フードデザインは食生活に関する知識を深め、豊かな生活につながるよう実践する科目です。
レポートは教科書をよく読んで取り組めば大抵はできます。中には生活の中で考えたり、資料を探して調べてみることが必要な所もありますが、食生活は日常生活ですから、楽しんで取り組んでください。
ここで取り上げた内容は、「少々わかりにくいかな...?」と思われる箇所で、授業で説明を加える所です。なるべくスクーリングに参加して、積極的に質問しましょう。
第一回 教科書P6~P35
○ 教科書をよく読み、空欄を埋めていきましょう。
○ たんぱく質の栄養価を求める問題は、特に教科書P25,P26をよく理解する必要があります。まず、表8と表9を比較して第一制限アミノ酸を見つけましょう。次にアミノ酸スコアを求めるには、第一制限アミノ酸の表8と表9の数値を「式」にあてはめて、計算しましょう。(答えは少数第一位を四捨五入して一の位まで求めてください。)
第二回 教科書P36~P54
○ BMI(身長と体重の関係から肥満度を示す体格指数)を求めてみましょう。体重・身長の単位に気をつけてください。教科書表7の範囲にあれば、「普通体重」といえます。
○ 5の食事摂取基準の数値記入は、自分の身体活動レベルを教科書P43 の表で判断し、P44~P45 を見て、それぞれ自分の値を記入します。
脂肪エネルギー比率の計算は、自分の総エネルギーの 20%~30%は何 g となるか、という問題です。脂質は1g あたり9kcal のエネルギーを発生することをふまえ、式に当てはめて計算しましょう。
炭水化物エネルギー比率も同じようにしましょう。
6(1)Bの食品群別摂取量のめやす欄には、教科書p48 表 24 をみて、自分の値を記入します。その上で、A朝食・昼食の合計との過不足を計算し、不足分を満たす夕食の献立を考えましょう。献立名と使用する材料およびg数を書いてください。紙面が不足の場合は余白紙面や紙を添付してください。
第三回 教科書P56~P72
○ 食品の特徴と性質について、教科書をよく読んで学習しましょう。
第四回 教科書P73~P92
○ 食品の特徴と性質の続き、および多様化している食品について理解を深め、よりよい選択ができ、安全な食生活が遅れるよう学習しましょう。
空欄ができないように、本文を読み図表などにも目を向け、学習を進めましょう。
第五回 教科書P94~P129
○ 調理の基本の学習はレポートだけでなく、家庭で実践してみることが大切です。是非、試みてください。
○ 日本料理と西洋料理・中国料理の様式やマナーは社会人として心得ておきたい事です。
楽しんでレポートに取り組み、実践につなげましょう。
第六回 教科書P130~P237
○ テーブルコーデイネートは食事をより心豊かにします。自分の生活の中から5つのポイントに従って具体的に書き出し、(3)には具体的なメニューを考え、(4)に実際のテーブルセッテイングを絵にしましょう。楽しんで取り組んでいただきたいのですが、絵を描くのが難しい人は、教科書の写真やイラストなどを参考にしてもいいですね。
○ 行事食については、献立名や料理名だけでなく、「いわれ」や「意味」なども調べてみましょう。正月料理の由来についても調べてみましょう。
○ 食育実践カルタは、教科書の例を参考に楽しんで作ってください。