策を展開する、首長から独立した行政委員会の一つです。現在、教育長と6名の教育委員の方々で構成され、岬町の基本的な教育方針や計画を策定し、推進してくださっています。
はじめに、地域安全センターにて20分ほど学校長より学校の概要を説明したあと、すべての教室を参観されました。また、ご寄付によりリニューアルすることができた図書室も見ていただき、改めて地域の方々の温かさを教育委員のみなさまと共有することもできました。地域安全センターに戻り、岬町のおいしい給食をいただきながら、意見交換を行いました。委員のみなさまからいただいたご意見を一部ですが紹介します。
「子どもと教師の信頼関係が、どの教室でもできているのがわかります。見ているこちらが、ほのぼのするくらい。授業もしっかり工夫されていますね。」「元気があっても聞く時の姿勢ができていると思います。教室が明るく感じられるよう工夫さてれている教室もあり、学校に来るのが楽しくなる。」「自学ノートも素晴らしいです。どうすればあんなノートになるのか聞きたいくらい。」「運動会でも感じましたが、やはり信頼関係がちゃんとできていると思います。ディベートも見ることができて、これから社会でも必要な力を付けていこうとしているのがわかりました。」「登校時でも高学年が低学年の手を引いて歩いているところを見る。子どもたちが安心して生活している感じがあり、先生方も安心して働けているのではないか。これからどんな学校になっていくのか楽しみ。」・・・。
子どもたちや先生方に直接聞いてもらいたかったな〜と思えるご意見ばかりでした。本当にありがたく感じています。もちろん、ご指摘いただいたところもあり、そこは真摯に受け止め、改善して行きたいと思います。本日いただいた貴重なご意見を、今後の学校教育活動に活かしていきたいと思います。
今日の3時間目、岬消防署の方々の協力を得て、家庭科室より出火したとの想定で、火災避難訓練を実施しました。
火災を想定しているので、訓練開始と同時に火災報知器が一斉に鳴りはじめます。子どもたちは、今までの避難訓練で学んできた通り、発言や作業などの活動をすべて止め、その後必ず入る非常放送を静かに待っています。その非常放送から「家庭科室から出火」「児童は避難開始」の指示があり、鼻や口をハンカチなどで押さえながら、教員の誘導に従って、運動場まで避難しました。
避難の様子を見ていると、みんな静かに、そして足早に運動場に集まることができていました。来てくださった消防士さんからも「素早く、安全に、確実に避難できていましたね。」と褒めていただきました。また、その後のお話での中で「火事の時の避難で一番怖いのは、火ではなく実は『煙』です。」と教えてきただき、さらに煙の中には体に悪いガスがいっぱいあることや、煙を吸わないようにして行動しなければいけないことなども改めて知ることができました。
消防車のことも丁寧にお話しいただき、子どもたちは興味津々で消防車を取り囲むようにして見学していました。ホースの重さや、鉄も切ることができるチェーンカッター、消防車が入れないような狭い道の場合に入って行けるホース搭載の手押し車など・・・様々な装備に驚きながらも、子どもたちは、消防士といういざとなったら私たちを守ってくれる存在に憧れの眼差しを送っていました。
火災や地震などの災害は、本当にいつ発生するかわかりません。深日小学校は、そんな場合でも子どもたちや教職員の生命を守ることができるよう、訓練を繰り返し実施し、常にその意識を高めていきたいと思います。
今日の6時間目、理科室では「振り子が一往復するときの時間を変化させるにはどの条件を変えたらよいか」について、5年生が実験学習に取組んでいました。
振り子の特性を調べる際、比べる条件として、「おもりの重さ」「振り子の長さ」「ふれはば」があります。この中のどの条件が、振り子の振れる速さに影響を与えているのか。今回の実験は、「ふれはば」に条件を限定して「10°」「20°」「30°」の角度から手を放し、振り子が10往復する時間を測定します。理科担当の和田先生が、「おこなう実験の条件を制限することを、条件制御といいます。今日はその視点(見方)をしっかりと意識して実験していきましょう。」と話してくれました。
その後、子どもたちは、振り子を操作する人、記録する人、時間をはかる人に分かれて、早速実験に取り掛かっていました。「10°からいくで。時間はかってよ~」、「今のタイマーのボタンが押せなかったから、ごめん。もう一回」などなど、きちんとコミュニケーションをとり合いながら手際よく実験を進めていく姿がありました。
理科の実験学習を行うとき、結果には誤差はつきものです。結果はもちろん重要ですが、そこから何が考えられるか・・・いわゆる「考察」していくことが何より大切です。一番下の写真は、その結果から0.5秒の誤差はあるけど、変化しているまでとは言えないという、つまり「変化なし」の考察がしっかりとできている場面です。なかなか科学的な思考が高まっていくのを感じます。このような科学的な思考をどんどん高める学習を、これからも継続していきたいと思います。
今日の2時間目、3年生が道徳の学習をしていました。3年生の道徳では、小学校学習指導要領に記載されている20項目ある内容を1年かけてすべて学んでいきます。今日の授業では、その中の1つにある【正直】の内容で「正直でいることのよさは何でしょう?」をテーマに学習をしていました。
はじめに担任の野間先生が「正直に話さないといけないことがあって、言ったほうがいいというのは頭では分かっているけれど、でもなかなか言い出せずに苦しい思いをしたことってありますか?」と聞くと、何人かの子たちから「ある〜」と返ってきました。続けて「人間だもの、そんなときもありますよね。」と野間先生。
教科書に書かれてある言葉や文章を理由に、登場人物の心情を推察したり、考えたり、議論したりする国語とは異なり、道徳の授業は、「主人公を自分とまず重ね、今の自分なら主人公の気持ちをこう考える」というふうに、主人公の気持ちや行動の理由について、自分を軸に考えることを大切にしています。だからこそ子どもたちは、普段の自分の考え方やその傾向に向き合う活動となります。それは、今まで生きてきた自分の人生を教科書にして考える学習とも言えます。
今日の教材に出てくる主人公も、あることを正直に言い出せず思い悩みます。その葛藤する場面で子どもたちは、「言わなければ分からないのでは?」「言った方がいいのか、言わない方がいいのか・・・どっちがいいのだろう」「ばれなくても、何かモヤモヤする」という自分の意見をそれぞれしっかりと発言していました。そして、最後に主人公が、正直に打ち明け、みんなに受け入れられるという話で終わると、「みんなおこらないの?」「やっぱり正直に言ってよかった」などの意見があり、どの子も、正直に伝えることでどんな気持ちになるか、またその姿を見ている周りにはどんな影響があるのかについて、自分の言葉で考え、発言することができていました。
今日の3時間目、体育館では1.2年生の合同体育が行なわれていました。はじめに、なわ跳びをみんなで一斉に頑張ったあと、お待ちかねのタグを使った活動に入っていきました。タグとは、オニごっこのように相手に直接タッチするのではなく、自分の腰につけた布など(タグ)を取る(取られる)ことで勝敗が決るというものです。
まずは二人組になり、離れないように握手をしながら、もう片方の手で相手のタグを狙うゲームです。一瞬で勝負が決まる場合もあれば、自分のタグを取られないことに集中しているペアは、お互いに取りきることができず・・・という場合もあり、なかなかスリル感満載の活動になっていました。
次は、チームに分かれての活動です。普通のチーム戦も体験したあとに、今日のメイン「王様おにごっこ」が中塩路先生から発表されました。相手チームの王様が誰なのか知らない状態からのスタート。誰かはわからないけど、王様を見つけ出して王様のタグを取ったら勝ち、というゲームです。でも、よーく見ていると王様しかしない行動が実はあります。さぁ、子どもたちは、自分のタグを守りながら、王様を見つけて勝利することができるのでしょうか。また、自分たちの王様も守ることができるでしょうか。
子どもたちのモチベーションは最高潮。そして、どんな作戦があるかをチームで考え、話し合っている様子が最高に素敵でした。実際に「王様おにごっこ」をしても、誰もチームの和を乱さず、助け合いながら、思いっきり楽しんで体を動かしていました。その中で聞こえてきたのが「さっきの試合は、いい勝負やったな〜。」という子どもたちの言葉でした。勝ち負けではない。いかに自分たちの頭で考え、体を動かし、楽しんだか。子どもたちはちゃんと知っていました。そんな成長した1.2年生の姿を見ることができ、うれしい時間となりました。
今日は、5年生が、車いす体験学習を行いました。この取組みは、深日地区福祉委員会のみなさま、岬町社会福祉協議会のみなさまの協力があり、実施できているものです。はじめに車いすの仕組みや乗り方、押し方、注意しないといけないところなどを丁寧に教えてもらい、最初の目的地のオークワまで5グループに分かれて出発しました。
歩道を進んでいる時のあるグループの会話です。「おっとっと。道が斜めになっている。あぶない、あぶない。」「しっかりハンドルもって押さないと・・・。」実際に車いすを押して外を歩いてみないと、わからないことがあります。この他にも、少しの段差でも車いすは思うように進んでいかないし、横断歩道を渡る時には、「なんかドキドキする~。」との声も聞かれました。たしかにそうですね。自分だけの時とは違い、車いすに座っている人と一緒の場合は、その責任の重さからドキドキを感じるのでしょうね。
また、オークワさんのご厚意で、オークワの店内で買い物体験もさせていただきました。欲しい品物を一人200円以内の予算で一つ選びます。この予算も福祉委員会からだしていただきました。子どもたちは、車いすに乗っていると棚の上まで見えにくかったり、手が届きにくかったりで、「周りの人にちゃんと頼ることも必要だと思いました。」と感想も話してくれて、しっかりと双方の立場で考えることができた体験となりました。
担任の木戸先生からは、子どもたちに「この体験学習を通して、車いすに乗る人がどんな気持ちで座っているのかも感じながら、人に寄り添い、行動するってどんなことかを考えられるいい機会となりましたね。」と話をしてくれました。私もそう思います。普段の生活の中では、中々学ぶことのできない貴重な体験でした。体験学習にご協力いただきました深日福祉委員会・岬町社協のみなさま、本当にありがとうございました。
今日は、「大阪880万人訓練」の日でした。この訓練は、南海トラフ巨大地震の発生を想定し、大阪府からの緊急速報メールの配信等を通じて、身を守る行動や災害時の備えについて確認 していくものです。
午前10時、大阪府に震度6強の地震が発生し、それに伴い大津波警報も発表されたとの想定で一斉に緊急速報メールが配信されました。深日小学校の各教室では、そのメール情報に合わせて、揺れが収まるまで机の下にもぐって身を守る訓練を行いました。写真は、メールが配信されてから、冷静に行動し、机の下でじっとしている子どもたちの様子です。黒板の内容を見ても、この直前まで普段通りの授業が進められていたことが分かりますが、この素早さです。子どもたちの訓練に対する意識の高さも伺えます。また、「もしも急に大きな揺れが来たらどうする?」と問われ、「すぐに机の下にかくれる。」と即答する子どもたち。頼もしいです。
防災に詳しい方の話を聞く度に、「普段、頭で理解していても、自分が予期していないときや防災意識が低下している時などに災害が発生すると、人々は往々にしてパニックになってしまいます。」とよく言われます。「いざというときには、頭で考えながらも、体も正しく反応して動けるよう、毎回の訓練や学習を真剣に行う」という目標のもと、深日小学校では、これからも避難訓練等を定期的に実施していきたいと思います。
今日の1時間目の始まる前に、3年生の教室をのぞいてみると、みんな一斉にお道具箱を出して中を整理していました。
月初めということもあり、担任の野間先生から、「いるもの、いらないものを自分で決めないと、どんどん物であふれてしまうよ。」「ハサミやのり、クレパス、色鉛筆など絶対に使う物は、場所を決めて置くようにしましょう。するといつもすぐに取り出せていいですよ。」との声掛けに、子どもたちのお道具箱は、見る見るうちにきれいに整理されていきます。それが終われば、次は、自分の本棚です。きちんと背表紙がこちらに向いて、何がどこにあるのかが分かりやすくなっています。気持ちがいいですね。
野間先生に話を聞いてみると、「きれいな状態、使いやすい状態、気持ちのいい状態がどんなものかを、まず子どもたちに知ってもらうことが大切だと思っています。なので、はじめのうちは、みんな一緒に【いい状態】をしっかりと確認しています。」とのことでした。なるほどです。また、整理するときの効果的なアイテムで、よく使われているのが、『ファイル』です。一番下の写真は、テストファイルとして使っているものですが、右側にテストを綴り、左側には何を綴っているのかを書いて、リストにしています。そして、そのファイルごとお家の人に見てもらいサインをもらう仕組みです。システム化されていて、どの順番に何のテストが綴らていてるか一目瞭然です。
(ちなみに今日、テストが4枚返ってきていました。「私、理科で100点取ったの初めて!。」と嬉しそうに話してくれた子もいました。)
私たちは、毎日の生活の中で、持ち物やプリントなどの紙類などがどうしても煩雑になってしまうことがあります。ですが、そんなときには今日のような整理整頓の知識や技を使うチャンスでもあります。子どもたちには、そのチャンスを上手に使い、気持ちよく生活できるよう、これからも支援していきたいと思います。
今日の2時間目、2年生の教室では、国語で「紙コップ花火の作り方」「おもちゃの作り方をせつめいしよう」の単元学習をしていました。矢田先生が、「教科書にあるこのような文章をなんて言いましたか?」と質問すると、10月28日付ブログの1年生と同じようにすっと手が挙がり、「説明文です。」と答える2年生。バッチリ知識として身についていますね。さすがです。
教科書を読んでいくと、まず「せつめいのじゅんじょを考えよう。」とあります。子どもたちのワークシートには、前の国語の時間、自分で考えた順序で、おもちゃの作り方を説明する文章がもうすでに書かれてありました。そして、そのシートをよく見てみると、消しゴムでいっぱい消した後も残っていました。子どもたちが試行錯誤しながら書いたのだろういうことが容易に想像できます。努力の跡がよく分かるワークシートです。今日のこの時間は、矢田先生と子どもたちが、書いた内容を一つひとつ確認しながら、清書していく活動でしたが、子どもたちはみんな、自信をもって自分の文章を書き進めていました。それだけ考えてきたという証拠ですね。
この単元学習の先には、自分たちが実際に作ったおもちゃを使って、2年生が深日保育所の子たちと交流するという計画があります。それに向けて、学んだことを実践に生かすべく、一生懸命に取組む姿が、とても頼もしく感じました。
深日小学校の2年生ならきっと、保育所の子どもたちと楽しく遊べるおもちゃを、手順通り、上手に作ってくれることと思います。
昨日と今日の2日間、深日小学校では、児童会委員会の子たちが朝、校門のところに立ってくれて、「赤い羽根共同募金」の活動をしてくれました。この募金について、月曜日の児童集会でも児童会の子たちが、全校に向けて説明とお願いをしてくれていました。その甲斐もあり、みんながたくさんの温かい気持ちを届けてくれていました。
朝、校門では、「おはようございます!」という元気な声と一緒に「赤い羽根共同募金にご協力お願いします。」と声掛けしながら、児童会の子たちと募金活動に協力してくれる子たちが出迎えてくれました。
「募金持ってきたよ~。」と言いながら、ランドセルから嬉しそうに出して来る子やポケットに募金袋を忍ばせて、さっと箱に入れてくれる子、「おこずかいから持ってきた。」と誇らしげに見せてくれる子など、募金袋の出し方はそれぞれ違いますが、気持ちはきっとみんな同じ。「誰かのためになれば」、そう思ってくれる深日小学校の子どもたち。また、様々な活動の中で、そっと子どもたちの背中を押してくれている保護者のみなさまの存在もありがたく感じます。本当にありがとうございます。
赤い羽根共同募金は、岬町社会福祉協議会を経て、誰もが安心して自分の町で暮らしていけるよう、地域福祉のために使われると聞いています。この赤い羽根共同募金を通して感じることができた深日小学校一人ひとりの善意が、これからもっともっと広がっていけば、今まで以上に素敵な町になる。そう思えた2日間の募金活動でした。
深日小学校では、児童集会がある月曜日は除いて毎朝、1〜6年生の合同のたてわり班で掃除をしています。必然的に5.6年生がリーダーとなり、下の学年の子と一緒に学校中をきれいにしてくれています。
写真は今朝のたてわり掃除の様子です。教室では、班のみんなで机を運び終えようとしているところです。ふと教室の前の廊下を見ると、小さな紙が貼られていました。何だろう?と思って見てみると「すみっこそうじしよう」とかわいい絵付きで書かれていました。「貼った子、素敵だな〜」と思っていると、それをしっかり実践している姿を発見!。何と長い廊下のずっと向こうの方から、丁寧に雑巾で拭いて来るではありませんか!。教室掃除の子も、廊下掃除の子も、トイレ掃除の子も、他の様々な場所を掃除してくれている子も全員、深日小学校が誇りとしている子どもたちです。「深日小プライド」と言ってもいいのではないでしょうか。
掃除の時間、どこの場所を回ってみても、いつも誠実に丁寧に取り組んでいる子どもたちを見ることができます。私たち教職員は、毎日そんな姿を見ているので、それが当たり前のように感じてしまいますが、学習に向かう態度と同様に、この掃除の姿も、もっともっと評価されてもいいことだと思っています。それくらい一生懸命です。
掃除をすることは、環境をきれいに保つことの他に、お互いが気持ちよく生活することにつながります。さらに掃除の後の気持ちのよさや爽やかさも、子どもたちには感じ取ってくれれば、尚いいなとも思いました。
今日の2時間目前の休み時間、2階の廊下を歩いていると、1年生の「校長先生~これ見て~!」と元気な声が聞こえた後、嬉しそうに画用紙を見せに来てくれました。一番上の写真です。秋見つけの活動の一環で作成した「あき」から始まる見事なウェビング図でした。1年生の観察力と連想力の豊かさを感じました。折角なので、2時間目は、1年生の教室にお邪魔して、国語の学習を参観しすることにしました。
新出漢字の学習も上から2番目の写真のように、みんなはしっかり「空書き」をしたり、「なぞり書き」をしたりしながら漢字スキルに書いていました。中塩路先生が「みんな下敷きひいてる?」と問うと、みんな一斉に「ひいてる~」と返し、「ちゃんと床に足の裏がついてる?」との声掛けにも「ついてる~」と全員が答え、その温かい雰囲気に癒されました。
そしていよいよ教科書にある「じどう車くらべ」の単元学習に入っていく1年生たち。中塩路先生が、「これまでに勉強してきたことを聞きますよ。この文章は、物語文ですか?それとも説明文ですか?」と質問します。すぐに「説明文です。」と答えられる1年生にビックリ。さらに、「説明文には、必ずあるものが2つあります。それは何と何でしょう?」との質問にも、「問いと答えです。」とすぐに返ってきて、さらにビックリ。
確かに「問いと答え」は、説明文の構造を理解する基本的な知識ですが、1年生でも知っているとは、学習内容がしっかりと身についている証拠ですね。素晴らしいです。その後も、文章の中の「問いと答え」を意識しながら、みんな一緒に内容をまとめていくことができていました。これからも、どんどん学習を積み重ねていってほしいと思います。
理科の学習の一環として、春先にヘチマを植えるために学級園の草取りをしていた4年生。そのことについて書いたブログの日付は、4月25日とありました。それから、厳しかった夏を越え、秋を迎えたこの時期に、カラカラに乾燥させたヘチマから採種する時期になりました。さらに、せっかく実ったヘチマなので何かに活用しようと、子どもたちが通り抜けのところでワイワイ作業をしていました。
ヘチマは、地域によって食用で活用するところもあるようですが、岬町では料理の材料としてあまり馴染みがないので、今回はタワシ作りに挑戦です。
はじめに茶色くなったヘチマを水に浸けて皮を取っていきます。取ると同時に種も中からいっぱい出てくるのですが、とりあえず取っていきます。意外とすぐに見慣れたヘチマタワシの形になっていました。「パリパリ取れていくけど、どうして水にぬらしただけで、こんなに皮が取れていくの?」と疑問を持ちながらも喜んでむいていく子や「種は、このタワシのどこに隠れているのかな?」と不思議そうに中を観察している子など、子どもたち一人ひとりが、様々な興味関心を示してくれました。
子どもたちは、ただの作業として行うのではなく、その過程で気づく、今の自分の知らないことや疑問に思ったことを、ちゃんと声に出していました。「なぜ?」「これどうなってるの?」という「気づきのアンテナ」を普段からのばし、自分たちの「?」について向き合っていくことが、しっかりと身についている4年生の姿を見ることができました。ヘチマタワシが出来上がったときは、また有効活用していきましょう。
今日の5時間目は、5年生が社会科で「工業の盛んな地域とその特徴を見つけよう」の目標のもと、単元学習をしていました。
はじめに木戸先生が「資料を見てみると、なぜ工場の多くは海沿いに集まっているのでしょう?」と問いかけました。すると子どもたちは、まず今まで学んできた工場のについての知識を思い出していくとともに、工場にはどんなことが必要なのかを考えていきます。工場で物を作るには「材料」が、作ったものを大量に運搬するには「船」が必要なこと、つまり物を運び入れたり出したりすることに利点のある場所・・・海沿いが適している、ということにつながります。その延長で、日本では高速道路も各地に整備されており、内陸部にも工業地域が広がっていることもわかります。
5年生の社会科の学習では、理科の実験のように目の前で確認できる内容は、あまり多くありません。全国規模の内容(国土や気候、食糧生産、工業生産など)の割合が多く、どうしても資料集やクロームPCなどを駆使して調べ、そこから何が考えられるかを学習をしています。そんな中でも木戸先生は、映像(NHK ONEなど)をよく用意していて、「子どもたちにとってより分かりやすくるよう、また学習意欲にもつながるようにしています。」と話してくれました。
授業のまとめには、キーワードを押さえ、しっかりと知識として蓄積していくことも大切にしながら、私たちが住んでいるこの日本を知り、自分たちの生活にどう生かしていけるのかを、これからも考えていけるようになってくれればうれしいなと思いました。
今日は、秋の遠足で6年生が、大阪市のオリックス劇場で劇団四季のミュージカル「王子と少年」を鑑賞し、その後、大阪市立科学館で近代科学の不思議さ、面白さに触れてきました。劇団四季のミュージカルは、府内の小学校6年生が招待されているのですが、毎年行けるとは限りません。ですが幸運なことに深日小学校は、このところ毎年招待されています。
観劇の第一印象は、やはりプロフェッショナルの表現力は「すごい!」の一言につきます。さらにあの有名な劇団四季ということもあり、2時間弱の時間もあっという間に感じました。台詞の言い方や歌い方、表情、動作、間の取り方などなど、深日小学校で予定している学習発表会への意識づけには最高のタイミングとなりました。残念ながら演者の方々が、写真に写るのはNGということなので、開演前の座席に座ってリラックスしている子どもたち様子を収めるに留めました。
感動のフィナーレを体感した子どもたちは、オリックス劇場を出て、第2の目的地である大阪市立科学館に向かいました。到着後、お待ちかねのお弁当、おやつタイムを楽しんだ後、近代科学を学びにいざ館内へ。そこには、重力の不思議、銀河系・太陽系の広大さなどなどの宇宙に関することや鉱物の種類や特徴、岩塩、金属からできる身の回りのものなどなどの地球の内部に関すること、体験コーナー・・・その他にも多くの学べるところがいっぱいでした。子どもたちは、時間いっぱい学び、楽しんだ後、予定通り帰校することができました。帰りのバスでは、みんなで歌もたくさん歌っていましたね。
今日、学んだ劇のことや科学のこと、そして友達と思いっきり楽しんだことをぜひこれからに生かしてほしいと思います。とりあえず、来月の学習発表会を楽しみにしたいと思います。
今日の2時間目、6年生が音楽室に行こうとしていたので、一緒について行ってみました。音楽室に入ると、音楽担当の赤藤先生がみんなが来るのを今か今かと待ってくれていました。
はじめに、赤藤先生が「運動会でのみんなの演技、本当にかっこよかったな~。」としみじみ話してくれました。「うん、うん。」と、うなずく子どもたち。でも次の瞬間「さぁ!みんなの次の目標は、学習発表会と郡小学校音楽会になりますね!」と笑顔で子どもたちを音楽の世界へ誘ってくれていました。
今年の6年生は、泉南郡の小学校音楽会に出場します。そこで披露する歌と合奏を学習発表会でも取り入れながら進めていく予定です。なので早速、歌の練習から始まりました。曲は“YOASOBI”の「ツバメ」です。前奏が流れてくると自然と歌い出す子たちの多いこと。みんな大好きな曲です。
後半は、合奏の練習でした。曲は「映画 Mission Impossible(ミッション・インポッシブル)のテーマ曲」です。あの何とも言えない緊張感を掻き立てる始まりで有名な曲ですね。担当楽器については、もう既に決まっているようで、子どもたちは担当の楽器ごとに分かれてすぐに練習を始めていました。写真はその時のものです。少し分かりにくいのですが、リコーダーの奥側にはコンガとタンバリンが、さらにこれらの写真の楽器の他にも、鉄琴、鍵盤ハーモニカ、ベース、オルガンがありました。
時には一人ひとりで黙々と、時には同じ楽器同士で練習の成果を確かめ合い、時には楽譜を見ながら言葉で伝え合う・・・。みんなそれぞれが、今できる練習をしっかりと行っている様子があり、全員で合わせたアンサンブルを早く聴いてみたいという気持ちが強くなりました。ですが、今は個人練習の真っ最中。もうしばらくの間、静かに見守りたいと思います。
今日の5.6時間目、1年生は「運動会、自分が輝いた瞬間!」をテーマに絵を描く図工の時間でした。
まずは中塩路先生から「自分が輝いた瞬間だから、自分を描きます。人を描くときは、まず顔の鼻から描いていきます。先生の真似をして描いてみてください。」「次は目です。」「つぎは眉毛。」・・・という風に、一緒に練習していきます。同じ見本を見て描いていても、絵には個性が出てきます。形や大きさ、線の太さ、濃さなど、オリジナリティがあふれて出てきます。それがまた図工の学習のいいところです。一通り、人を描く練習をした後、「この後、画用紙に描いていきます。でもその前に、みんながもっと上手になるため、ある人たちの絵の作品を見に行きましょう!」と中塩路先生。
実は、泉南郡の各小学校の図工巡回展の作品が、今、深日小学校に来ています。廊下に展示されている作品を見て、子どもたちから「この絵すご~い。」との声。「どんなところがすごいと思った?」と問いかけてみました。すると「鏡に映っているみたいにきれい。」と返してくれました。「〜みたいに・・・」という感想が言える1年生、素晴らしいなと思いました。その作品は、熊取町の6年生が描いた絵でしたが、子どもたちは自分が「すごい」「きれい」と思った作品に触れることで、これから描く絵へのモチベーションにもつながります。
そして教室に戻り、いざ画用紙に描き始める1年生。練習で描いていたときとは違い、集中して画用紙に向かっている様子がありました。この作品の完成はまだ先ですが、子どもたちはきっと、自分が運動会で「輝いた瞬間」を自分らしく表現して描いてくれることでしょう。その時まで楽しみに待ちたいと思います。
朝から空には雲が広がっていました。各社の「午前中は雨量なし」の天気予報に勇気をもらい望んだ今年度の運動会。まさかの開始15分前の突然の雨。一旦、子どもたちは体育館に避難し、雨雲レーダーとにらめっこの時間が流れましたが、次第に雨も落ち着きはじめ、予定通りの時間に開始することができました。
開会式では、子どもたちに「みんなは既に準備ができている。」という話をしました。2学期が始まってからずっと、練習で見せてくれた真剣に、粘り強く取り組む姿勢が、きっと今日のみんなを助けてくれる、そう思いながら話をしました。
途中、もう一度雨で中断となり、団体演技(ダンス)の順番を繰り上げての再開となりましたが、どの競技や演技をとってみても、子どもたちは何一つ変わらず、自分たちの力を十二分に出し切ってくれました。これこそ卒業していった先輩たちが代々大切にしてきた「深日小魂」だと感じました。どんな小さなことでも大切に、丁寧にやってきたからこそ溢れ出る自信。その姿に感動を覚えたのは、決して私だけはなかったはずです。
また、伝統文化継承につながる盆踊りも無事に行うことができました。深日地区盆踊り保存会の方々の音頭と卒業生の波元さんの太鼓に合わせて約5分間、保護者の方々もたくさん運動場に出ていただき、地域の方も子どもたちも一緒に踊ることができました。
閉会式には、やっと晴れ間も見えてホッとしながらでしたが、私から子どもたちに「準備ができている者は、いつその順番が回ってきても、自分の力を発揮することができる・・・そのことをみんなはこの運動会で証明してくれました。」と話をしました。本当にその通りのことをやり遂げてくれたと思っています。こんな素敵な子どもたちは、このあと一息ついて、また次の目標に向かって進んでいきます。今後もぜひご期待ください。
保護者のみなさま、地域のみなさま、雨が降ったりやんだりの時間もありましたが、「きっと通り雨やから大丈夫や。」「9:30からは太陽出てくるよ。」「自然のことや、仕方ないことやで。」などなど、温かな言葉のたくさんかけていただきました。私たち教職員も、みなさまに支えられていると感じた一日でもありました。本当にありがとうございました
今日の5時間目、4.5.6年生の子どもたちは、特別委員会として明日の運動会の準備に取り掛かりました。テントやイス、長机の移動から始まり、運動場のライン引き、土のうの設置、大玉などの道具の確認、遊具の使用禁止等の張り紙の設置などなど・・・。短い時間でも効率的にテキパキ動いてくれていました。ありがとうございます。
また同時に、前に立って話をしたり、体操したり、校歌の指揮をしたり、放送原稿を読み上げたり、各競技に合わせて準備物を出したりと当日の自分たちの役割の練習もバッチリすることができていましたね。さすがです。
2学期が始まってから今日まで、1~6年生の子どもたちは、明日の本番で保護者の方や地域の方に自分たちの成長した姿を見てもらいたくて、一生懸命練習に励んできました。そんな様子をずっと見てきた私たち教職員は、明日の運動会が子どもたちにとって、本当にいい運動会になって欲しいと心から思っています。
自分たちの力を信じてがんばれ! 深日小学校の子どもたち!!
今日の3時間目、4年生の教室では、「話し合い」活動を取り入れた国語の授業が行われていました。文字道理、「話し合い」活動なので、司会・記録・時計の3つの役割を持った子どもたちが、前で「みんなが納得できる話し合いをしよう」のめあてのもと進めてくれていました。
議題は「牛乳パックを持ってきてくれたお礼を何にするか。」です。昨日の国語の時間にも話し合っていたようで、すでに4つの案が出ている中からの再スタートでした。4年生が、社会科でリサイクルの仕組みや大切さを学習している一環として、学校全体に牛乳パックリサイクルを呼びかけていることから、この議題になったようです。
進行を担当する司会は、出された意見が話し合いの主旨に合っているかを判断したり、内容をわかりやすく整理をしたりと奮闘していました。記録は、出てきた意見をもれなく黒板に書いたり、時には矢印を使って文と文をつなげたりと工夫していました。時計は、無限に話し合える訳ではないので、時間の配分と管理をしながら司会と協力して進めていました。
そして何より、意見を出す立場、フロアーの子どもたち。積極的に意見を出していく子、その意見を聞いて考えている子、また疑問に思っていることを発言して解決していく子などなど、意見が途切れることなく手が挙がります。みんな自分の思いを伝えることで、内容がも成熟していきます。でも意見が広がりすぎて、近くの席同士でクールダウンしながらもう一度意見を整理し直す場面も(上から2番目の写真です)。その時は、前の3役の子どもたちも、黒板を見ながらどうすればうまく整理できたり、一番の論点はどこかを確認し合ったりしていました(上から3番目の写真です)。試行錯誤しながらでも進めていこうとしている姿が素敵です。
この時間ずっと参観していて、4年生の人としての成長を感じたところがありました。それは、意見の内容自体もそうなのですが、何といっても、みんながお互いを気にかけながら、協力して結論を導き出そうとしているというところです。進行は司会が、時間配分は時計が、意見はフロアーが・・・みたいな自分の役割だけ考えるのではなく、誰かを責めるわけでもなく、みんながお互いを尊重している。その中で出てくる意見。必然的にまとまっていきます。大人でも難しい「話し合い」。子どもたちは立派にやり遂げてくれました。
今日の2時間目、5.6年生が、昨年度より走り方の指導に来ていただいている「せんなん里海ウォーク&ラン」の豊岡さんと永松さんからリレーのバトンパスの効果的な方法を教えていただきました。
はじめに基本的な受け取り方や渡し方を丁寧に教えていただき、そして今まで知らなかった体の使い方にも触れ、子どもたちは新しい知識と実技を融合すべく、早速練習に取り組んでいました。また、「テイクオーバーゾーン」(私は“バトンゾーン”と呼んでました)での活用の仕方についても永松さんが、ホワイトボードを使って詳しく説明してくださいました。
この時間は、まだ運動場のコンディションが昨日の雨のためあまりよくないので、体育館での練習となりましたが、そのような中でも体育館内でショートトラックを作成し、子どもたちは運動会と同じチームに分かれて、勝負にこだわりながらもリレーを楽しんでいました。
運動会での高学年のリレーはやはり見ごたえがあります。そこで今日、身につけたバトンパスの技術をのせることができたら・・・。「さすが高学年!」という声が今にも聞こえてきそうで、当日が楽しみです。
今日の下校前の時間、泉南警察署生活安全課刑事の松本さんとスクールサポーターの川西さんが、地域見守り活動の一環として来校されました。
はじめに、6年生の教室で、半年後に控えた中学校進学に向けて、現在増加傾向にある犯罪の特徴や身の守り方、困ったらすぐ相談できることなどを話してくださいました。「SNS上でしか知らない人に写真や動画、住所などの個人情報を絶対に知らせない。」「暴力(殴る蹴るなど)という形で相手にけがを負わせてしまうと、たとえ理由があっても逮捕(14歳以上)されることがある。」などなどお話しくださいました。
その後、体育館に移動し、全校1~6年生の子どもたちに事件・事故に巻き込まれないように、「登下校中、危険だと思う場所があればそこを通らない、何かされそうになったら逃げる、大声を出す、大人に助けを求める。」との話しを分かりやすく伝えていただけたので、子どもたちもしっかりと聞くことができていました。
泉南警察署の方々が、帰られる際に「この話を子どもたちが少し忘れてきたころ、先生方から繰り返して話していただくことが一番大切です。」と仰っていました。学校は、これからも警察の方と協力をしながら、子どもたちの安全を守っていきたいと思います。
今日の3時間目、1.2年生が自分たちの演技を深日保育所の子たちや先生方に見てもらいました。毎年、運動会で披露する団体演技を見てもらう機会を設けています。
授業のはじめに1.2年生は、いつものように先生の説明を聞いて準備をしていました。ですがその姿は、みんなやる気に満ちているように私には感じました。今までは、担任の先生や支援員の方々の視線はありましたが、それ以外の人たちの視線を感じることは中々ありませんでした。しかも、深日保育所出身の子は、知っている子やお世話になった先生方に成長した自分を見せることができるチャンスです。気合も入ります。
運動場のスタートポジションについた瞬間から微動だにしない子どもたち。その時点で立派です。緊張感も伝わります。曲の始まりとともに、本番さながらのノンストップでの演技を全力で披露してくれました。運動会の前に心地よい緊張感を経験できたことは、1.2年生にとってとてもいい時間となりました。そして、保育所の子や先生方に大きな拍手をもらい、満足げな表情をしていたのも印象的でした。
さあ、来週は運動会本番です。次は保護者の方や地域の方に大きな拍手をもらいましょうね。そして、自分自身にも拍手できるように一生懸命、頑張りましょう!
今日の2時間目、3年生の教室では、「ちいちゃんのかげおくり」の単元学習をしていました。
担任の野間先生が、「昨日は、時、場所、登場人物に注目してまとめましたね。」と、前回、学習に使ったワークシートを子どもたちに返していました。子どもたちのワークシートを見ていると、その内容理解についても十分にできているとわかります。
「今日は、その第一場面と第四場面のかげおくりをくらべて読みたいと思います。くらべるってとても大切なことです。どこが同じで、どこが違っているのかを見つけていきましょう。」と野間先生。子どもたちからは「同じところ知ってる〜。」「わたしも〜。」の声が聞こえます。もうすでに物語文の中に入り込んでいる頼もしい子どもたちです。その後、昨日記入したワークシートを見返し、時間いっぱいまで、時、場所、登場人物、会話文について、それぞれの場面の内容をくらべながら出し合っていました。この子たちなら、明日の国語も今日の学習を活かして学んでいってくれると思います。
学習とは、これまでに学んできたことをしっかりと積み重ねて、また新しいことを知ったり、考えたり、調べたり、表現したり、時には振り返ったりしていくことです。本当にその繰り返しです。これからも授業の中で、教員と子どもたちが毎日、そんな学習活動を展開していき、子どもたちの確かな学力の定着をめざしていきたいと思います。
今日は、10月8日の「子ども安全デー」です。毎日、安全ボランティアの方々やスクールガードリーダーの方によって、子どもたちの安全を見守ってくださっています。加えて毎月8日は、地域のみなさまや役場の方々も通学路に立ってくださる日となっています。
今日の深日小学校には、教育委員会生涯学習課の方々も子どもたちの登校時に合わせて来てくださいました。子どもたちが登校してくる様子を見ながら、「みんな元気に登校していて安心しました。」と話をしてくれました。私が、「歩道橋を2つ越えて来る子もいますよ。」と伝えると、生涯学習課の方からも「たくましいな~」の言葉とともに「私も30分以上かけて小学校に通っていたのを思い出します。」と返してくれました。
今年もやっと登校時間帯は秋らしくなってきました。子どもたちは、これからやって来る寒い冬でも、きっとたくましく元気に登校してくれると思います。深日小学校は、そんな子どもたちの安全を、いつも見守ってくださる方々がいることに感謝しながら、様々な教育活動を引き続き実施してまいります。
今日の4時間目の運動場では、5.6年生が団体演技の練習をしていました。運動会が来週の土曜日に迫る中、今はそれぞれの細かな演技の確認が中心となる時期でもあります。宮脇先生も「今日は、運動場での立つポジションなどを確認する練習になります。」と話していました。
始めは集団行動の練習です。ただ音楽に合わせて通してみるのではなく、手拍子や先生の掛け声でカウントを取りながらの地道に確認する時間が続きます。自分の立つ位置、通る場所、全体の動き方、隣との距離、出発点、目的地、速さ、足音、カウント・・・気をつけるポイントをあげだしたらキリがないくらいです。
その後、フラッグを持っての練習でしたが、やはり5,6年生が全員で一斉にフラッグを持つと映えます。ですが、ここでも一曲通したい気持ちをグッと抑えて、フラッグの揚げ方、角度、高さ、動かし方、スピード、持ち方、立ち位置などなど・・・を確認し合っていましたね。
そして、最後に宮脇先生が「もうチャイムがなります。急いで給食の準備に行きましょう!」と声をかけて終わろうとしたとき、子どもたちから「え〜〜。踊ろうよ〜!」と残念そうな声が聞こえてきました。私も残念です。それでもすぐに切り替えて、急いで教室に戻っていく子どもたちの後ろ姿が、とても頼もしく素敵に見えました。
今日の1時間目、5年生の教室では、家庭科の「持続可能な社会へ」の単元学習が行なわれていました。「持続可能な社会」とは、【今の限りある地球の資源を大切にし、未来の人々も自然が美しく、平和で豊かに生活し続けていける社会】のことをさします。
はじめに木戸先生から「私達が、持続可能な社会をつくっていく上で、どんなことを考えていけばいいのでしょう?」と子どもたちに投げかけていました。そうすると「SDGs」という言葉が、すぐに返ってきていました。先生は、「持続可能な社会づくりの視点として、SDGsという世界共通の目標が定められていますね。SDGsを知り、具体的に私達に何ができるのかを考えていくことが、まず必要なことなのです。」と、この単元学習の目的を全員で確認していました。
「買い物について考えよう」のページでは、「収入・支出・売買契約・・・」などの言葉が出てきていました。木戸先生は、「みんながお店で欲しいものを買うとき、厳密言えば、それはお店とみんなの売買契約が成立しているといいます。」と話をすると、「えっ?なんだか怖いな〜」との感想を口にする子もいました。私たちが普段何気なくしている「買い物」も、「契約」という言葉になると、だいぶ印象が変わりますね。
子どもたちは、買う側の「消費者」も売る側の「販売者」も、限りある地球資源の「使用者」として、お互いに責任を持った行動が求められる、ということをこの学習を通じて気づいてくれたのではないかと思います。
今日は、深日財産区の方々のご厚意で、2年生が栗をたくさん拾わせていただきました。学校から深日財産区管理の栗林まで、バスに揺られること約20分。山道を登って行くときれいに整備された栗林が見えてきました。そこには4名の財産区管理員の方々が、子どもたちの到着を今か今かと待っていてくれていました。
到着後、深日財産区の方々に元気よく挨拶をした子どもたちは、諸注意を聞いた後、さっそく栗林へ。するとそこには、写真のような栗が地面にいっぱい落ちているではありませんか!。「ここにある〜。あっ、ここにもある〜。こっちにもあるよ〜。」の嬉しそうな声とともに、栗のイガを足で上手に避けて、中の栗だけを注意深く火バサミで取っていきます。なかなか難しい作業のように感じましたが、子どもたちは、あっという間に20〜30個の栗を自分の袋の中に収めていました。それよりももっと多く集めていた子もいて、持っている袋がパンパンでした。
栗を拾っている子どもたちの様子を見ていたら、ある子から「校長先生、私ね、栗拾い初めて。だから栗がこんなにピカピカしているなんて知らなかった。」と話してくれました。確かに!。ピカピカしているのが写真でもわかります。スーパーなどで売られている栗とは、やはりツヤが違います。
この栗林は、深日財産区管理員さんが、深日小学校の2年生のために、毎年、大切に整備されているとお聞きしました。管理委員のみなさま、深日小学校の子どもたちが、健やかに成長できますよう、これからも見守っていただけると幸いです。本日は、このような貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
9月2日付のブログで、3.4年生の運動会で披露する演技の練習に触れました。あれからちょうど1ヶ月。運動場での練習も増えてきました。3.4年生の様子はどうでしょうか?
結論から書きます。格段にレベルが上がっています。それもビックリするくらいにです。腰をきれいに落としていたり、指の先までピーンと伸ばしていたり、素早く伸脚を繰り返したり、タイミングよく順番に立ったり、全員でピタッと止まったり・・・。みんなが今、自分のできる最大限の演技をしていましたね。
それでも奥先生からは「ちょっと厳しいことを言うよ。」と前置きをした後、【もっとできる!】の気持ちを込めた指導が入りますが、その気持ちに子どもたちは、一生懸命に応えてくれます。きっとこの1ヶ月、3.4年生はそうやって練習してきたのでしょう。今日の写真がそのことを物語っています。9月2日の不安気な様子から一転、堂々とした姿に感動すら覚えました。
運動会本番に向けて、子どもたちが、持てる力を最大限に発揮できるよう、これからも応援していきたいと思います。
今日から、運動会の全体練習が始まりました。熱中症指数は、「27」。外で活動可能な数値なのですが、体育主任の中塩路先生、保健室の木下先生と検討し、20分おきに休憩を入れるようにしながら実施しました。
中塩路先生からはじめに、「今日の全体練習は、学年が上の子は学年が下の子の見本になってください。」と話がありました。それを聞いていて思いました。全体練習の機会が2回しかない中、特に5.6年生には、しっかりとした行動で1~4年生の手本となり、よりよい運動会となるよう導いてほしいなと・・・。
上の写真は6年生、2番目の写真は5年生の開閉会式練習での様子です。誰一人、体がぶれることなくピシッと立っている姿を見せてくれています。深日小学校の子どもたちはみんな、私たち教員が「こうしてほしい。」とその思いを伝えると、その思いに応えてくれる子たちです。それを今日、改めて実感することができました。最高にうれしいです。
そして一番下の写真は、運動会で踊る予定の盆踊りを練習している場面です。今日も保存会の方々が来てくださいました。当日は、生歌唱に太鼓で踊ります。短い時間ですが、保護者のみなさま、地域のみなさま、当日のご参加どうぞよろしくお願いします。
深日小学校恒例の『朝10分間のランニング&ウォーキングで頭や身体をスッキリさせよう』(略して”朝ラン”)が今日から再開しました。2学期に入っても熱中症指数の高さに、朝ランを実施する機会が中々ない日が続いていましたが、やっとさわやかな空気が深日小学校に戻ってきました。基本的に朝ランは、トラックを走っても、歩いてもかまいません。そして10分間じゃなくても何分間でも、途中で抜けても大丈夫の安心ルールで実施しています。
朝7時50分、担当の中塩路先生が軽快な曲を流すためにスピーカーを用意していると、登校してきた子どもたちは、嬉しそうに「今日、朝ランある?」と尋ねていましたね。そして先生の「あるよ!」の返事を待たずに、元気よく運動場へ駆け出していきました。子どもたちも、教員も、支援員さんも、校務員さんもみんな笑顔で、風が心地よい朝の時間を楽しむことができました。
そして8時になり、みんなが校舎の中に入っていくとき、子どもたちに感想を聞いてみました。「気持ちのいい汗をかきました。」「久しぶりだったけどとても楽しかった。」「頭が起きました。」「朝ラン、待ってたよ~。」などなど、思い思いの朝ランへの気持ちが伝わってきて、嬉しい一日の始まりとなりました。
今日の2時間目、6年生の教室では、めあて「熟語名人になろう」のもと国語の学習をしていました。今まで、数々の熟語に出会ってきている子どもたち。その熟語を思い出しながら、そして頭をフル回転させながらの45分間となりました。
まず、3分間で思い出せるだけの二字熟語をノートに書き込んでいきます。その中で絶対に他の人と同じにならないような熟語を自分で一つ選び、付箋に書いて前に貼りに行きます。もしも熟語が重なていたら、その重なった分だけ宮脇先生のポイントになり、重ならなければ子どもたちのポイントになります。さあ、みんなは誰とも被らず、熟語を出せるでしょうか。それを三字熟語、四字熟語、五文字以上の熟語と計4回行いました。
そして結果はなんと・・・、誰一人として重なる熟語を出すことなく終了し、完全に子どもたちの勝利となりました。
その結果には、宮脇先生も私もビックリでしたが、子どもたちの様子を見ていると、当然の結果だったと今では思います。その時の子どもたちは、今まで授業で出てきたような熟語では同じになるということが分かっていたので、出たことのない新しい熟語がないかを限られた時間の中、必死に思い出そうとしたり、調べたりしていましたね。この姿こそが、宮脇先生が真に狙っていた目標です。「熟語名人」という言葉には、「自分から意識して熟語に触れていくことで、身の回りにはたくさん使うことができる熟語があることを実感する」という意味がありました。それを体現してくれた6年生、本当に輝いて見えました。
今日の3時間目、体育館からとってもかわいい曲が流れてきていたので、のぞいてみました。その瞬間の様子が一番上の写真です。体いっぱい、力いっぱい使った演技がまず目に飛び込んできて、3.4年生や5.6年生とはまた違った素晴らしさを発見することができました。その後、演技を曲に合わせて一通り見せてくれた1.2年生たち。まだ、運動会まで期間があるのですが、みんなよく覚えていて、何より楽しそう!。そんな姿を見ていたら、こちらも自然と体が動いていましたね。
中塩路先生から「せっかくですから校長先生から感想をいただきましょう」と言われ、子どもたちに「お家の人が、運動会でみんなの演技を見た時、『うわ~すごいな~』って思ってくれるところが必ずあります。それは、どんなところだと思う?」と尋ねました。すると子どもたちから「がんばっているところ」とすぐに返ってくれました。「そうだよね。みんなが一生懸命に頑張っている姿を見て、お家の人はきっとそう思ってくれると思います。なので今日みんなが、見せてくれた一生懸命に頑張っている演技をこれからも続けてくださいね。」と話をしました。その時の1.2年生全員の真剣な視線と表情が、とても頼もしく感じられました。本番当日が楽しみです!
深日小学校の校舎裏の畑では、地域にお住いの角田さんのご厚意で夏前からサツマイモを育てていただいていました。今日は、何とそのサツマイモを1年生が掘らせていただく日でした。
子どもたちは、始めに角田さんからサツマイモの状態や掘り方を教えてもらい、意欲満々でいざサツマイモ畑へ。角田さんや校務員の本郷さんが、あらかじめ大きな鍬やスコップで回りの土を掘り起こしてくれていたので、畑の土を見た瞬間に「あそこにある!」「ここにもある!」とさつまいもの頭を見つけて、やや興奮気味な1年生。ゆっくりと慎重にツルを引き抜いていくと、大きさの違いはありましたが、出てくるのは立派なサツマイモばかりでした。そしてすべて掘り終えると、子どもたちは、大中小それぞれ一つずつのサツマイモを自分の袋へ入れて、大満足の表情を見せてくれていました。
角田さんにきちんとお礼を言って、その後の教室へ帰る途中の廊下での出来事でした。一人の子が「これ宝物やな〜」と言うと、周りの子が「うん、そうやな〜」と応えていました。その1年生のやり取りが、とてもほのぼのとしていて、周りにいる私たちの心が暖かくなる感じがしました。
角田さん、今年も深日小学校の子どもたちのため、多大なご支援をいただき、ありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
今日の1時間目、ひまわり学級を参観しました。担任の南先生から「昨日お休みだったけど何の日か知ってた?」と尋ねられると、子どもたちからは、「秋分の日」や「お彼岸」という答えが返ってきました。よく知ってるな〜と思っていると「ママが言ってた。」と教えてくれました。そのことをちゃんと自分の心に留めていることにこの子たちの成長を感じながらのスタートとなりました。
まず、はじめのルーティン活動として、早口言葉で滑舌を良くする活動をしていました。挑戦してみましたが「バナナババロア」を3回言うだけでも、私には難しかったです。子どもたちは楽しそうにクリアしていましたが・・・。
次は、国語の「わすれびと」の単元学習です。真ん中の写真にあるように、段落ごとに出てくる挿絵を順に貼っていきながら、物語の全体像をみんなで確認していきます。その後、「場所」と「登場人物」を場面ごとにワークシートに書き出すことで、より詳しく読み取っていきました。最後には、ワークシートを全て完成させることができ、振り返り記入のところでも、みんなしっかりと自己評価「◎」のところにチェックをしていましたね。素晴らしい!
ひまわり学級では、一人ひとりの学習進度を丁寧に見取りながら、その時間の獲得目標を設定しています。教科書にある学習だけでなく、自立活動も入れながら、それぞれのよりよい成長のために、引き続き支援していきます。
今日の児童集会で、子どもたちに図書室にある「あさがお文庫」の話をしました。昨年度の児童集会でも話をしたことを思い出しながら、2つのことを伝えました。
1つ目は、志半ばでこの世を去らざるをえなかった小島達也さんのこと。(2024‐9/27付ブログをよければご覧ください。詳しく書いています。)子どもたちは、図書室に「あさがお文庫」があることを、ちゃんと知ってくれていました。そしてその「あさがお文庫」に込められた小島達也さんのご両親の願いを改めて伝えていくと、それまでの雰囲気が、一気に真剣味を帯びたものに変わっていくのを感じました。特に高学年の子たちの背筋がピーンと伸びていく姿を目の当たりして、話しているこちらも一層真剣に話をしなければ、という気持ちになりました。夢を追いかけて努力する清々しさや尊さ、命を慈しみ、大切にする気持ちなどを「あさがお文庫」の本を目にするたびに、そのことを感じ取ってくれれば嬉しいですと伝えました。
2つ目は、交通事故に気をつけるということ。先週、泉南警察署の方からも交通安全教室で、事故に合わないためにできることを教えてもらいました。そのことにも触れ、「自分が十分に気をつけていても、危険なときがあります。実際に小島達也さんの時も小島さんに落ち度はなかったと聞いています。」と話をしました。特に道路では危険がいつどこからやってくるか分かりません。子どもたちには、自分の命をどう大切にして生活していくのかを、これからも問いかけて一緒に考えていきたいと思います。
今年の運動会では、「深日の盆踊りをみんなで踊ってみましょう」という計画をたてています。伝統文化の良き継承者として、子どもたちや保護者の方々に、後世にもぜひ繋いでほしいという想いから、PTAの役員さま、深日地区盆踊り保存会のみなさまと協力して進めています。
今日の3時間目、その保存会のみなさまが、子どもたちに盆踊りを教えに来てくれました。実は1学期の終わりにも練習日を設定していました。ですがその日、大雨警報が発表されたことにより、中止になったという経緯がありました。そのため、今日が今年度最初の練習となりました。
はじめは、見慣れない踊りに戸惑っていた子どもたちでしたが、3分間の盆踊りを2回ぐらい練習したところから、確実に子どもたちのテンションが上がってくるのを感じました。水分補給を兼ねた休憩をはさんで、あと数回練習した後は、みんなもうすっかり覚えて踊れるようになっていました。子どもたちの吸収力に脱帽です。中には、「4時間目もこの踊りをしたい。」「私、8月のお祭りで踊ったことある。今日みんなで踊れてうれしい。」と話してくれる子もいました。
運動会で踊る時間は、実質5分くらいになると思いますが、子どもたちと保護者のみなさま、地域のみなさま、そして教職員も含めたみんなで深日の伝統文化に触れ、繋いでいける機会になればと思います。当日は、みなさまのご参加、どうぞよろしくお願いします。
今日の1.2時間目、体育館から5.6年生の掛け声と揃った足音、そしてシャープなフラッグの音が響いてきます。1学期の後半から運動会で行う演技のことが、子どもたちの意識の中にはずっとあったのだと思います。2学期が始まり、それがどんどん形になっていくことで、みんなのモチベーションもどんどん上がってきています。
この時間は、私が見ていても決して簡単ではないと感じる隊形移動・集団行動を、一つひとつ確認しながら練習していました。細かく区切られているカウントを頼りに、動いては止まり、止まってはまた動く。先生の「もう一度やります!もとに戻って!」の指示にも全員が瞬時に反応してのリスタート。子どもたちも教員も体育館の中にいる全員が、一つの目標に向かって粘り強く一心不乱に取り組んでいる・・・。そんな姿に頭が下がる思いがしました。
運動会までちょうど1ヶ月。私が今日、感じることができた、この子たちの高い意欲、誠実さ、そして根気強さがあれば、きっと当日、素晴らしい演技が見られること間違いなしです。みなさま、どうぞご期待ください!
今日の2時間目、5年生の教室では国語の学習で「要約」にチャレンジしていました。要約とは、文章や話などの内容を、要点(大切なところ)をおさえて短くまとめることです。
まず、要約する部分を自分の速さで音読して内容を確認することから始まりました。みんなは、すでに内容が頭に入っているかのように、スラスラと読み終えることができましたね。その後、要約に必要なキーワード(大切なところ)をワークシートに抜き出し、これで要約する準備が完了です。
次に、クロームPCを活用して一人ひとり要約した文を書いていくのですが、ここで書き始めないのが今の5年生。なんと、担任の木戸先生から「要約する文に、キーワードを複数個入れること、書き終わりは指定した言葉で終わること、の2つの条件を入れて完成させてください。」と追加の課題が出されました。要約するだけでも難しいところに2つの条件をクリアしながら書く・・・。みんなの力が試されます。
授業も終盤に差し掛かかったころには、5年生の子どもたちが、どんどんクロームPCに書き込んでいく姿がありました。その姿を見て、内容を理解したり、まとめて文章にしたりする力が確実に育ってきているなと感じることができた嬉しい時間となりました。
今日の5時間目、4年生の国語の授業を参観しました。教材名は、保護者の方や私たち教員も小学校で学習してきた、新美南吉さんの有名な物語「ごんぎつね」です。
始めに奥先生から、「物語文は、主人公の心情(心の動きや変化)を追って読むことができると楽しいんだよ。」と話がありました。確かに、今まで学習してきた「白いぼうし」や「ちいちゃんのかげおくり」の教材でも主人公を追いかけてきましたね。さらに奥先生は、「何の理由もなしに私はこう思う、というのは国語の学習としては無責任です。主人公の行動や会話、その他の情景など、書かれてある言葉を理由(根拠)にして、心情を読み取ることが国語です。」と続けて話をしていました。
その話をジッと聞いていた子どもたち。そして一斉に「主人公はどんな人物か」を1の場面から読み取る【国語】の活動に迷わず入っていきました。4年生のいつもの学習形態である『一人で活動したい子』、『グループでしたい子』、『先生と一緒にしたい子』の3パターンに自分で選んで分かれ、学習をどんどん進めていきます。15分間という時間設定でしたが、最後にみんなから意見を出し合った際には、どの子も「◯段落の◯行目に・・・・と書かれてあるので、〇〇〇〇だと思いました。」のように、理由(根拠)をきちんと示しながら【国語】の発表が既にできていること、最高にステキなことだと思いました。
今日は、低・中・高学年に分かれての交通安全教室を、泉南警察署の交通課の方々のご協力のもと実施しました。
天候は、程よく雲が広がり、熱中症指数を注視しつつでしたが、数値的にも活動可能な範囲内で推移してくれました。また、午前中は丁度、国玉の森のおかげで運動場に影ができるところが多く、そこで待機しながら、低学年は歩行について、中・高学年は自転車の乗り方について警察の方から教えていただきました。
警察の方の「少しの気の緩みが、一生後悔をしてしまうことに繋がる場合があります。」との話には、子どもたちもきちんと顔を上げてしっかりと聞いていました。『止まれ』の標識では止まる、道に出るときは左右を確認する、黄色信号は気を付けて進むのではなくしっかり止まる、などなどを実際に運動場に設置してくれた仮想道路で歩いたり、自転車に乗ったりして一人ひとり学ぶことができました。
この学習を通して子どもたちには、「事故にあわない、事故を起こさない」ということを心にとめ、安全に目的地まで行き、そして安全に家まで帰ることができるような行動をこれからもとってほしいと思います。
今日の1時間目に3年生の教室をのぞいてみました。ちょうどその時に担任の野間先生が「学校の中には、いろいろなポスターが貼られてあるの知っていますか?」と問いかけていました。すると子どもたちからは、「マインクラフトの絵がかいてあった」「クジラの絵もあった」「イチハヤク(189)」「誘拐された女の子を探すポスターもあったよ」などなどたくさん出てきました。みんな、ポスターをちゃんと見ているし、しっかり覚えていることに感動しながら授業がスタートしました。
この時間は国語の「ポスターを読もう」の単元の学習です。野間先生が「ポスターを見よう、じゃないよ。ポスターを読もうだよ。このポスターからどんなことがわかるのかな。また読んでもらうために、どんな工夫がされているか考えてみましょう。」と今日のめあてを確認していました。子どもたちは、教科書にあるポスターの例から、どんな事が書かれているかを書き出し、隣の人と意見を出し合っていました。その後も工夫されているところも見つけながら、ワークシートに友だちの意見も付け加えながら書き込むことができました。
ポスターなどの掲示物は、その目的から一目で印象に残る何かがないと、なかなか読んでもらえません。そのことを知ることが今日の学習の目標の一つでもありました。「私もポスターかいてみた〜い!」と意欲をみせる3年生のみんなのポスター、いつか見せてくださいね。楽しみにしています。
今日の2時間目、2年生の教室では、国語「どうぶつ園のじゅうい」の単元を学習していました。まずはじめに、音読の様子を参観していたのですが、みんなの姿勢がとてもきれいで、教科書も両手で持って読むことができていたことに2年生の成長を感じました。
この時間のめあては「『時』をあらわす言葉に注目して、筆者(獣医)の仕事を考えよう」というものでした。説明文では、「はじめ・なか・おわり」の3部構成で書かれています。そしてその「なか」に書かれてある具体的な内容を、子どもたちはキーワードをもとに読み進めていく活動に入っていきます。授業も終わりに近づいた時には、各段落のはじめにある【朝】【見回りがおわるころ】【お昼前】【お昼すぎ】【夕方】【一日のしごとのおわりに】【どうぶつ園を出る前】という『時』をあらわす言葉を全て見つけ出し、内容をしっかりと書き出すことができていました。今日のめあては、全員達成ですね!立派です。
このような経験を一つひとつ積み重ねていくことが、説明文の読み取り方を身に付ける力となり、確かな読解力の獲得にもつながっていくのだと思います。
今日からの4週間、本校の卒業生、釜田美咲さんが教育実習生として帰ってきてくれています。教育実習には、教職員免許法の規定により、今まで大学で学んできた理論や実技の知識を統合しながら、実際の学校において実務経験を積むという目的があります。
緊張した面持ちの釜田先生でしたが、児童集会で全校のみんなに笑顔で挨拶をしてくれました。さすが先輩です。写真は6年生の教室で、改めて自己紹介をしてくれている場面です。釜田先生には、2枚目の写真のような6年生と一緒に楽しく、でもしっかりと実務を学んでいってほしいと思います。
また、この日の1時間目は早速、算数の授業で「組み合わせ」の学習でした。担任の宮脇先生のテンポの良い授業を後ろで参観しながら、ノートにどんどん書き込んでいく釜田先生。そんな後ろ姿にエールを送りたいと思います。実習の最後には宮脇先生指導のもと、実際に授業もしてもらいます。自分の理想とする教師像をめざして、10月3日まで続く実習期間を有意義なものとなるよう学校も応援していきたいと思います。
昨日と今日、2学期の身体測定(身長・体重)を実施しました。私が保健室に入ってみると、ちょうど5年生が測定しているところでした。
学校保健安全法の規定により、学校では定期的な身体測定を行い、記録し、子どもたちの健康増進となるよう、保護者の方と情報を共有しています。子どもたちは、「(身長が)伸びてる~。」「もっと背が高くなりたい。」「体重が増えすぎたら嫌やな。」とそれぞれに感想を話し合っていましたね。でも、身長と体重とのバランスも重要で、深日小学校では、いわゆる「成長曲線」や「肥満指数」も参考にしながら総合的に子どもたちの健やかな成長の把握に努めています。
保健の木下先生は、「今回の身体測定では、特に高学年の子たちの身長の伸びが大きいと感じました。」と教えてくれました。また、「成長の度合いは個々で異なります。一回の身体測定の結果だけを過度に気にすることがないようにしたいですね。」とも話してくれました。木下先生の話を聞いて、学校の中で安心して自分の体のことを考えたり、相談したりできる場所が保健室であるということを、子どもたちだけでなく保護者の方にもさらに知ってもらえるような取組みも、これから進めていきたいと改めて感じました。
今日の3時間目、3年生の教室を覗いてみると、算数の「大きな数」の単元で、「一の位に0のある数を10で割るとどんな数になるか」をみんなで考えている場面でした。3年生の算数は、多田先生が教えてくれています。
それまでに10倍、100倍、1000倍すると「0」の数が、一つ二つ三つと増えていくことを学習している子どもたち。では「÷10」するとどうだろう・・・。「200÷10」を例にして考えていました。みんなでワークシートの図を手掛かりに、しっかりと答えの「20」を導き出していましたね。さすがです。しかし、これで終わらないのが3年生の算数の難しいところ。先生が「10で割ると0が一つ減るけど、位はどうなりますか?」と続けます。子どもたちは、ワークシートをジーっと見ながら「位は、一つ・・・下がる」と答えることができていました。3年生の成長を感じることができた時間ともなりました。
もうすぐ「大きな数」の単元も終わりです。テストの日も近いでしょうか。今日のようにしっかりと自分の力を発揮して、テストも頑張ってほしいと思います。
深日小学校の図書室に新しい本、新しいイス、新しい書架などが整備されました。この整備には、深日地区にお住いの辻弘さまからのご寄付を活用させていただきました。(2025年岬だより3月号に掲載されています。)
子どもたちの考える力を育てていくための方策の一つに、「読書活動を積極的に展開できる環境を整備すること」があります。魅力のある図書室には、子どもたちは自然と集まってきます。新しい本を手にして嬉しそうに読み進めたり、好きなところで座ったり、ラグの上でリラックスしながらページをめくったり・・・。静かな空間でしたが、子どもたちのウキウキ度が伝わってくるような時間が流れていました。子どもたちが、本の世界のなかで新たな知識を手に入れ、どんな場面だろう?とイメージを膨らませ、自分の中にある豊かな心情と出会う・・・そんな機会を増やせる図書室となりました。
今回の辻さまをはじめ、今までにも多くの方々から深日小学校の図書室にご支援いただきました。ありがとうございます。大切に使わせていただきます。そして、これからも深日小学校をよろしくお願いいたします。
今日の2時間目、体育館では、3.4年生が運動会で表現するソーラン節の練習をしていました。腰を落としたり、伸脚したり、声を出したり・・・。初めての動きに戸惑いながらも、子どもたちは一生懸命にその動きを練習していました。
ソーラン節は、北海道でおこなわれているニシン漁の漁師たちが、過酷な環境下でも、一体感を高め、大漁を願い力強く歌われた歌だと聞いています。これからどんどん練習が進んでいくにつれ、この動きには漁師さんのどんな動きを表現しているのか、また「ソーランソーラン!」「ハイハイ!」の声にはどんな意味があるのかなどを考え、そして感じながら動けるようになると、かっこよくて力強いソーラン節になってきます。10月にある運動会に向けて、深日小学校のソーラン節、期待大です。
今は、熱中症指数が高いので運動場には出ることはできませんが、岬町の小中学校では、空調の効いている体育館で練習することができます。子どもたちの活動をスムーズに行うことができる環境が整えてられていることにも感謝です。
今日は、防災の日です。気象庁によると、南海トラフは100~150年周期で大きな地震が発生しており、最後の地震発生から来年で80年が経ちます。各地では、いつかやってくる災害に備えて防災に関する取り組みが行われています。
深日小学校でも、児童集会で「今日は、大きな地震や津波、台風などが発生したときにどうしたらいいのだろうと考える日です。」と話をしました。そして、今日の給食は防災給食だということも伝えました。メニューは、「根菜汁(防災食)・焼きそば・牛乳・ラフランスゼリー」です。
その給食の時間、各教室を回っていると、「去年はカレーだったのを覚えてる。防災食は、カレーだけやないんやね~。」「私、この味好き。」「思ったより食べられる。」「食べられるけど・・・苦手。」「ちょっと無理やな~。」などなど感想を話してくれましたし、「これいけるよ。」とすぐに食べ終わってしまっている子も多くみられました。
そもそも防災食は、食べるものが限られている非常時に活用されるものなので、平常時に食べてみると、なかなか普段の給食の味との差が気になりますよね。ですが、万が一の際にはとても助かるものでもあります。今日は、子どもたちがそんな備蓄品を学校が備えていることを知ることができた貴重な日ともなりました。
今日の4時間目、1年生の教室では、算数で数の【まとまり】を考える学習をしていました。算数ブロックを使って、「3」や「5」、「8」、「12」、「26」というように、中塩路先生の出す数字の分だけブロックを並べていきます。
はじめ子どもたちは、「3」なので1つのブロックを3つ並べます。「5」も同じ感じでした。数字が「8」になった時、先生は「お友だちが並べているのを見てみましょう。」と声をかけ、一人ひとりの並べ方を大型テレビで映してみんなに見せてくれました。ちょうど上の写真のように、【5のまとまり】を意識して並べている子のところでは、「8ってすぐわかるね。どうしてわかりやすいのかな?」と子どもたちに投げかける中塩路先生。その発問で子どもたちは、「なぜ?」「どうして?」を必死に探し始めます。そしてある子の「5と3にわかれてるからや~」の発言につながっていきます。
数を一つずつ数える作業も時には大切で、必要なことです。ですが、あらかじめ数を【まとまったもの】で分けてあげられたら、子どもたちの数をとらえる力(数量関係)がどんどん養われていくと思います。下の写真は、「26」がどう分かれているのか、友だちの机をみんなで回りながら、意見を出し合っている場面です。これからも【まとまり】を意識しながら、算数の世界を楽しんで学んでいってほしいと思います。
今日の3時間目、4年生の教室では国語で詩「忘れもの」の学習をしていました。その学習は、擬人化された表現がある詩をみんなで体を使って表現しながら読んでいく活動から始まりました。その後、2ページ分の詩でしたが、しっかりと読み、主人公について考え、そして自分の好きなところを選び、理由を書くところまで一気に進んでいきました。
自分の好きなところを選んでいるところで、一人の子が「私二つあるんよな~。迷う~。」と隣の子に話している場面がありました。その隣の子は「どこ?あ~、そこね~。うん。分かるわ~。」と返していて、確実に詩の世界に入っているこの二人の会話が、とても4年生とは思えないくらい大人びて聞こえました。4年生の学習の質の高さに驚きつつも、うれしくなった場面でもありました。
そして、なぜそこが好きなのか理由を書き、子どもたち同士で交流をしているときにも、「校長先生も聞いてください。」と自分の書いた理由を話しに来てくれる子たちがいました。今日の4年生の姿を見て、自信を持ってしっかりと自分の考えを伝えることができる力は、これからの学習にも必ずつながっていくと感じました。
今週中は短縮期間で子どもたちは給食を食べて帰ります。その下校前の深日小タイムの時に6年生の教室では、4時間目に行われた算数のテストの振り返りを全員でしていました。テスト自体は、もうすでに担任の宮脇先生に提出しているので、子どもたちは、自分の答案に自分がどう解答したかを思い出しながら、一つずつ丁寧に振り返っていました。
私が教室に入った時には、複雑な図形の面積を求める問題の確認をしていました。「うわ~、そんな解き方か~・・・」「えっ、最後に÷2したかな~」「大丈夫や、俺はそう書いたで」などなど、自然と心の声が漏れてくるくらい、子どもたちからドキドキ感が伝わってきました。
わずか15分しかない深日小タイムでは、もちろんすべての問題を振り返ることはできません。ですが、もうすでに提出しまっている自分たちのテスト・・・。後日、採点されて返ってくるまで、もう少しだけ待っていましょうね。
1学期まで英語学習をサポートしてくれていたALTのシナイ先生がアメリカに帰国されたことにともない、今日、新しくALTとして南アフリカからケイ先生が深日小学校に来てくれるようになりました。
ケイ先生は、早速大型テレビを使ってご自身のことや南アフリカのことについて英語で紹介してくれました。ハイキングや読書、コーヒーを飲みながらの映画鑑賞が趣味であること、食べる物ではラザニアパスタが一番好きなことなどなど。さらに、南アフリカの美しい写真をもとに、海や山など自然豊かで多くの動物たち(ミーアキャットなど)が住んでいること、ラグビーやクリケットなどのスポーツも盛んであることも教えてくれました。写真は、2時間目5年生とのやり取りの場面です。英語担当の堂野先生は、心地よいテンポで授業を進めてくれ、またケイ先生は、とても聞き取りやすい発音で話してくれるので、これからも楽しく英語学習ができるのではないかと思いました。
ケイ先生、これからどうぞよろしくお願いします。
今日から令和7年度の2学期が始まりました。
始業式では、みんなそれぞれに少しずつ成長した元気な顔を見せてくれました。その後、各教室を回ってみると、元気よく挨拶してくれたり、「校長先生、あのね~海でね~・・・」と楽しかった夏休みの話をしたくてたまらない感じの子がどの教室にもいて、聞いているこちらも嬉しくなってきました。
また、担任の先生に「先生~ここがんばったよ」と言いながら、頑張った宿題を誇らしげに手渡す子もいて、達成感に満ち溢れた表情がとても頼もしく感じられました。
明日からすぐに学習が始まります。そして10月の運動会に向けての練習も始まります。11月には秋の遠足、学習発表会と続いていきます。さぁ!2学期も深日小魂で頑張っていきましょう‼
2年生が図工の時間に描き上げた作品が、役場の1階に展示されました。深日港の夕焼けの場面を子どもたちの持っている感性が、とても素敵な作品に仕上げてくれています。(展示は8月中です。)
この作品は、1学期、2年生が深日保育所の子どもたちとの交流する際にも披露されていました。2年生は、保育所の子たちに「深日の夕焼けはとてもきれいです」「イルカも住んでいます」「みんながこの夕焼けを見に来て、深日をもっと好きになってほしいです」と説明してくれていました。
そんな力作を岬町の方々にもぜひ見て欲しいと思い、町教育委員会に相談したところ、役場に展示してくださることとなりました。昨日、丁度この写真を撮っている時、この絵を笑顔で見ておられる方々にお会いすることができました。子どもたちの純粋な気持ちは、みんなを笑顔にする力があると改めて感じた瞬間でした。
広島での原子爆弾投下の日から今日で80年が経ちました。80年前の8月6日も暑い日だったと聞いています。その時の暑さに負けないくらい、今日の岬町深日も朝からとても暑い日でした。
そんな中でも子どもたちは、汗を拭き拭き、元気な足取りで登校してくれました。全校児童には、「今日は、心静かに今ある平和な生活や命についてしっかりと考えて欲しいです。」と集会で話をしました。その後、1〜4年生は、各学級で平和学習の絵本・ビデオをもとに学習し、5.6年生のところには、地域の方々をお迎えし、当時の体験されたお話をお聞きする事ができました。
ある地域の方から子どもたちへ授業の最後に「自分の命を守ってほしい。自分の命を守ることは、他人の命も守ることにつながっていると信じてほしい。」という力強いメッセージをいただきました。戦争の悲惨さを実際に見てこられた方からの言葉はとても重く感じられ、これからの私たちの 生き方に活かしていきたいと思いました。
今日は、深日小学校・多奈川小学校合同で大阪府スクールソーシャルワーカーSVの大松さんより、子どもと保護者支援についての教員研修を受けました。岬町では、大阪府のソーシャルワーカーからの研修をどの学校も年1回に受けることとなっています。
大松さんは「子どもが、自尊感情など肯定的な自分像を形成することは、子どもに関わるすべての大人の共通の願いです。」と話されました。確かにそうです。保護者でも親戚でも学校教員でも地域の方でも・・・その思いは一緒のはずです。そのために周りの大人に何ができて、何が必要なのか。学校教員にとって、そのことを考えるよい機会となりました。
昨年度のブログでも書きましたが、もう一度書かせてほしいことがあります。それは、「保護者の方々が、毎日深い愛情を持って子どもたちを育てておられると学校教員は日々感じている」ということです。でも生活していく中で、誰かに話したい、相談したいなど、子育て等でお困りごとがあれば、学校の話しやすい教員に、ぜひご相談ください。そして、一緒に考えることができればと思っています。
4月11日のブログでは、春の花が満開の写真を掲載しましたが、今の150周年花壇は、夏の花がまさに満開です。
この時期、日光が少しでも当たればとてつもない暑さを感じますが、この花たちは朝夕の水やりがあれば元気に育ってくれます。夏に咲くだけあって力強さを感じますね。そして夏の花といえばやはり「ひまわり」。この「ひまわり」は、地域にお住まいの河野さんが深日小学校のためにと苗をくださいました。その苗がこんなに大きく生長しました。
また、周りのマリーゴールドや百日草などは、6月2日のブログでも書きましたが、体育・園芸委員会の子どもたちが植えて、育ててくれたものです。元気に育っている花を子どもたちに直接見てもらえないのが残念ですが、写真にはしっかりと収めておきたいと思います。この花壇のように、暑い夏を元気に過ごしていければと思います。
今日は、1学期の終業式でした。
子どもたちには、夏休みに継続してできることを一つ決めて頑張って欲しいと話をしました。難しい目標よりも、自分の中でルーティン化しやすいものを目標に据えると達成感もえやすくなるのではなかと思っています。因みに私は「朝6時に起きる」ということ続けたいと伝えました。もしまだ目標が決まっていないのであれば、ぜひそういった目標を一つ持って夏休みを過ごして欲しいと思います。
生活指導の奥先生の話の後、写真のように、みんなで一斉に伸びをして地区児童会に分かれて話し合いをしました。1学期の登下校の反省や地区での危険個所などを話し合い、安全な夏休みの過ごし方を確認しました。近くに住んでいるからこそ、学校が休みの期間でも、顔を見たら挨拶など声をかけ合えたら素敵だなと思いました。
明日から、学校は夏季休業期間となります。また子どもたちが元気に登校してくれる日(登校日:8月6日)を楽しみに待ちたいと思います。
今日は、朝からの大雨警報のために臨時休校となりました。子どもたちの声が聞こえない少し寂しさを感じる日となりそうです。
そんな中、施設点検のため、廊下を歩きながら校内を確認をしていると、複数の学年が個人懇談会で保護者の方々に見ていただくために、子どもたちの作品を廊下に置いてくれていました。写真にもあるように5年生教室前には砂絵の作品が展示されていました。そこには、「スイカ」「緑」「入道雲」「ひまわり」「花火」「風鈴」「青空」「夕日」「イルカ」「海」などのキーワードが満載のウキウキする作品がいっぱいでした。
担任の木戸先生に製作過程を聞いてみると「構図は好きなイラストからとったのですが、砂に付ける色は子どもたちが工夫して色を混ぜながら作っていました。どれも色の出し方がとても上手な作品になっていますよ。」とのことでした。
いよいよ明日で1学期が終了します。この砂絵のような夏を、子どもたちが元気に楽しく過ごせますように。
今日の4時間目、4年生の教室では、友だちへの「ハッピーレター」を書いていました。「ハッピーレター」とは、普段、友だちのいいな~と思っているところや嬉しかったこと、伝えきれていなかったことなどをお手紙にして直接渡すという活動です。担任の奥先生の話では、今回が3回目だそうですが、私もちょっと読ませてもらうことができました。
【 なんて人の心を温かくさせるメッセージばかりなのでしょう! 】
そこには、日頃、友だちが頑張っていることや感謝したいことなどが、子どもたちが感じたままの自分たちの言葉で綴られていました。その飾り気のない言葉だからこそ、伝わってくる気持ちが嬉しくなりますね。一人の子が「このハッピーレター、なくしたくな~い。」と嬉しそうにつぶやいていました。きっとその気持ちも・・・書いてくれた子に伝わっていると思いますよ。
今日の3時間目、5年生が岬町の小中学生と以前から交流のある水島諭子さんとリモートでお話することができました。水島さんは身体に障がいをお持ちで車いすでの生活をされていますが、みんなの心に残る詩を書いたり、好きなジグソーパズルや編み物をしたり、時には今回のように、いろんな人と交流したりとアグレッシブに活動されている方だとの印象があります。
本日、子どもたちから事前にお知らせしていた質問には、なんと回答を紙に印刷してくれていて、わかりやすく画面上に提示し答えてくださいました。子どもたちは、水島さんの笑顔いっぱいの表情に感化されながら、一緒の時間を共有することを終始楽しんでいる様子でした。最後に、子どもたちから、「障害があって不自由なこともあると思うのに、すごく前向きで素敵だなと思いました。」との感想も聞かれました。
今日の交流の様子を参観していて、子どもたちの心の中には、「ともに生きていく」という尊い気持ちがそれぞれにあると感じました。この水島さんとの出会いを通じて、そのことを自分の中でしっかりと見つめ、これからも持ち続けていってほしいなと思います。
深日小学校では、将来教師になりたくて、今、大学で学んでいる学生たちを「学生ボランティア」として受け入れています。
今日は、和歌山大学教育学部2年生の井上さんが、主に1年生の子どもたちと活動してくれました。上の写真は、1.2年生の合同体育の時にダンスを踊る場面です。1.2年生の無邪気な反応につられて一緒に踊ってしまうほど、子どもたちの一生懸命な姿にはとてつもないパワーがありますね。下の写真は、教室で課題に取組む1年生に寄り添う場面です。これは大学で学ぶだけでは決して経験できない瞬間です。この瞬間が、教師をめざす最大の理由になっている学生も少なくありません。
子どもたちが、それぞれの成長過程の中で、何に戸惑い、何に困難を感じるか、その時々で周りの大人がそれに寄り添い、支えることができれば、子どもたちは自分の力でもっともっと伸びていく。そのことを私たち現職の教員にとっても、忘れずに持ち続けることの大切さを改めて感じることができた日となりました。
来週の15日(火)に深日保育所の子たちを迎えての交流会を計画している2年生たち。今日の3時間目は、その交流会を楽しくするための準備をしていました。
教室で「深日の夕やけ」「クシャクシャギュッ」「光のプレゼント」の3つの担当に分かれて、それぞれにもてなす言葉や遊びかたの説明、クイズ等を考えていました。「はじめになんて言おう?」「やっぱり説明した方がいい?」「この説明で、わかってくれるかな?」などなど、どのグループも試行錯誤しながら、もてなす方法を考えていましたね。
そして今日の5時間目は図工の時間です。交流会で使う作品の最終チェックをしながら、本番に向けての準備を完了したいと思います。
今日の2時間目、体育館をのぞいてみると、5.6年生が運動会のダンスの練習に取り掛かろうとしているところでした。
写真は、隊形もまだ完全に決まっていませんが、ダンスの初めの部分を、みんなで確認している場面です。宮脇先生に今からダンスの練習を始めるねらいを聞いてみました。すると「去年も5.6年生で表現したパフォーマンス集団『我武者羅』さんのダンス。これはみんなで作り上げていって欲しくて、夏休み前に少しでも覚えてもらえば、2学期が始まっても自分たちのパフォーマンスをイメージしやすくなるのではないかと思ったからです。」とのことでした。なるほどです。さらに子どもたちにもそのねらいがしっかり伝わっているなとも感じました。
今は大画面モニターに流れる『我武者羅』さんのパフォーマンスを見ながら必死で体を動かしている5.6年生たち。1学期~夏休みを経て、練習が本格的にスタートする2学期、そして運動会でどんな姿を見せてくれるか、今から楽しみです。
今日の5時間目、6年生の図工の時間を参観しました。そこでは、写真を見ながら忠実に画用紙に描いていく絵の作成に取組んでしました。
まず、自分が描きたい修学旅行で撮影した写真にマス目を入れ、縦横同じ数のマス目になるように画用紙にもマス目を入れます。次に、何番目のマス目のどこに被写体のラインが通っているかを忠実に再現しながら、鉛筆で描いていきます。画用紙の方のマス目だけを消していくと・・・、あら不思議!なんと写真そっくりの作品ができあがってきます。そこには、遠近法や二点透視図法など、フリーハンドでは様々な技法を考えながら描いていかなければならないことも、このマス目を使っていけば描くことができます。写真のように描けるので、子どもたちは自分の作品を大いに気に入っている様子でした。
修学旅行の楽しかった思い出を、図工の時間でもう一度、思い返しながら取組む子どもたちの穏やかな表情を見ていると、こちらも嬉しくなってきます。この作品の完成が待ち遠しいです。
今日の3年生の5時間目は、「岬子どもの本連絡会」の方々による「お話会」でした。「お話会」は、1〜3年生は毎月1回、4〜6年生は学期に1回設定されています。子どもたちが物語に入り込んでしまうような内容の読み聞かせや言葉遊び、手遊び歌、時には早口言葉も取り入れながら、子どもたちに本の面白さを伝えてくれています。
今日は、『子どもたちの詩集』、『日本の昔話』、『海外のお話』、『七夕の手遊び歌』、『楽しい写真が載っている本』などを次々に伝えてくれました。子どもたちは、時折、「いいな〜」「僕もやってみたい」と心の声が自然と口から出るくらいお話の中に入り込んでいましたね。
今週で1学期のお話会は終了となります。このお話会を通じて、子どもたちには物語や図鑑、伝記だけでなく、もっと多くの書物に触れる機会をこれからも続けていきたいと思います。「岬子どもの本連絡会」のみなさま、1学期間、ありがとうございました。2学期もよろしくお願いします。
今日の4時間目、廊下を歩いていると、「思いっきり楽しんでいま〜す!」という感じのピアニカの音が聞こえていました。迷わず1年生の教室に入ってみると、写真のように音楽でピアニカの学習をしていました。
「ド・ド・レ・レ・ミ・ミ・レ」「ミ・ミ・ソ・ソ・ラ・ラ・ソ」中塩路先生の声に合わせて、軽快に音を鳴らしていきます。運指も「『ド』は親指だったね。『レ』は人さし指、『ミ』は中指ですよ。」という風に、最もスムーズに指が鍵盤を押さえることができる運指で練習していました。「次は、『ミ』を親指で押さえます。すると『ソ』は何指で押さえますか?」との問いに、みんなで「人さし指〜」と答える1年生たち。しっかり者揃いの教室です。
音を出すときも、一斉に合わせて出したり、前後の列ごとに出したり、一人ずつ出したりと色々パターンを変えながら楽しく練習することができましたね。また、息の出し方で、音の強弱も変わってくるので、そこにも気をつけながら、技術面だけでなく情操面も含めて「音を楽しむ音楽」をもっともっと好きになっていってほしいと思います。
深日小学校PTAの歴代役員の方々で構成される『深日小学校校友会』。7月5日(土)は、9時から学校に集まっての総会兼グランドゴルフ大会が行われました。校友会のみなさまには、毎年、深日小学校の入学式、児童のクラブ活動(年10回)、運動会、学習発表会、卒業式、芝生整備(年4回)にご支援、ご協力をいただいております。
この日も朝とはいえ暑い中、休憩を適宜はさみながらですが、グランドゴルフで汗を流しました。普段、4〜6年生が、クラブ活動(グランドゴルフクラブ)でお世話になっている方々なので、校長・教頭も、打ち方から微妙なコツまで教えていただき、楽しいひと時を過ごすことができました。それにしても、校友会のみなさまは元気です!そのパワーに学校も負けてはいられないなと感じました。
そしてその後、深日会館に場所を移して総会が行われ、今年度も深日小学校を応援してくださる様々な計画が承認されました。ありがとうございます。深日小学校校友会のみなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
委員会シリーズの最終回は、掲示委員会の活動を紹介します。
深日小学校のよく風が通る通り抜けのところには、両サイドの壁に普通の掲示板と掲示黒板があります。その掲示黒板は、毎月の委員会の時間に掲示委員会のみなさんによって描き換えられています。
今月のテーマは「夏」。自分のクロームPCでデザインなどを調べながら、色チョークで描いていきます。「字が小さくなってる?」「黒板に字を書くのは難しい~」「何色にしよう?」などの声が聞こえてきましたが、最後には黒板全体が夏を感じられる作品に出来上がっていました。
普段は階段掲示も定期的にリニューアルしてくれています。その時々で、学校の中に季節を感じる風を吹き込んでくれる掲示委員会のみなさんの活躍をいつも楽しみにしています。
委員会シリーズの第5弾です。今回は、児童会委員会の活動を紹介します。
今日の昼休憩のこと。体育館で「全校みんな遊び」を企画準備してくれた児童会の子どもたち。なんと事前に各クラスに掲示用の告知プリントも作ってくれていてビックリ。深日小タイムが終わり、全校児童が集まった体育館では、「〇✖クイズ」と「先生〇✖クイズ」をみんなの前でしっかりと進めてくれました。その問題の中には、みんなが知っていそうで、あれ?どっちだったかな?という絶妙な問題も入れていてくれたので、最後、全問正解までたどり着く子は数名にまで絞られるという結果となりました。そのおかげで体育館内は大盛り上がり。マイク越しの声が、聞こえにくくなるくらいの歓声も上がっていましたね。でも惜しくもタイムアップ。残った問題は来週の児童集会まで持ち越しとなりました。
普段は児童集会を進めてくれている児童会委員会の子どもたち。でも、深日小学校をみんなと一緒に盛り上げたい!という気持ちを前面に出してくれたこのような企画をこれからも続けていって欲しいなと思います。児童会委員会のみなさん、素敵な取組みをありがとうございました。
今日の4時間目、通級教室を参観しました。通級教室は、その子が感じている課題【例えば、計算はできるのに、文章問題になると時間がかかる、できることとできないことの差が大きい、漢字はよく知っているのに文を読むことが苦手、口頭での話がなかなか理解しにくい、すぐ感情的になる、友達との話に入りづらい、などなど】に対して、なぜその課題が現れるのかについて原因を子どもと一緒に探し、その課題を上手く克服できる方法を身に付ける場であると言えます。
今日のこの時間は「あまりのある割り算」の計算についての支援を行っていました。割り算は、解き方を理解した上で、掛け算(九九を含む)、足し算、引き算を多用しながら解いていかなくてはなりません。それを一つひとつ分解して「できる」「できにくい」を確かめながら進めていきます。写真にあるように、九九が苦手なのか、繰り下がりの引き算はどうか、図などでイメージしやすくすればいいのか、それとも時間を気にして集中できないのか・・・などなど、できる限り原因を探っていきます。そして、授業が終わるころには、その子が苦手とする個所が分かり、「これからこうしていこう!」という目標ができていました。
私たちには、誰でも得意なこと、不得意なことがあります。その不得意なことを工夫して少しでも克服することができれば、そこから可能性も広がっていきます。その可能性をできるだけ、深日小学校の子どもたちに感じてもらいたいとの思いで、日々、通級教室では取組んでいます。
今日は、朝8時でも暑さ指数が31を超え、朝ランが中止となりました。6月19日のブログでも触れましたが、暑さ指数が31を超えると、原則運動禁止との指針が国から出ています。しかしこの時期、少しでも涼しさを感じて欲しいと思い、昨年度と同様にミストシャワーを設置しました。
これからきっと暑い日が続きます。大休憩や昼休憩に運動場では遊べないけれど、通り抜けの風を感じながら、ミストに当たるのもいいのではないでしょうか。また、学校へ暑い中、頑張って登校したときにはミストが迎えてくれる、そんな朝のスタートにも一役買ってくれそうです。
熱中症には本当に気をつけながら、空調の整っている教室や体育館での活動を基本とするのですが、夏の暑さに少しずつでも体が慣れていかないと、体力が続かず、すぐにバテてしまいます。このバランスがとても難しいのですが、いろいろな設備(空調やミスト等)を使いながら、これからやってくる夏を上手に乗り切っていきたいと思います。
今日は、土曜参観と引き渡し訓練、そして芝生整備の日でした。
参観授業前の2時間目に、有志の保護者の方々と一緒に、芝生の芝刈りと除草作業を行いました。梅雨も明け、午前中といえど日差しが厳しく感じる日でしたが、20名の保護者・卒業生の方々にご参加いただき、きれいに整備することができました。ご協力いただいた保護者のみなさま、卒業生のみなさん、ありがとうございました。
その後の3時間目、参観授業では全学年「SNS等の情報モラル」についての授業をそれぞれの発達段階の応じて行いました。パソコン、スマートフォン等の活用について、私たちの生活を便利にしてくれるところもあるのは確かです。しかし、ニュースで流れてくるネットトラブル等に触れるにつれ、誰もが被害者にも加害者にもなる恐れがある世の中になっていると感じます。これから小学校でもすべての学年で学習を積み重ねていきたいと思います。
さらに、緊急時引き渡し訓練でもスムーズな引き渡しにご協力いただき、ありがとうございました。いざという時には、この訓練をいかして安全に、そして確実に保護者のみなさまに引き渡すことができるよう、努めてまいります。
今日は不審者対応訓練の日でした。孝子駐在所の林さんが不審者役として、また他2名の警察官の方にもご協力いただき、いざという時の児童の行動や教職員の対応について実務的な訓練を実施することができました。
訓練の流れとしては、まず児童・教職員は、各階ろうかに設置されている緊急警報装置がなると、まず今している行動を止め、放送が入るのを静かに待ちます。職員室では、緊急スイッチが押された箇所に急行し、そこで誤報なのか、不審者なのか、または別のことなのかを知らせます。今回は対応訓練なので、不審者が校内に進入した旨の連絡が職員室に入り、110番通報、校内非常放送を行います。各教室では、子どもたちは、担任の先生の指示に従って身を守る行動をとります。その間、教職員は不審者を児童のいるところからできるだけ離れた場所に誘導し、不審者対応をしながら警察官の到着を待ちます。
対応訓練後、体育館に集まった子どもたちに、不審者役の林さんが「不審者役として廊下を歩いたけど、みんながどこにいるのか本当に分かりませんでした。」とお話しいただきました。それだけ、みんなはしっかりと自分の身を守る行動が取れていたということです。警察官として日々シビアな案件に対応されている方からのこのような言葉は嬉しいものですね。これからも警察と連携しながら、子どもたちの安心・安全な学校の維持に努めたいと思います。
毎朝、自分が植えたアサガオにお水をあげている1年生。そのアサガオが、どんどん生長して、今では花が咲いてきています。今日の3時間目は観察の時間。1年生は教室で中塩路先生からアサガオの観察をする時のポイントを教えてもらっていました。それのポイントとは、「いろ」や「かず」「かたち」、そして「くらべる」ということ。子どもたちは、そのポイントを忘れないようにしっかりとメモをして、準備万端で観察に出発していきました。
職員室横の通り抜けのところで、まず子どもたちは、自分が育てているアサガオをじっ〜と観て、花の数を数えたり、花や葉の色を確認したり、開いている花や閉じている花の形を見比べたりしていました。その後、文章でそのことを書いていく子、絵を先に描いていく子など、それぞれでしたが、教えてもらったポイントをみんながきちんと意識して観察できていましたね。
しっかりと観る事ができていたのと同時に、葉っぱに触って「ふわふわや。」との感想をつぶやいている子もいて、新たな発見をした経験をこれからの関心意欲につなげていって欲しいなと思いました。
深日小学校では、給食後の12:55〜13:10の15分間、深日小タイムとして主に基礎学力の定着をめざして学習する時間を設定しています。
今日の深日小タイムは、4年生の教室をのぞいてみました。まず、目に飛び込んできたのは、大型画面に提示された15分ですることリストであり、子どもたちがそのリストに沿って各々取り組む姿でした。リスト以外のことをしている子は一人もいません。みんなが、丁寧に字を書いていたり、覚えた漢字を思い出そうとしていたり、先生に◯をもらおうと列に並んでいたり、クロームPCで都道府県名を友達と確かめ合ったりと、自分のするべきことを、友達のペースではなく、自分のペースで自信を持って取り組んでいました。
すべての学年の子どもたちが、毎日15分間、集中して国語や算数、理科、社会、読書などの学習を少しずつですが行っています。深日小タイムの一日15分も、一週間では75分、一ヶ月なら約300分の時間となります。その毎日の積み重ねを子どもたちの確かな学力に繋げていきたいと思います。
階段の踊り場にある掲示板に、全校のみんなが書いた短冊が飾られていました。7月7日の七夕がもうすぐということもあって、みんな思い思いの願い事が書かれていました。
今の世界情勢に目を向けている子、自分の家族についての願いを書いている子、明確な自分の将来をイメージしている子などなど、どの短冊にも真っ直ぐな思いが現れています。読んでいても心が穏やかになリます。みんなの願いが叶うよう、今できることを少しづつでもいいから一生懸命に頑張っていきましょうね!
ご存知の通り、七夕とは、織姫と彦星が年に1度だけ7月7日の夜に天の川を渡って会うことができるという神話にもとづいています。保護者のみなさまには、年に1度だけ、星空に向かい願って書いたこの素敵な短冊を、ぜひ6月28日の土曜参観でご覧いただければと思います。
今日の4時間目、外は雨が降るか降らないかぐらいの天候。そんな中、急いで運動場に集まってきた5.6年生たち。雨が降り始めないうちに体育をしたい!。なぜなら、前回の運動場体育は、暑さ指数の影響で中止を余儀なくさらていたからです。
写真にあるこのベースボール型の競技「ティーボール」は、5.6年生が特に楽しみにしている競技です。体育館でもできないことはありませんが、やはり広い運動場で思いっきり楽しみたいとの思いも、子どもたちには強かったのではないでしょうか。
そして、念願の「プレイボール!」の掛け声がかかり、一斉にボールを追いかける子どもたち。5年生も6年生も楽しむことが最優先でした。アウトかセーフか微妙なタイミングでも、お互いに自分たちの意見を主張することなく、譲り合ってゲームを進めていく場面も多くあり、さすが高学年だと思って安心して見守ることができました。
今週、天気予報によれば雨続きになりそうですね。ですが、晴れると暑さ指数とにらめっこしながらの体育となります。恐らく運動場でのティーボールは、今回で最後になりそうですが、体育館体育でもまた、気持ちのいい雰囲気を作り出してくれながら体育を楽しんでくれると思っています。
毎日、深日小学校の子どもたちの安全を見守ってくださっている方々は、スクールガードリーダーさん、安全ボランティアのみなさん、深日交番所の相談員さん、そして孝子駐在所の林さんです。今日は、林さんのお話をしたいと思います。
林さんは、深日小学校の子どもたちの様子や子どもが巻き込まれる犯罪の最近の傾向、そしてその対策などについて、意見交換ができる学校にとってとても心強い味方の一人です。来週、深日小学校では、不審者対応訓練を計画しています。子どもの動きや教職員の対応の仕方などについて、子どもたちが過度に怖がることがないよう進めたいと思っています。林さんは、訓練当日も来校いただけるとのこと。子どもたちや教職員の命を守るための訓練が有意義なものとなるよう、助言をいただきながら実施していきます。
写真は、今朝の見守り風景です。林さんは、子どもたちから、じゃんけんを挑まれればじゃんけんをしてくれたり、またハイタッチを希望してくる子がいれば、それに応じてくれたりもします。他の見守りの方々と一緒にいていただくだけで安全安心をより一層感じられますね。感謝です。
深日小学校の子どもたちの安全を見守ってくださっている全てのみなさま、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
子どもたちが安全に活動できるよう、運動場での活動は、暑さ指数(WBGT)を測って判断しています。深日小学校では、朝の始業前、大休憩前、昼休憩前、そして体育の授業前に数値を確認しています。
暑さ指数(WBGT)とは 、①湿度、 ②日射などの熱環境、 ③気温の3つを取り入れた熱中症を予防するための指標として数値化されてたものです(環境省WEBより参照)。
31以上 「危険」原則運動中止
28以上31未満 「厳重警戒」激しい運動は中止(10~20分おきに水分補給)
25以上28未満 「警戒」積極的に休憩(30分おきに休憩)
深日小学校では、WBGTの数値が「31」を超えると授業であっても運動場での運動を中止しています。また、休憩時間中の遊びについては、WBGTの数値が「30」を超えると大事をとって運動場の使用を中止しています。
上の写真は、本日、大休憩前のものです。6月中旬にしてWBGTの数値が31を超えています。特に風が吹いていない時は、数値が上昇傾向にあるようです。子どもたちが安全に体を動かすことができるよう、来週からは大休憩と昼休憩に空調が効いている体育館を各学年に割り当てて、少しでも遊べる場所を確保したいと考えています。
とはいえ適宜、水分補給を各学年行いますので、水筒にはたっぷりの水分をよろしくお願いします。
今日の2時間目、3年生の教室をのぞいてみると、春から始まった観察活動のレベルが格段に上がっている子どもたちがいました。
普段、教室では教科書を使用して新しいことを学んでいきます。そこに数年前から一人一台パソコンが加わり、学びの環境の幅が大きく広がっていました。さらに今日の3年生は、そこに実物観察も行いながら、その特徴や実態をまとめていました。紙媒体と電子媒体、そして実物とそのすべてを教材として学べる今の教育環境は、子どもたちにとってとても恵まれているなと感じます。
それでも学んだことをどう自分のものにしていくのかはまた別の話です。なので子どもたちは、昆虫の特徴をリズムに合わせて「あたま、むね、はら、足6本!!」と声に出して繰り返し言っていましたね。それも覚えるためには大事なことです。これからも3年生の頑張りを見守っていきたいと思います。
今日、給食を食べ終わった後、子どもたちが静かに体育館に集まってきました。1~5年生は、ステージの上で座っている6年生の真剣な表情から何かを感じ取ったのでしょうか。姿勢を正して静かに座って始まるのを待っています。そう、この時間は、6年生が修学旅行で見たこと、聞いたこと、考えたこと、感じたことを深日小学校のみんなに伝える大切な報告会の時間でした。
6年生の言葉(一部抜粋)を紡いでいきます。
「戦争って、むかしのことだと思っていた。」「全然違った。」「立ち止まり、原爆ドームをしばらく見つめた。言葉が出なかった。」「生きたかった命が、一つしかない命が消えた。」「どんな思いで亡くなっていたのだろう。」「考えると胸が苦しくなった。」「戦争で何もかも失ってしまった人々の苦しみを、私たちは知らなければならない。」「なぜ、戦争が起こったのか、なぜ、だれも終わらせられなかったのか。」「人を苦しめる戦争、命をうばう戦争、悲しみを呼ぶ戦争、何も残さない戦争、二度と起こしてはいけない。」「まずは、人と人とのけんかをやめよう。」「自分のことだけでなく、他の人のこともちゃんと考えよう。」「青い空がずっと続きますように。」
実際に広島で見て、聞いて、考えてきたことだから、真に迫るものがあり、6年生一人ひとりの姿や言葉が、非常に重いものとして感じられました。6月2日の折り鶴集会、6月5~6日の修学旅行、そして今日の報告会を通して、深日小学校で学ぶ子どもたちに確かな「平和への思い」が受け継がれていくことを、これからも大切にしていきたいと思いました。
今日から深日小学校に新しい仲間が加わりました。2年生の教室に1名転入してきてくれたので、全校児童が87名になりました。
その子は、児童集会でもきちんと自分の名前を言えたしっかり者。2年生の教室での様子はどうかなと思い、3時間目にのぞいてみました。すると丁度算数の学習をしていて、担任の矢田先生もどのくらい算数が得意なのかをじっくり見極めながら、進めてくれていました。そして最後の方では、自分で手を挙げてみんなの前で発表することもできましたね。
今日からしばらくは、緊張しながらの生活かもしれません。学校が変われば、やり方やルールが違うので一から覚え直し・・・という場面もあると思います。でもそんなときは、周りの友達や先生がきっと助けてくれます。困ったことだけでなく、嬉しかったことなど何でも周りに話をしてみてください。そしてどんどん深日小学校を好きになっていってほしいと思います。
今日の3時間目の体育館では、1.2年生の合同体育でした。職業体験で来てくれている中学生の3名もサポートに入ってもらっての体育でした。
後転は、足を上に振り上げる練習をしたり、おしりをマットにつくポイントにやわらかい玉入れ用の玉を置いたりしながら、自分の技が上手にできるように考えながら取組んでしました。
また、前転ではほとんどの子が前に回ることができますが、写真にもあるように、まっすぐ回転して、両足が輪の中には入るよう、自分で腕や足の力のバランスなどを調整しながら何回も挑んでいる姿を見せてくれました。
誰にも利き手や利き足があるように、左右の手足でも力の入り具合はそれぞれ違います。そこをどう意識して、体を上手くコントロールしていくかを今、子どもたちは学んでいる最中です。マット運動が得意な子も不得意な子も、自分と対話しながら頑張っている姿がとても素敵でした。
今日からの2日間、岬中学校生の3名が職業体験のため、深日小学校に来てくれています。3名のうち1名は何と本校の卒業生です。ですが、今回は卒業生の顔ではなく、教師の顔で子どもたちに接してくれていました。
1日目は、4.5.6年生の教室にそれぞれ入ってもらい、担任の先生から、プリントの丸付けやプリントを解く手伝い、休み時間を子どもたちと過ごしながらいろんな話をする・・・などなどのお願いをされ、教師体験を頑張ってくれました。また、給食の時間には、なぜ教師が前で食べているのかを教えてもらい、しっかりと教師の目線を持ちながら給食を食べることもできていましたね。
明日も体験は続きます。この体験をきっかけにして、ぜひ将来、教師をめざしてほしいなと思います。
今日の5時間目、4年生が社会科の「住みよいくらしを支える」単元学習の一環として、ごみを集める仕事をされている岬環美興産の方々からお話をお聞きすることができました。
はじめは、子どもたちからの「何か所くらい集めていますか?」「ゴミ袋の中に入れられたら困るものは何ですか?」「どうしてパッカー車って言われているのですか?」などの質問に丁寧に答えていただきました。その中でも、やはり入れられて困るものに「ハサミ」や「包丁」「カミソリ」があるという話があり、危険とも隣り合わせの仕事だということを知り、子どもたちは驚きながらもそのことを一生懸命に書き留めていました。
その後、パッカー車の仕組みについて実際に見せていただきながら説明してもらえたので、より身近な車として感じられたのではないでしょうか。たとえ一週間でも、ごみの回収がなければ大変なことになってきます。私たちのくらしを支える大切なお仕事にをされている方々に、しっかりと感謝の気持ちをもって生活していきたいと思いました。
今日の2時間目、保育所・幼稚園の先生方が1年生の様子を参観しに来てくれました。
観られていることもあって1年生は、普段よりテンションが高めで、中塩路先生の問いかけにもみんな張り切って答えていました。カタカナの学習の場面では、「ネ」と「ノ」を書き順や形に気を付けながら、ノートに書き込んでいく文字にも力が入ります。また、「鉛筆の持ち方も観てもらいますよ。」と担任の先生からの声掛けがあれば、直ぐに自分の持ち方をチェックしていました。久しぶりに会う保育所・幼稚園の先生方に「がんばっているよ」というメッセージを、体いっぱいで送っているみんなの姿は、もうすっかり立派な小学1年生のものでしたね。
保育所・幼稚園の先生方からは、「子どもたちが、のびのびとしていて、思ったことを発言できて、またそれを先生が上手にひろってくれるので、意見が言いやすいんだろうなと思いました。」「ありのままの表情が見られて安心しました。」などのご意見をいただけました。保育所・幼稚園の先生方、本日は子どもたちのためにご来校いただき、ありがとうございました。
今日は、5年生が多奈川小学校の5年生と一緒に学習する、合同授業の日です。合同授業は、年間5回計画されていて、今回はその第二回目です。5時間目は英語を、6時間目は総合的な学習をしていました。
写真は6時間目の総合的な学習の様子ですが、来週に迫った海洋センターで実施される合宿に向けて、キャンプファイヤーの練習を多奈川小学校の5年生と一緒にしています。各学校が、それぞれ出し物をした後、みんなで歌を歌ったり、ダンス(マイムマイム)を踊ったりして、イメージを膨らませていました。
深日小学校と多奈川小学校は、ここ近年ずっと合同で合宿に行っています。お互い小規模校であり、また2年後には岬中学校で一緒になる子が多いので、合同でできる機会があれば・・・、という思いからスタートしました。合宿という非日常の空間を共有することで、グッとその親密度は高まります。クラス内の結束にもつながります。やはり子どもたちが楽しみにしている行事の一つなので、深日小・多奈川小の先生たちが、力を合わせて子どもたちを盛り上げていきたいと思います。
委員会シリーズの第4弾です。今回は図書委員会の活動を紹介します。
今日の深日小タイムの時、図書委員会の子たちが1.2年生の教室で紙芝居を読んでくれていました。担当になっている子から事前に「今日の深日小タイム、ドキドキする〜。」と聞いていて、緊張を隠せない様子でしたが、本番はとても上手に読んでくれていたので、1.2年生も一生懸命に聞いていましたね。
読み終えて、担任の先生から「感想が言える人はいますか」と聞かれ、1.2年生の子どもたちからは、「おもしろかった」「読んでくれてありがとう」などの声が次々に聞かれました。そして明日も来てくれると聞いて、嬉しそうに微笑む1.2先生たち。自分で読み進める読書もいいですが、委員会の人たちに読んでもらうこの時間も心地いいなと感じてくれたのではないかと思います。
図書委員会の活動は、図書室内だのことけに留まらず、本を通じて色々な活動ができるので、とても頼もしく感じています。これからも、よろしくお願いします。
6月5日~6日、6年生が広島へ修学旅行に行ってきました。めあては「文思両道~学びと思い出の両立~」です。6年生はそれを体現するかのように、しっかりと学び、思いっきり楽しむことができました。
1日目は、うきうき気分の出発~新幹線~路面電車でしたが、原爆ドーム前に降り立った途端、6年生の雰囲気が一気に変わるのが分かりました。原爆ドームを見上げる後ろ姿から察するに、きっと感じ取るものが大きかったのではないでしょうか。その後の、被爆された方からの聞き取り学習や慰霊祭での真摯な態度には、引率していても頭が下がる思いがしました。
上から2番目の写真はその慰霊祭の時の様子です。静かに祈りを捧げ、自分たちの平和への思いを表明し、「青い空は」の1番を伴奏なしで歌いました。それをジッと見守ってくださっていた外国から来られたご夫婦の方が、私に「They are very beautiful. 」と伝えてくれました。私は「beautiful(美しい)」という言葉が強く印象に残ったと同時にとても嬉しく思いました。そしてその方は、もう一度「Beautiful !」と仰って離れて行かれました。確かに深日小学校の子どもたちのあの姿は、誠実さとともに凛とした美しさが感じられ、「文思両道」の「文」をこの修学旅行で十分に達成できると確信した瞬間でもありました。
2日目は、友だちとホテルの部屋で語り合いながら、静かに眠りに入っていった昨晩から考えると、宮島で思う存分、楽しみを爆発させた日となりました。早朝のもみじ饅頭づくり、世界遺産の厳島神社を参拝してからの、お待ちかねのグループ行動。宮島水族館では、それぞれのグループでじっくり魚を観察したり、写真を撮り合ったりしていました。そして、表参道食べ歩き。名物どころを一番に食べている子や、お店が多すぎてどこに入ろうか悩んでいる子、家族や友達の顔を思い浮かべながらお土産を選んでいる子など、まさに思う存分楽しんでいる姿を見せてくれました。一番下の写真は、宮島を離れる時のフェリー上での一コマです。きっと宮島での出来事がとても心地よい思い出として、みんなの心に残っているのではないかと思えるくらいの清々しさです。
6年生は、この修学旅行で一回りも二回りも大きく成長したと感じます。公共の場での立ち居振る舞いにも気を付けながら、すべての行程を全力でやり遂げたこの子たちのこれからが、とても楽しみで仕方がありません。この貴重な2日間での学びを、ぜひ自分の人生の糧にしていってほしいと思います。
今週から2週間、小学校と中学校の先生がお互いの授業や子どもたちの様子を参観する小中交流が始まっています。岬町では年1回、この交流期間が設定されています。
今日の5時間目には、岬中学校から英語科の古賀先生が参観に来てくれました。古賀先生は今年の4月から教員になった先生で、普段は中学2年生を教えているそうです。古賀先生には、4年生の音楽、5年生の理科、6年生の総合を参観していただきました。
参観を終えて、古賀先生から「先生が話したり、発問したりしたらすぐにリアクションしていて、深日小学校の子たちはとても元気がいいなと思いました。」との感想をいただきました。確かに、4年生の体を揺らしながら元気いっぱい歌う姿、5年生のメダカのオスメスのちがいを発見した時の「わかった!!」の猛烈アピール、6年生の修学旅行の行程の最終確認をしている時の担任の先生との途切れることのない吉本新喜劇のような掛け合い・・・。古賀先生、しっかり観てくれていて感謝です。
今日の5時間目、各クラスの様子を見ながら廊下を歩いていると、ひまわり教室の南先生から「校長先生!今日、うれしいことがありました!」と声をかけられました。教室に入ってみると、写真のように教室の上の窓枠にアヒルさんがきれいに並んでいるではありませんか。
南先生は、子どもたちに身につけて欲しい力を培っていくため、目標としている事ができた日には、アヒルさんを1羽ずつ乗せていったそうです。そして今日10羽並び、児童と喜んで眺めていた時、私がいいタイミングで廊下を通ったということでした。その喜びの空間に私もまぜてもらったという形になりました。
誰にもやりたくない事や苦手な事はあります。そこで自分を奮い立たせてやり抜いていくことができれば、その後の自分の人生にも、その経験がきっと役に立ちます。達成感が目に見えて分かるようにしながら、自分で決めた目標をクリアしていくこの取組みをこれからも応援していきたいと思います。
委員会シリーズの第3弾です。今日は、体育・園芸委員会のみんなが、大休憩の時間を使って150周年記念花壇に、新しい花の苗を植える活動をしていました。
春に満開の花を咲かせてくれた花壇も、梅雨を前にシバザクラとヒマワリを残して、植え替えを行い、夏を迎える準備をします。今回は、マリーゴールドや日日草、百日草、松葉牡丹の苗を手分けして植えることができました。この苗は、多奈川小学校の元校長先生だった竹内敦子先生から深日小学校のためにいただいたものです。竹内先生、毎年貴重な苗をくださり、ありがとうございます。
夏には、春とは違う150周年花壇の装いをみんなが見ることができるよう、体育・園芸委員会の子たちには、これからも苗の成長を支えていってほしいと思います。
今日は、「折り鶴集会」が行われました。
「折り鶴集会」とは、今週の5日(木)~6日(金)、広島へ修学旅行に行く6年生に、1~5年生の子どもたちや岬町人権協会の方々が作成した千羽鶴を託したり、広島で何を学んできたいかの意見を6年生が表明したりする集会です。
はじめに6年生が、「原爆で14万人もの人たちが亡くなった広島で、しっかりと平和の尊さを学んできます。」とみんなの前で挨拶してくれました。次に、岬町人権協会の田中会長さま、関口事務局長さまから、千羽鶴と平和についてのお話をしていただき、そして1〜5年生の代表の子たちからも自分たちのピースメッセージを大きな声で、6年生に伝えてくれました。
6年生には、80年前の戦争で犠牲となった方々のことを知り、平和な時代に暮らす自分たちがそのことを学び、そして伝えていくことで、これからも戦争は決してしてはいけないという思いを広島の地で強く感じてくれればと思います。
今日の午後、泉南警察署からスクールサポーターとして警察官OBの河西さんが来校してくださいました。河西さんは、泉南署管内の全ての小中学校を定期的に訪問してくれます。
深日小学校には、今年度2回目の来校です。子どもたちの様子を見ていただき、校長室にて情報交換を行いました。その中で、河西さんから「深日小学校の子どもたちは、とても落ち着いていますね。先生たちの表情もすごく穏やかで、警察の人間から見ると、学校の先生って本当に子どもたちのことが好きなんだということがよく分かります。」とのお話をいただき、とても嬉しくなりました。
学校もいざとなったら警察と協力していかなければならない時代です。そんな状況になる前に、いろいろなことを気軽に相談できる河西さんの存在をとてもありがたく感じます。最後に河西さんから「困ったことがあったらいつでも相談して」とのお声もいただき、子どもたちのためにこれからも教職員一丸となって教育活動を進めていきたいという思いを新たにしました。
今日の天気予報では雨になるとのことでしたが、午前中はまだ過ごしやすく、丁度いい気温・湿度でした。
大休憩の時間、小学校の子どもたちが一斉に外へ出てくるとき、保育所の子たちも、芝生の上で遊ぶために出てくるところでした。それを見ていた5年生のお姉さんたちが、一緒に遊んでいる場面です。保育所の子は、お姉さんたちがすることを真剣にジーっと見てくれるので、お姉さんたちも嬉しくなったのでしょうか、とても優しく、丁寧に接してくれている姿が見られました。
異年齢交流は、子どもたちの成長にプラスとなって働くことが多いと言われています。小学校でも、朝のそうじ等で「たてわり活動」を行っていますが、それに加えて、保育所の子とも普段から接することができること、これからも深日小学校の強みとしていきたいと思います。
今日の10時~12時に深日小学校の学校運営協議会が開催されました。
学校運営協議会とは、学校と地域が一体となり学校運営をより良くしていくことを目的として、法律で設置が義務付けられている公的な協議会です。協議会のメンバーは、町教育委員会から委嘱された深日小学校の元校長先生、前年度PTA会長で保護者代表の方、歴代のPTA役員の方、深日地区にお住まいで深日小学校との関わりが深い方、教育委員会事務局の方となっています。
協議会の始めに校長より、学校の組織・運営状況と4月からの子どもたちの様子をお話し、その後、実際にすべての教室を参観いただきました。委員のみなさまからは、【一人一台パソコンの活用について】【自然災害に対する備え・対応について】を中心にご意見をいただきました。また、下の写真は、6年生が「歴史上の人物カルタ」に挑戦している場面ですが、協議委員の方からは、「子どもたちが机に並べているカルタにも、一人ひとり違う並べ方があり、自分のやりやすい方法を考えてながら並べているところが面白いですね。」との感想もいただきました。協議委員のみなさま、お忙しい中、深日小学校のために貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。これからの学校運営につなげて参ります。
学校運営協議会は、年3回予定されており、次回は2学期です。その際は、美味しい岬町の給食も試食していただき、そのご意見も伺おうと思っています。
今日の4時間目、4年生の教室の一人一台パソコンを上手に活用した国語の授業を参観しました。
はじめの10分間は、新出漢字をパソコンの画面上で花丸をもらえるまで繰り返し書き、その後、鉛筆で漢字スキルに練習していました。みんなパソコンで花丸をもらっているせいか、鉛筆でもとても丁寧に書くことができていましたね。
次は音読です。奥先生から「今日の音読は、内容をきちんと理解するために読みます。決してスラスラ読むことではありませんので、間違えないようにしてください。」と音読の目的を伝えられた子どもたち。そのためか、みんなじっくり内容を確かめるように読んていたのがとても素敵だなと思いました。
そして、授業のめあてに沿った内容に入っていくと、パソコンの画面上で配られたワークシートの課題を、①一人で取組む「研究者コース」・②友達と協力しながら取組む「話し合いコース」・③奥先生と取組む「安心コース」の三つのコースに自分で選んで分かれて、どんどん学習を進めていきました。どの子も少し難しい課題でしたが、一生懸命に考えたり、友達に質問したり、奥先生にヒントをもらったりしながら、積極的に学んでいく姿を見せてくれました。
1年生はまだですが、2~6年生は、自分でテーマを選んで学習する自主学習が宿題で出されています。どの子も自分の興味関心に沿って、調べたことをまとめたり、調べたことを問題にしたり、苦手な教科に挑戦したりと、どの自学ノートを見ても一生懸命に取組んでいることが分かります。
写真は、定期的に階段の踊り場に掲示されている自学ノートのコピーです。各学年から一人ずつですので全員がここに掲示されるわけではありませんが、掲示されていないノートの内容も読みごたえ十分なものです。また、担当の溝口先生からのメッセージもあり、これからどんな自学ノートが出てくるか楽しみですね。
今日の3時間目、2年生の教室では算数科の「長さをはかろう」の単元を学習していました。
センチメートルやミリメートルを学習した後に、教科書に描かれてあるものの長さを測っていきます。ものさしに刻まれている「1cm」が何個分あるのか、また「1mm」の線が何本あるのかを、鉛筆でチェックしながら丁寧に数えていました。
なかなか初めて知ることに「え?センチメートル?ミリメートル?どっちだったけ?」と戸惑いながらも正解にたどりつく2年生たち。その後、矢田先生が、一人ひとり書かれてある解答を確認しながら「かんぺき!」「かんぺき!」と言って机間指導をしていました。子どもたちは、矢田先生から「かんぺき!」と言われ、お互いに顔を見合わせ、とても嬉しそうな表情をしていたのが印象的でした。
実際に問題が分かった、解けた、ということはもちろん大切ですが、担任の先生に自分ができたということをきちんと知ってもらう、認めてもらうことも、子どもたちにとってはすごくモチベーションの上がることなのだと改めて思える時間となりました。
昨日、あれだけ歩いたのにも関わらず、今日の朝、走ったり、歩いたりしている子の多いこと。きっと昨日はぐっすり眠れたのかなと思えるような朝のスタートでした。
音楽に合わせて、軽快に走っている子もいれば、自分の体調に合わせて一歩一歩確実に歩いている子もいて、自分で調整しながら、そして選びながら活動できる子が多くなってきたなと実感しています。ゆっくりでもいいから「続けていく」ことを目標の一つとしているのがこの朝ランです。頑張りすぎないように、でもいい加減にはならないように「続けていく」ことの大切さを、深日小学校のみんなにもっと実感してほしいなと思います。
子どもたちには、これからの人生の中で、目標に向かって頑張らなければならない場面がきっと来ると思います。この「続けていく」という力を身につけながら、「なりたい自分」に近づいていってほしいなと思います。
朝から雨が降っていたのですが、会場に着くころには晴れ間も見え、雨よりも暑さの心配が出てきたスタートでした。でも、海から吹く風が心地よく、日陰に入ると過ごしやすく感じました。
会場内では、共通で体験する「大阪ヘルスケアパビリオン」、昼食会場以外は、低・中・高学年に分かれて、それぞれが予定していたパビリオンや大屋根リングなどをめざして歩いて散策しました。大屋根リングの下はまだまだ涼しく、散策の合間合間にベンチに座って軽食(おやつなど)を食べて適宜休憩しながら、また次の目的地へと進んでいきました。どの学年も大屋根リングの組立て方や心筋シートなどの未知との出会いが多く、驚きの連続でした。そして何と言っても、よく歩きました。みんな1万歩以上は歩いているのではないでしょうか。体調を崩す子もなく、頑張りきった1日でした。
写真は上から、①各国の国旗を眺めながら列を乱さず歩いている場面、②昼食後の時間を使って人工芝の上で体を動かして遊んでいる場面、③会場の中心にある下からミストシャワーが出ている場所で涼をとっている場面、④震災のあった福島県が企画しているブースにあるメッセージボードに「せかいじゅうのみんな がんばろう」というメッセージを付箋に書いている場面です。特にこの写真については、福島県の方がすごく感動されて、しかも書いているのが1年生だということを知ってさらに目に涙を浮かべられていたのが印象的でした。深日小学校の子どもたちの良さを知ってもらういい機会ともなりました。
毎年、この日(月化粧の誕生日)は、「月化粧」で有名な地元企業の青木松風庵さまから全校児童と教職員に「月化粧」をいただいています。なので今日の給食には、デザートに月化粧が添えられました。
写真は、4年生の教室で「月化粧好き?」って聞くとみんな満面の笑みで「うん!」と言いながら美味しそうに食べている時の様子です。さらに今日は「豚キムチ炒め」「ワンタンスープ」という子どもたちの大人気メニューも重なって、みんな大満足の給食となっていました。また「月化粧」に含まれる成分によってアレルギーのある子は、せっかくいただいたものですから、お家の人に食べてもらえるよう持って帰ってもらおうと思います。
青木松風庵さま、毎年岬町の子どもたちのために素敵なお菓子をプレゼントしてくださり、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
以前から3年生は、理科の学習でモンシロチョウの成長を観察するため、教室で幼虫を飼育していました。その幼虫がさなぎになり、そして成虫となったので、今日、自然に返してあげていました。
2匹いたモンシロチョウは、1匹目は元気よく飛び立っていったのですが、2匹目はなかなか飛び立とうとしません。みんな心配になり、ケースのフタを全部取って見守っていました。次第に子どもたちから「がんばれ~」の声が聞こえてきて、2匹目のモンシロチョウもその気になってくれたようで、元気に飛び立ってくれました。もちろん子どもたちは大喜びで見送っていました。
5月8日から始まったこの飼育活動を通じて、子どもたちには、生命の尊さや神秘さも同時に感じてくれればと思っています。その後、子どもたちが「まだ教室には、卵やさなぎの子がいるんやで~」って教えてくれました。3年生の飼育活動は、まだまだ続きます。
今日の5時間目、6年生の家庭科の学習を参観しました。家庭科は出射先生が教えてくれます。出射先生の「朝食をとることがなぜ大切なのでしょう?」との問いに、子どもたちは「体を強くするため」や「お腹がすくとやる気が出ない」「エネルギーをたくわえるため」など、生活体験も含めて朝食をとる理由を出し合っていました。
その後、赤・黄・緑の3グループを意識してメニューを考えていくことについて、どんどん学習が進んでいきます。「教科書にのっているパン・ウインナー・スクランブルエッグの朝食には、体の調子を整える緑色のものがないね」というふうに意識していくだけで、「トマトを一緒に食べてみるとどうかな」とつぶやいている子もいました。「確かにトマトならビタミンが含まれているからよさそうだね。」と声をかけると嬉しそうな笑顔も見せてくれました。
私たちの食生活を振り返ったり、考えたりできる家庭科は、自分たちの生活にすぐ生かすことができる教科です。これから大人に向かって成長していく子どもたちに、ぜひ身に付けていって欲しい内容がいっぱいの学習でした。
今日の2時間、1年生が生活科の学習で学校の中の安全を守ってくれる設備はどこにあるかな?という内容で、2班に分かれて校内を探索していました。
事前に教室では、地震のときには机の下にもぐったり、先生の話を静かに聞いたりするなどの身を守るための学習をし、非常口のマークや火災のときに使用する消火栓や消火器、AEDの場所を確認しに行くというミッションをもらってからの出発でした。子どもたちは、緑色の非常口マークや赤色の消火栓を見つけると、指さししながら嬉しそうに確かめ合っていましたね。そして、最後に校内に一つしかないAEDをみんなで見つけてミッションクリアできました。
普段は使用しないので、素通りしてしまいがちな設備ですが、いざというときには必要です。使用しなければいけない事態にならないようにすることが一番ですが、自然災害に対してはそうはいきません。全校で少しずつでも意識づけていければと思います。
5年生が一人一つのバケツを使っての稲作栽培をはじめます。今日は、その一番大事な土づくりを念入りにしているところを見せてもらいました。
まず、土をバケツに7~8割ほど入れ、そこに専用の肥料を混ぜます。その後水を入れドロドロになるくらいまた混ぜます。みんなは、スコップで混ぜていてもどんどん土に水が染み込んでいき、全然ドロドロになっていかないことに唖然としていました。「水が土に吸い込まれていく~」という感想をつぶやいている子もいましたね。思った以上に水を注いで、やっとドロドロしていました。最後に担任の木戸先生から種もみをもらい、一人15粒くらいを植えて作業を完了していました。
実は「よい米を作るためのポイントは、土づくりにあるんです。」と地域で米づくりをされている方から伺ったことがあります。5年生の子どもたちは、とても丁寧に土を何回も混ぜていたので、きっと良い土となったに違いありませんね。これから稲がどんな風に成長していくのか、今から楽しみです。
委員会活動シリーズの第2弾です。今日は、保健・給食委員会のみなさんの活動についてです。みんなが毎日必ず通る靴箱の前の壁に、給食のメニューをお知らせするボードがあります。保健・給食委員会の活動の一つに、給食を食べた後、ボードを更新をするという役割があります。
今日は金曜日なので、来週の月曜日のメニューを4年生と6年生の担当の子が更新してくれていました。6年生が、メニューを書き込み、4年生が食材のプレートを栄養の三色に分けて貼っている写真です。その際、4年生が「赤みそってなあに?」と6年生に聞くと「みそにはいろいろな種類があって、その中でも赤い色のものかな」と答えてくれていたり、「ニラってなあに?」との質問にも「緑色で細くて長い野菜やで」「見たらきっと知ってるで」とも答えてくれていました。
なんてほのぼのとした会話なのでしょうか。4年生の純真さと6年生の頼もしさが聞いているだけで伝わってくるようでした。保健・給食委員会のみなさん、毎日の活動ありがとうございます。
今日は、地震が発生しその後、津波警報が発表されたとの想定で避難訓練を実施しました。大きな揺れを感じると、まず子どもたちは机の下などに隠れて身を守ります。揺れが収まったら、校内非常放送の指示に従って第一次避難場所である運動場に避難します。その後、津波警報も発表されたとの連絡が入り、第二次避難場所の ①校舎の屋上、②国玉神社付近、③大阪ゴルフのいずれかに状況を見て避難を開始します。
今回は、校舎の状態が悪いため、国玉神社付近へ避難するという計画で実施しました。その場所までの経路が安全かどうかを確認し、みんな無事に避難することができました。写真は、訓練が終了して、国玉神社付近から帰校し、ホッとしながら校舎の中に入っていく子どもたちの様子です。
訓練中は、みんな真剣な表情で、自分の命は自分で守ることを意識して臨む姿がありました。その真剣さが、まさかの時には必ず自分を助ける力になってくれると、この避難訓練の様子から改めてそう思いました。
昨年度も実施し、大好評だった「朝、校舎に入る前の約10分間、軽快な音楽とともに走ったり、歩いたりして頭や身体をスッキリさせて一日を始めよう!」プロジェクト、通称「朝ラン」を今年度も体育主任の中塩路先生を中心に実施しています。
完全希望者ですが、延べ20~30名の子どもたちが参加してくれています。やはり、頭がスッキリして一日が始められることを実感してくれている子が多いなと感じています。
保護者の方からは「朝、走りたいから自分で用意して、学校へ行くようになりました。」との声をいただけたり、朝の登校を見守ってくれている安全ボランティアの方からも「朝走るようになってから、みんな登校するときの顔が嬉しそうで、見ているこちらも嬉しくなります。」と話してくれたりしています。これからもこの「朝ラン」を、バージョンアップも考えながら進めていきたいと思います。
今日の5時間目、4年生の教室では、社会科で大阪府の土地利用についての学習をしていました。
大阪府の土地を大きく「海」「平地」「山地」に分けて、住宅や工場、田畑、商店などの何に多く使われているかを地図を見て調べていきます。地図に色分けされて記載されているところは、みんな直ぐに気が付いてノートに書き込んでいました。でもこのままで終わらないのが4年生。担任の奥先生の「ほかに気が付いたところはありますか?」の問いに、子どもたちは「港」や「関空」「高速道路」という風に前時に学習したことや生活経験から学んでいたことをどんどん発表していました。そして、周りの子はうんうんと頷いて聞いている。そんな雰囲気がとても心地よかったです。
みんなで一緒に出し合うことで、今まで知らなかったことでも自分の力として身に付けていくことができる学習を、これからもめざしていきたいと思います。
今日の3時間目、5年生の教室では「整数×少数(80×2.3)」の計算の仕方を考える学習をしていました。
写真は「まずは、2.3を23にすると計算できるから、2.3に10をかけます。次に・・・」というように自分の考えを前で発表している場面です。みんな80×23の計算ならすぐにできます。小数をまずは整数にして考える方法をほとんどの人が理解していました。「×10をする」ということは、「小数点が動く」ということを自分の言葉で筆算とともにノートに書いている子もいました。
最後にはみんなで「×10をした後は、必ず÷10をすること」という正解にたどり着くためのまとめにもつながっていました。
今日の4時間目、5.6年生が体育館でマット運動に取り組んでいました。
一つひとつの技を確かめるように、前転から始めて、次に開脚前転・・・というふうに続いていきます。前転と言っても、そこは高学年です。入りから最後両足をそろえて立つまでを班のメンバーでお互いにチェックしながら挑戦していました。
後日、子どもたちは、自分で技を選び、組み合わせて最終の実技テストの臨むと聞いています。どの技を選んでも、自分の体を上手にコントロールしながら、今できる最高の技を見せて欲しいと思います。
昨日と今日の2日間で子どもたちの視力検査を実施しました。学校の健康診断に関わることは、学校保健安全法の規定にそって実施されます。学校教育活動をおこなう上でも、子どもたちの健康状況を把握し、必要な働きかけを講ずるためにも、とても重要なことです。
写真は8日の低学年の場面です。片目ずつ検査をするので、普段両目で見ている景色と見え方の違いから戸惑う子もいましたが、保健の木下先生が「左目をかくしてね」や「空いてる方を指で教えてね」などの声掛けをしてくれて、どの学年もスムーズに検査を終えることができました。
検査を終えて、木下先生が「高学年になるについれて、左右の目の視力に差がある子が増えていくのが気になりますね。」と話してくれました。利き目を使いすぎる傾向があるのか、また電子機器(スマホやゲーム機)を直視する時間がその一因なのか等、学校医(眼科)の先生にもお聞きしながら、学校全体で注視していきたいと思います。
今日の2時間目、3年生が理科の学習の一環として、畑のキャベツの所や芝生横の菜の花の所でモンシロチョウの幼虫を探していました。
あいにくキャベツの所では発見できず、「菜の花の所にいるかな~」と言いながら、菜の花の緑色の葉っぱの上にいる緑色の青虫を見つけようと、みんな目を皿のようにして探していました。そしてやっと小さな青虫を見つけて大喜び!そして青虫たちを優しく観察用のケースに移してあげていました。いっぱいの葉っぱと一緒に。
これから青虫がモンシロチョウに成長していく様子を観察しながら、理科の知識だけでなく、生命の大切さも含めて学んでいって欲しいなと思います。
連休明けの今日の2時間目は、1年生の楽しそうな声が学級園のそばから聞こえてきました。のぞいてみると温かな日差しの中、自分の名前が書かれた真新しい植物用ポットに朝顔を植えているところでした。
中塩路先生が、みんなを集めて「初めに~」「次に~」という風に実際に見せがら手順を話しています。まず、肥料を入れての土づくりをし、種を受けるための水まき、そして種を植えて、また水をまく。1年生にとっては、手順の多さに戸惑う場面もありましたが、説明と作業を細かく区切って設定しくれていたので、最終的には自分のポットに朝顔の種をきちんと植えることができました。
これから1年生には、毎日の水やりを忘れずに、朝顔をいっぱい育てて欲しいと思います。
今日の2時間目、2年生の教室では国語科で「日記を書こう」の単元学習をしていました。
みんなそれぞれが、何をしたかな〜と記憶をたどるとともに、どう書いていこうかと考え、そして書いては消してまた書くということを繰り返し、一生懸命に取組んでいました。書きたいことは頭の中にあっても、文章にすることって難しいです。でもその繰り返しが、文章力の基礎となっていきます。2年生の様子を見ていても、みんなが最後まで書ききることができていました。これからもぜひ続けていってほしいと思います。
授業の最後、チャイムが鳴るまでの間でしたが、書いた日記を発表してくれた子もいて、みんなから拍手をもらうと同時に、その満足げな表情も印象的でした。
いつも掃除の時間や給食の時間などに、やる気の出る曲をかけてくれたり、アナウンスをしてくれたりするのは、放送委員会のみなさんです。
今日の給食の時間、放送室におじゃましました。担当の子は、椅子に座るなり、アナウンス原稿に目を通し、曲をかけるタイミングや回数も確認して間違えないようにしていました。その姿をとても頼もしく感じました。アナウンスも全校の人たちにゆっくり、はっきり伝わるよう気を付けていましたね。ありがとう。
委員会活動は、4年生から始まり、学校全体のためにそれぞれの役割に分かれて活動します。そのどれもが大切です。そして確実にみんなのためになっています。誇りをもってこれからも続けて欲しいなと思います。
今日、今年度最初の芝生整備を行いました。
芝刈り機2台で行ったので約1時間で完了することができました。保育所の子どもたちと一緒に遊んだり、生活科や理科の観察のフィールドとして活動したりと、とても貴重な場所となっています。これから芝生だけでなく雑草も成長期に入ります。機を逃さず、定期的に整備を実施したいと思います。
保護者のみなさまや地域のみなさまで、芝生整備をお手伝いしてくださる方を募集しています。その際は、職員室までお気軽にお声掛けください。よろしくお願いします。
2時間目、6年生の教室では、社会科の学習が行われていました。
6年生の社会科は、公民分野から始まります。憲法や国会、税金、選挙などの国の仕組みについて学んだり、みんなの暮らしをどう豊かなものにしていくかなどについて話し合ったりする学習です。
今日は、自分たちが普段思っている「私たちの町、岬町のこんなところをもっとこうしたらよくなるのにと思っていることはないですか?」との問いに、「横断歩道の横に自転車用のものも付けて欲しい」「ボールで遊べる広い公園があったらうれしい」などの意見が出されていました。その後、建設的な意見を岬町のどこに、またどのように伝えていけばいいのだろうということも学んでいく子どもたち。
自分たちの生活を豊かなものにしていくための権利や義務について、これからもしっかりと身に付けていって欲しいと思います。
先週の金曜日の放課後に、体育館の床に亀裂が入っていることがわかりました。いつも修理修繕していただいている業者さんに相談してみると「28日の月曜日の朝一に行けるよう段取りするよ。」というお返事がありました。
そして28日の今日、1時間目が始まると同時に来校してくださり、なんと午前中に直してくれました。また体育館で子どもたちが体育で体を動かすことができます。
学校が、いろいろな方々に支えられて成り立っていることを改めて実感できる日となりました。玉置さん、本当にありがとうございました。
今日は、3.4年生の合同体育がありました。
今の時期の中学年は、運動場で小型ハードルを使った「走」の種目が授業の内容になっています。低学年で学習した「走」の運動遊びを踏まえ、その基本的な動きや技能を身に付けられるように進めていきます。
3.4年生は「小型ハードルを調子よく飛び越えること」を目標にして、練習します。自分にあったリズムで走り越えていくのですが、小型ハードル間は同じ歩幅で走ることができるように、自己調整している姿も見られました。このリズムを大切にしながら、高学年で実施する腰の高さまであるハードル走につなげていきます。
今日の4時間目、4年生の子どもたちが学級園の前で何か作業をしている姿が職員室から見えました。なので何をしているのかなと思い、様子を見に行き、一人の子に話を聞いてみると「ヘチマを植えたいけど、草がいっぱいだからきれいにしています。」との答えが返ってきました。なるほど!畑にはつきものの除草作業中だったのですね。
しばらく様子を見ていましたが、みんな一生懸命に草を抜いていましたね。いくら抜いても細かな草の根は残ってしまいますが、みんなのその直向きな気持ちが伝わってきて、とても爽やかな気持ちになりました。
ヘチマもきっと立派に育ってくれるでしょう!
今日の朝のたてわり掃除の様子です。
手洗い掃除は、掃除用洗剤をつかってスポンジでこすってくれています。2階にある手洗いを掃除してくれている2人は、黙々と隅々まで掃除をしてくれていました。特に低学年が毎日使用するところなのですが、いつもピカピカにしてくれています。
学年も一つずつ上がり、たてわり班も4月から新しいメンバーでの掃除となっていますが、みんなそれぞれの担当場所で責任を持って掃除してくれていることに感謝です。
今日は、新年度になって初めての授業参観と学級懇談会がありました。授業参観では、新しい担任の先生と子どもたちの様子がご覧いただけたのではないでしょうか。また、その後の学級懇談会では、各担任から学級づくりの話や学習内容、年間行事など予定についてもお聞きいただけたかと思います。
5月22日(木)の万博遠足についても、様々なご意見やご質問もいただき、ありがとうございました。どのご意見も前向きで建設的な内容ばかりでしたので、学校は保護者の方々にいつも支えられていること、とてもありがたく感じました。出されたご質問はまとめ次第、改めて保護者の方にお返しできればと思っています。頂戴したご意見を取り入れながら、大阪で開催される万博だからこそ、子どもたちの貴重な経験に繋がればと思っています。
写真は、修学旅行説明会も兼ねての学級懇談会となった6年生の教室の様子です。各学年の教室でもご参加いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。
昨日、体を動かすことが好きな子どもたちは、運動場のコンディションが悪く、休憩時間を外で遊ぶことができませんでした。
今日、2時間目が終わり一階の職員室で「今日は運動場で遊べる?」と不安そうに聞いている子どもたち。教頭先生が、運動場を確認してくれて、O.K.を出すと、子どもたちは「やった~~!」「今日、遊べる~~」と言いながら運動場に出ていく姿を見て、こちらも嬉しくなりました。写真は、思いっきり運動場で駆けまわったり、ボールを投げ合ったりしている様子です。
教室や図書室などで過ごす子も、外に出て体を動かす子も、限られた時間を自分で選んで有効に使って欲しいなと思います。
今日の5年生の5時間目は、理科の時間でした。今年度5年生の理科は、和田悠佑先生が教えてくれます。
和田先生が4月14日午前8時の日本列島上空の雲の動きを画像で示しながら、「この後、大阪の天気はどうなっていくでしょう?」との問いに、「晴れる」や「曇りになる」との予想がだされました。さらに和田先生が「なぜそう思ったのかもワークシートに書いてみましょう。」と付け加えると、子どもたちは「雲は急に増えたり減ったりするから」や「風は西からふいてくるから曇りになってくる」など、今ある情報や生活経験の中で考えた理由を書くことができていました。
明確な根拠(知識)がない中、今わかっている情報を整理しながら理由を探していく作業は根気のいることです。「なぜ?」を追求していく探究活動を積み重ねていくことで科学的な思考を今後も培っていきたいと思います。
今日の4時間目、図工室に行ってみると、ちょうど2年生が出来上がった絵を見せ合っているところでした。今年度、2年生の図工は濵口定子先生が教えてくれています。
写真は、濵口先生の「卵からうまれたものは何でしょう?」との問いに子どもたちが一人ひとり、自分のイマジネーションを膨らませて描いた作品を説明している場面です。どの作品も、その子が大好きなものや、気になっているものなどを中心に描かれていることが分かり、見ていてとても楽しい気持ちになりました。また、絵具やクレヨンを上手に使っているので、仕上がり具合も素敵なものになっていました。
この作品は、参観日に教室の後ろに掲示されるそうです。保護者のみなさま、どうぞお楽しみに!
今日の1年生の教室では、数字の「2」の書き方を練習していました。黒板で先生が書いているところを見たり、手を上にあげて一緒に空書きしたり、写真にもあるように、なぞり書きをしたりしながら、最後に鉛筆をもって書いていきます。
1年生では、就学前にご家庭で学習している子もいるとは思いますが、基本的にはみんなが初めて習うことを前提に学習を進めていきます。今日は数字の学習でしたが、ひらがなやカタカナなどでも同じように丁寧に学習していくことで、その形や書き順をしっかりと身に付けていって欲しいと思います。
今日の2年生の3時間目は、書写の学習でした。書写は、出射先生が教えてくれます。
はじめに子どもたちは、鉛筆やサインペンを使って、形よく書くための方法を教えてもらいながら、書写ノートに書いていました。「はいり」や「とめ」そして「はらい」に気をつけて丁寧に。その後、水でかける筆ペンを使って、毛筆の感覚も体験していました。墨ではなく水なので乾けば消えてくのですが、何度も書いていけるので、とても便利な筆です。みんな、強く書くと太くなり、弱く書くと細くなる筆の性質にも気づきながら上手に書いていました。
この経験を重ねていくことで、3年生に進級した際、毛筆がスムーズに始められるようになるよと出射先生が話してくれていました。
今日も暖かく過ごしやすい日ですね。こんな日はどの学年も観察活動が増えてきます。先日の3年生に続いて、今日は4年生の理科の観察におじゃましました。
3年生と見ている植物は同じでも、学年が一つ上がるとその観察方法はグレードアップします。みんなの手にはルーペ(虫メガネ)。そのルーペを対象物に近づけたり、離したりしながら、観察記録をつけていました。拡大してみると、普通に見ただけではわからない細かな突起などがわかり、より詳しい記述になっていました。
子どもたちの「先生~この花はなんていう花なの?」という問いに、「ハルジオンだよ~」「この花はサイネリアだよ」と答える先生の声も、穏やかな日を物語っているような、いつも以上に優しい声に聞こえました。
今日の2時間目。運動場には、観察ボードを持った3年生の姿があちこちで見られました。春になるといろいろな生き物が顔を出してくれますね。
3年生から始まる理科の学習では、自分で観察する対象を選んで、理科ノートに大きさや色、場所などを書いたり、スケッチしたりしていきます。生活科から受け継いだこの丁寧な活動が、子どもたちの科学的な思考を養うための出発点になります。
春のぽかぽかした空気の中、虫や植物などの生き物としっかり向き合っている子どもたちのこれからが楽しみです。
今日の5年生の教室では、自分の興味のある国を一つ選んで、言葉や食べ物、国の位置などを調べる学習をしていました。オーストラリアやカナダ、キルギス、ラオス、ペルーなどいろいろな国々が、子どもたちのクロームPCの画面上で検索されていました。
そんな中、中国を選んだ子は、美味しそうな画面を見ながら「これ小籠包だよ~」とニッコリ笑顔で友達と話していました。きっと小籠包が大好きなんでしょうね。その思いがあふれていました。
やはり学習効果を上げていくために必要なものは、興味関心です。それこそ子どもたちの探求心に火をつける第一歩になると考えます。そんな授業風景でした。
今日から、1年生の給食が始まりました。そんな1年生のために、給食センター栄養士の鈴木さんが、給食はどんなふうに考えて、どのように作られているかなどをお話しに来てくださいました。
上の写真は、給食を作る際に使用している杓文字と同じ大きさのものを見せてくれて、「みんなの背丈と同じくらいだね」と一人ひとり比べてくれているところです。また下の写真は、給食を食べているときの様子です。今日のメニューは、大好きなカレーライス。自分のペースで食べてくれればいいなと思っているのですが、おかわりする子も多く、食缶が空になっていてビックリ。
転勤してこられた先生方からは、岬町の給食はとても美味しいという話もよく聞きます。そんな岬町の美味しい給食を食べて、大きく成長してほしいと思います。
今日の児童集会後に今年度初めて、たてわり班で集まりました。毎日そうじをしたり、運動会で競技に参加したりと、1年を通じて一緒に活動するメンバーとして、班の目標などを話し合いました。
6年生のリーダーは、とても手際よく話を進めていきます。6年生たちは、過去5年間、歴代の6年生の姿を見ながら育ってきました。1年ずつ学年が上がっていくたびに、リーダーとはどんな人なのかを自分で学んでいってくれているのです。このことこそ、異年齢集団(たてわり)で活動する大きな目的の一つです。今年の6年生の姿を見て、1〜5年生もきっと学んでいってくれるに違いありません。リーダーになった時、どうすればいいかを。
そして良き伝統は続いていきます。
今年度の英語の授業が始まりました。今年度から英語の担当は、堂野和人先生です。堂野先生は、淡輪小学校の所属ですが、深日小学校と多奈川小学校にも週2回来てくれます。
写真は、6年生が堂野先生からのクイズ入りの自己紹介を聞いている場面です。「さて、堂野先生には、兄弟姉妹が何人いるでしょう?」の問いに、指で予想しています。答えを聞いて驚きのあまり「え~~~~~~~!」という声もあがっていましたね。
英語を少しずつでも好きになって欲しいという堂野先生の思いを、子どもたちがきとんと受け止めてくれている感じがして、とても気持ちのいい時間となっていました。これからの英語の授業も楽しみですね。
満開だった桜の木にも、しだいに緑の葉が目立ち始めてきましたが、過ごしやすい気温の日が続いていますね。春本番です。
深日小学校の150周年花壇は、体育・園芸委員会の子たちが毎日水をあげてくれたり、地域の方々からも手入れのご協力もありったりして、今、色とりどりの花が満開となっています。写真は、今日の11時頃撮影したものです。見ているだけで温かな気持ちになります。
学校にお越しの際は、ぜひ一度ご覧ください。そして、もしもお手入れ等お手伝いいただける方がおられましたら、お気軽に職員室にお声がけください。よろしくお願いします。
今日は、深日小学校から異動された先生とのお別れの会(離任式)を行いました。
今年度の離任式には、岬中学校へ異動された保健の平田華織先生が来てくださいました。平田先生は、3年前に岬中学校から深日小学校に来られ、子どもたちの健康や安全に関することを中心に力を注いでくれました。また、子どもたちが保健室を気軽に利用できるようにと、日常的に優しい声掛けもしてくださり、子どもたちが心の健康を保つ一助ともなりました。
異動といっても近い岬中学校なので、これからお会いできる機会もあると思います。3月に卒業した今の中学校1年生は、きっと心強く思っていることでしょう。
平田先生、3年間本当にありがとうございました。
今日の深日小タイムの時間を使って、6年生が今年度の委員会活動についての説明を4.5年生にしてくれました。
活動内容だけでなく、こんなことが得意な子、こんなことを頑張りたいと思っている子などなど、具体的に求める人材を伝えてくれていたので、4.5年生もイメージしやすかったのではないでしょうか。明日、どの委員会に入りたいかの希望調査があると聞いています。どの委員会にななったとしても、自分たちが通う学校のため、どうぞよろしくお願いしますね。
委員会活動をもっともっと良くしたいという思いで、上手にプレゼンテーションをしてくれた6年生のみなさん、ありがとうございました。
今日は、令和7年度1学期の始業式の日でした。
10名の新1年生と一緒に式を終えると、新しい担任の先生と一緒に早速教室へ移動する子どもたち。そして、担任の先生の話を真剣に聞いたり、どんなクラスにしていきたいかとの問いに一生懸命考えたり、新しい教科書にワクワクしたり。子どもたちの1年間頑張ろうという気持ちが伝わってくるような時間でした。
新しく着任した先生も含めて、深日小学校の全ての先生たちは、今日の出会いを大切にしながら、しっかりと子どもたちの成長に寄与していきたいとの思いを新たにしていました。