2024年度(2/14-16@東京都世田谷区 日本女子体育大学)
東江功子(琉球コラソンジュニア U-15 )
今回のコーチ3専門講習会の事前課題において、私自身のハンドボール指導について整理し、まとめることで新たな指標を見つけることができました。また、実際の講習会では、「一貫指導に」ついて考える機会をいただき、ハンドボールを通して自立した選手の育成や多くのハンドボール愛好家を育てるためにも県内指導者の一貫した指導体制を構築する必要があるのではないかと感じました。小学校からみられる勝利至上主義やバーンアウトの課題を打破し、ハンドボールの競技人口の増大や将来の選手の幸せを共に支援できる指導者(good coach)の育成を目指し、自チームの指導のみならず多くの選手や指導者に「より良い影響を与えられるコーチ」になれるようこれからも精進してまいります。
最後にこのような研修に参加する機会をいただき、関係者各位へ感謝申し上げます。
坂本 翔作(昭和薬科大学附属高等学校・中学校)
この度、コーチ3公認研修を受講し、簡単ではありますが報告したいと思います。
研修内容としては、昨今の指導環境で重要視されているインティグリティ研修を皮切りに、これまでの自身の指導を振り、またこの先を考える機会となった『自分の描く指導観』や、今回のメインのテーマとなる『仲間で描くコーチング実践(ディフェンシブな防御に対する2対2の攻撃(BPが2名)』という課題では小学生の指導者からJHLの現役選手まで幅広いグループでの意見をより深く議論することでハンドボールの原点から奥深さまで様々な価値観を共有する事ができました。
今回の研修において〝コーチングは正解・不正解はなく、要領の良いコーチングは存在する″という言葉が一番印象に残りました。その言葉を胸にこれからも日々精進し、コーチングに励みたいと思います。
重ねて、今回公認スポーツ講習会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
長嶺翔太(宮古島市立南小学校教諭)
はじめに,コーチ3養成講習会への参加に向けて本県ハンドボール協会からサポートしていただき,たくさんの学ぶ機会ができたことに心から感謝いたします。この場をお借りいたしまして講習会への参加報告をさせていただきます。
今回の研修を通じて,『感覚を言語化していく』『練習の組み立て』について学ぶことができました。実践演習の際にJHLの選手から小学校カテゴリーまでの指導者がグループになって練習内容を検討し組み立てていきました。
これまで感覚でプレーしたり教えていた部分を長い時間をかけてグループで言語化してく作業はこれまで1度も経験したことのない貴重な経験となりました。
また,『練習の組み立て』に関しては,描く理想像(ゴール)を明確にし,その理想像につなげるために必要な練習を組み立てていくことの大切さを学び,理想像を明確に持つことにより練習効果を引き上げることに最適だと考えました。
今回の研修で学んだことを,次の世代を担う選手たちにつなげていきたいです。
島袋雅識(沖縄県立那覇高等学校外部指導者)
コーチ3公認講習会にて、またとない経験をすることができました。沖縄県ハンドボール協会からの推薦・サポートに心から感謝しております。
講習は一貫指導・未来に活躍する選手を育てるというテーマのもと行われ、様々な人とする討論やグループワークは私の固定観念を破壊するものであり、特に実際の他者のコーチングをみる、自身のコーチングをみてもらいフィードバックをもらう経験は非常に価値のあるものでした。実際の現場において、指導者は一人で悩んでいる状況がほとんどで孤独であると私は考えています。本講習のような仲間とともにハンドボールについて考える環境を作ることで、沖縄県の指導者の孤独感も薄れるのではないかと思慮しております。
今回の講習にて学んだことを沖縄県のハンドボール、何より子供達の未来に還元していく所存です。重ねて、参加の機会をいただき、誠にありがとうございました。
砂川 裕樹(沖縄県立八重山高等学校 男子ハンドボール部コーチ)
「離島だから」と指導者が環境を理由に上を目指すことを諦めたり、自己研鑽を疎かにしていては、子供たちの可能性を広げていける指導者にはなれない。挑戦することを諦めず、学び続け、情熱を持ち続けて子供達の可能性を広げていけるよう関わっていけば、離島から再び全国へ届くチームや選手が出てくる。そのために率先して学び続けていこう。私の本講習会への志望動機です。
本講習会の仲間で描くコーチングでは、開始前は初対面の方々とチームを組み、短期間で一貫した指導の方向性を定め共に進んでいくという難題に不安を感じながらも、互いの理論を伝え、多角的な視点でもって討議を重ね、助け合いながら実践していけたことはとても楽しく有意義な経験となりました。
今回の講習会で出会えた方々とのご縁と、本県協会の皆様から推薦いただいた思いを大切にし、これからも研鑽を積んでまいります。
2022年度(6/25-26@愛知県豊田市 中京大学)
神里 桂吾(沖縄県立与勝緑が丘中学校)
この度、本県ハンドボール協会のサポートもあり、ハンドボールコーチ3公認講習会で多くを学ぶ機会を頂いたことに心から感謝いたします。講習会への参加報告をこの場を借りてご報告させていただきます。
今年度の講習会のコンセプトは、「共創」&「内省」であり、多様な立場の人たちと対話することで、新たな気づきと自分自身のコーチングを振り返ることができました。
今後はスポーツの価値やスポーツの未来を自覚し、プレーヤーズセンタードの考え方のもと、誰からも信頼される指導者を目指し、ハンドボール指導を通して、豊かなスポーツ文化の想像やスポーツの社会的価値を高めることに貢献したいです。
重ねて、今回公認スポーツ講習会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
赤峯 真樹子(昭和薬科大学附属中学校)
事前学習を終え迎えた愛知での講習会本番は、初日は、スポーツインテグリティの講義から始まり、フィジカルトレーニング、GKトレーニングなどの実技講習で宿泊先に戻ったのは22時でした。そこから、翌日のグループ発表に向けグループのメンバーと夜中まで話し合いを続けたことは印象深い経験でした。2日目、私たちのグループは「ディフェンシブな2対2の防御」について、実践講習を含めプレゼンをしました。緊張の中で迎えた愛知の講習会でしたが、ハンドボールに対しての熱い想いを持った日本各地から集まった指導者の方々と過ごせた2日間は、私にとって貴重な時間でした。講習会を終えて思うことは、「ここからが新たな始まりだ」ということです。『学ぶことを止めたら、教えることを辞めなければならない』という言葉を胸に、今後も日々精進していきます。
浦添市立神森中学校 多和田真尚
昨年度、本県ハンドボール協会からのサポートを受け、コーチ3公認講習会に参加する
ことができ、心から感謝しております。その後の指導において、貴重な学習の機会となり
ました。
愛知県で行われた研修においては、スポーツインテグリティの講義からスタートしまし
た。自分自身の指導に携わる文脈を振り返りながら、各都道府県の様々なカテゴリの方と
交流する機会となりました。さらに、その後の講義も実践的な内容ばかりでした。
特に、2:2の戦術におけるトレーニング計画の発表においては、様々な意見をぶつけ
合いながら、課題に取り組んだことで貴重なつながりが生まれ、広い視野での考え方を学
びました。
本講習会で学んだ内容をこれから本県のハンドボーラーに還元できるよう、指導者とし
て初心を忘れず、今後の指導に携わっていきたいと思います。