「もっと桑高体感講座」にて中学生対象ワークショップを開催しました
10月26日(土)に「もっと桑高体感講座」を開催しました。その中で、中学生66名を対象に「サイエンスワークショップ」を開催し、本校理数科1年生10名が銀鏡反応実験を指導しました。中学生は遠くは鈴鹿・津からも来てくれました。高校生にとっては実験を指導することは初めてでしたが、中学生に丁寧に指導していました。
三重県高等学校科学オリンピックにチームで参加しました
10月20日(日)に鈴鹿医療科学大学を会場として実施された三重県高等学校科学オリンピックに、2年生理数科より8名でチームを組み参加しました。三重県内の高校生が集まり、物理・化学・生物・地学・数学・情報の分野で筆記と実技について学校別でチームで相談しながら競い合う団体戦です。
生徒たちは当日までに各担当の分野の学習や実験、事前課題などに取り組み、当日は皆で協力して日頃培った科学的な思考力・判断力・表現力を発揮すべく奮闘しました。しっかり協力しながら課題に取り組む姿が見られました。
結果については、総合得点で5位と健闘しました。他校の生徒と競う中で自分たちとは違った問題解決方法に気づくなど沢山の学びや刺激を受けるとともに、チームで協力して課題を解決していくことの重要性や楽しさも学び、科学への興味関心がますます高まりとても有意義な経験となりました。
高校生プラネタリウムコンテスト特別上演会
8月11日(日)に、三重県立みえこどもの城のプラネタリウムにて、「高校生プラネタリウムコンテスト特別上映会」で本校生徒7名が制作した2つの作品を上映させていただきました。
「高校生プラネタリウムコンテスト」は、地球科学、SDGs、地球環境等をテーマとする地球科学・環境部門と、2月の星空の案内をテーマとする宇宙・星空(天文)部門の2つの部門があります。本校生徒がグループを作り、テーマ設定やシナリオ等を考え、今年2月の本選大会にてプラネタリウムを使用して上映を行い、その結果2部門とも最優秀賞を頂くことが出来ました。今回、みえこどもの城さんの企画でその作品を一般の方へ向けて上映させていただく貴重な機会をいただきました。
当日は、小学生や子供さんを連れたファミリーを中心に70名ほど観覧しに来ていただきました。生徒たちは多くの一般のお客さんに緊張しながらも、環境問題の1つである「光害」に関する作品と、冬の星座「オリオン座」を中心とした星空と神話を紹介する作品を発表しました。どちらも登場人物が会話をする形式で、小学生や子供さんも含め幅広い年代に分かりやすく楽しんでいただけるようなシナリオを生徒が制作しました。作品を通して、お越し頂いた観客の方に星空や環境について伝える貴重な機会となり、生徒もグループでの作品制作から発表までとても学ぶことが多く、良い経験となりました。
なお、当日は三重テレビと中日新聞に取材していただき、その模様がニュースで流れ、新聞にも掲載していただきました。
1・2年生 理数科合宿報告(3日目)
7月18日~20日、桑名高校理数科1・2年の生徒合同で「理数科合宿」を実施しました。
3日目、2年生が取り組んでいる課題研究の中間発表会でした。4~6人構成の8班に分かれここまでテーマを決めて取り組んできた研究内容をパワーポイントにまとめ、1・2年生の前で発表しました。
大人数の前での本格的な発表は初めての生徒が多く緊張の面持ちでしたが、研究の内容・パワーポイントともになかなか充実していて、力の入ったプレゼンテーションとなりました。その後1年生からや先生方から質問も多く出てそれに対応したりと、生徒たちも多くの学びや刺激を受けた発表会になりました。1年生からも鋭い質問や意見もたくさん出て、来年度自分たちが行う課題研究についての意識や見識、関心が大いに高まったのではないかと思います。
全てが最初から順調に進むわけではなく、鋭い質問に対して答えに窮する場面や、研究を進めるうえで必要な項目について指摘を受けるケースもたくさんありました。「中間発表から1月の発表会までどのように研究が進み、成果が出るかが楽しみ」という感想も多くありました。この発表会で出た内容や経験、コメント用紙で集まった疑問点・改善
また、発表の前に2年生が準備をしている間、1年生は理数科を卒業した先輩方との座談会を実施しました。最初は緊張する様子も見られましたが、時間が経つにつれ打ち解けていき、高校生のときの過ごし方や勉強のアドバイス、大学についてなど様々な内容を質問していました。これからの学校生活に活かしてほしいと思います。 点などを、前向きに今後2学期以降の課題研究に還元し深めてほしいと考えています。
1・2年生 理数科合宿報告(2日目)
7月18日~20日、桑名高校理数科1・2年の生徒合同で「理数科合宿」を実施しました。
2日目、午前中は、1年生は英語、2年生は理科の授業を行ったのち、両足院に行きました。坐禅とはそもそも何のために行うのか、坐禅において大事なことなどを住職の方に説明していただき、実際に坐禅を体験しました。普段できない体験をすることができ、生徒たちも「すごくいい経験になり、心が整った感じがしました。」「あの短時間で一生使えるものを得ることができ、一人で考え事をするときなどにやってみたいと思った。」など非常によい機会となりました。午後からは1年生は『試験官に虹を作ろう』、2年生は『―196℃の世界』という内容で科学実験を行いました。
夕方からは1・2年生合同で4~5人のチームを作り、以前科学の甲子園ジュニアで出題された問題にチャレンジしました。問題は『紙の建築家コンテスト』です。決められた枚数の紙で、柱と屋根や壁のある家の模型を作り、その上におもりを載せていき、どの班が一番おもりを載せることができるかを競いました。非常に難しい問題ではありましたが、先輩がリーダーシップをとる班もあれば1年生が率先してアイデアを出し作成・実験する班もあり、どの班も非常に楽しく積極的に取り組み、創意工夫をこらした家の模型を作成し、1時間の作成時間があっという間に感じられました。
1・2年生 理数科合宿報告(1日目)
7月18日~20日、桑名高校理数科1・2年の生徒合同で「理数科合宿」を実施しました。
1日目、2年生は長浜バイオ大学にて、福井充先生に『PCRによる食肉の種類の鑑定』の講義と実験をご指導いただきました。マイクロピペットなどを初めて使う2年生は緊張の面持ちで作業をしていましたが、電気泳動など大学の本格的な設備を使わせていただき、午前・午後にわたって普段の学校ではなかなか出来ない本格的な実験で、全員が大変熱心に取り組みました。遺伝子について深く学ぶとともに研究や実験への理解と関心がさらに高まりました。
1年生は豊田工業大学にて、午前は『かたちのデザイン』の講義を全員で受講し、午後は①なぜ鉄は高温で変化するのか?②リニアの原動力!超伝導の世界③火、炎、燃焼・・・・燃焼の科学、地球温暖化の原因は?④液体の形はどのように決まるのかという4つのテーマに分かれて講義・実験を行いました。講義の内容は高度なものも多かったのですが、講師の先生がわかりやすく説明していただき、実験では普段体験できないことをさせていただき、興味を持って取り組むことができました。