活動報告
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2023
研究活動助成「絹ラボ」の研究費を受けて、「絹⽂化に関する語彙の歴史と地理的変異 −〈蚕〉を表す語を中⼼に− 」と題した研究を行っています!
2023/09/09に、中之条町六合赤岩「お蚕さんの里」で開催されたふれあい感謝祭に参加しました。「かかあ天下ーぐんまの絹物語 日本遺産フェスタ」も同時開催でした。六合のみなさんにお世話になって感謝祭のお手伝いをしたり、どもろ(土室)において庭起きのお蚕さん(4回目の脱皮を終えて桑をたくさん食べ繭を作る準備をはじめた蚕)を観察しました。
2023/09/21と2023/10/07に、藤岡市「高山社跡」で方言の調査と研修を行いました。方言の調査では、高山社跡を訪れた観光客のみなさんに、〈蚕〉を表す方言と〈桑の実〉を表す方言を教えていただきました。研修では、高山社の歴史についての講義を受けると共に、高山社跡解説員のみなさんに「絹ラボ」の研究成果を報告し、情報交換を行いました。〈蚕〉や〈桑の実〉を表すことばを介した高山社跡の楽しみ方を考えました。
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2023
新井小枝子 2023/07
Ⅰ 参加している学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
佐藤瑠香(4年・代表) 小菅友捺(3年) 長井遥香(2年)
石川美環(1年) 小田倉杏奈(1年) 小沼音愛(1年) 戸川茉衣(1年)
Ⅱ 活動場所
①高山社跡(藤岡市)
②藤岡歴史館(藤岡市)
③重要伝統的建造物群保存地区 お蚕さんの里(中之条町六合赤岩)
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2023 in高山社
新井小枝子 2023/09/01
Ⅰ 目的と活動内容
目的:令和5年度「絹ラボ」研究助成を受けて行う活動の一つである。この活動の目的は、「養蚕ことば」の方言調査と、人びとの交流を創出することにある。また、高山社解説員のみなさんと共に、高山社跡の解説リーフレットとして作成した「方言の地図とおかいこさんのいた暮らし」(発行:藤岡市教育委員会 制作:群馬県立女子大学国文学科)を使って研修を行うことにある。
方言調査では、養蚕ことばを中心とした話題が展開することにより、群馬の絹遺産を広く深く学ぶためのきっかけ作りになると考える。解説リーフレットを用いながら研修を行うことにより、絹産業において高山社の果たした役割を学ぶ。
活動内容:高山社跡を訪れる観光客のみなさんに、自らが生まれ育った地域の養蚕ことばを教えていただき、平成30(2018)年からはじめた「養蚕ことば方言マップ」の作成を継続する。具体的な養蚕ことばは、「蚕」を表す方言と、「桑の実」を表す方言である。
令和5年度「絹ラボ」研究助成を受けて活動を行っている群馬県立女子大学国文学科の学生が高山社解説員と連携し、全国各地から観光に訪れるみなさんにお話しをうかがい、方言語形を収集する。得られた語形を記号化してシールを作り、あらかじめ用意した全国白地図の中に貼りつづけていく。それによって、方言の分布図を作成する。令和5年度の活動では、高山社跡での活動を追加して、養蚕文化を学びながらの方言調査を行う。平成30(2018)年度から作成している方言地図に、情報を追加していく。
Ⅱ 方言調査の内容
①「蚕」を表す方言 ②「桑の実」を表す方言
Ⅲ 活動日
第1回目 2023年09月21日(木) 10時~14時(高山社跡)
第2回目 2023年10月07日(土) 10時~14時(高山社跡)
Ⅳ 参加した学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
4年生 佐藤瑠香 3年生 小菅友捺 2年生 長井遥香
1年生 石川美環・小田倉杏奈・小沼音愛・戸川茉衣・根岸美佳
Ⅴ 活動場所
高山社跡(藤岡市)
Ⅵ 主催
群馬県立女子大学国文学科「絹文化!お国ことば調査プロジェクト2023」
藤岡市文化財保護課
2024/01/24に、最新(2023/10/07)の調査結果画像を公開しました!
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2022
研究活動助成「絹ラボ」の研究費を受けて、「高山社授業員の派遣と方言分布 」と題した研究を行いました。
2022/09/25には、高山社跡解説員のみなさんと勉強会を行いました。令和3年度の研究成果を活用して作成した「高山社跡解説リーフレット(令和3年度絹ラボ 研究成果)」を使って、高山社跡見学の楽しみ方を検討しました。
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2022
新井小枝子 2022/09
Ⅰ 参加している学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
増 山 侑来(4年・代表) 佐 藤 瑠香(3年) 小 菅 友捺(2年) 佐 藤 未睦(2年) 松 本 花(2年)長井 遥香(1年)
Ⅱ 活動場所
①高山社跡(藤岡市)
②藤岡歴史館(藤岡市)
③群馬県立歴史博物館(高崎市)
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2021
研究活動助成「絹ラボ」の研究費を受けて、「養蚕ことばにおける方言分布と高山社生徒・授業員の動き」と題した研究を行いました。
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2021
新井小枝子 2021/06
Ⅰ 参加した学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
菅 野 穂波(4年・代表) 大 上 舞(4年)増 山 侑来(3年) 佐 藤 瑠香(2年)
小 菅 友捺(1年) 佐 藤 未睦(1年) 松 本 花(1年)
Ⅱ 活動場所
①高山社跡(藤岡市)
②藤岡歴史館(藤岡市)
③群馬県立歴史博物館(高崎市)
④模範蚕室競進社(本庄市)
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2020
研究活動助成「絹ラボ」の研究費を受けて、「養蚕ことばにおける方言分布の形成過程と養蚕業の展開」と題した研究を行いました。
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2020
新井小枝子 2020/06
Ⅰ 参加した学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
大 場 椎奈(4年・代表) 大 上 舞 (3年) 菅 野 穂波(3年)
増 山 侑来(2年) 佐 藤 瑠香(1年)
Ⅱ 活動場所
①高山社跡(藤岡市)
②藤岡歴史館(藤岡市)
③群馬県立歴史博物館(高崎市)
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2019
第2回目の方言調査です。
世界文化遺産「高山社跡」で、観光客のみなさんに生まれ育った場所の養蚕ことばをおしえてもらいました。教えてもらった養蚕ことばは、白地図上の生まれ育った場所の位置に、シールを貼ってマークしてもらいました。
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2019 in世界遺産
新井小枝子 2019/06/13
Ⅰ 目的と活動内容
目的:この活動の目的は、「養蚕ことば」をめぐって、人びとの交流を創出することにある。養蚕ことばを中心とした話題が展開することにより、群馬の絹遺産を広く深く学ぶためのきっかけ作りになると考える。
活動内容:富岡製糸場および高山社跡を訪れる観光客のみなさんに、自らが生まれ育った地域の養蚕ことばを教えていただき、「養蚕ことば方言マップ」を作成する。具体的な養蚕ことばは、「蚕」を表す方言と、「桑の実」を表す方言である。
方言研究を行っている群馬県立女子大学国文学科の学生が伝道師協会と連携し、全国各地から観光に訪れるみなさんにお話しをうかがい、方言語形を収集する。得られた語形を記号化してシールを作り、あらかじめ用意した全国白地図の中に貼りつづけていく。それによって、方言の分布図を作成する。令和元年度の活動では、高山社跡での活動を追加して、養蚕文化を学びながらの方言調査を行う。平成30年度に作成した方言地図に、情報を追加していく。
なお、この活動は、水科小百合氏による提言「群馬絹遺産を活用した人びとの交流の創出-絹文化!お国ことば調査プロジェクト-」(2015年12月5日(土)付 上毛新聞/世界遺産1周年論文作文コンクール絹の国賞)に基づいて行うものである。
Ⅱ 方言調査の内容
①「蚕」を表す方言
②「桑の実」を表す方言
Ⅲ 活動日
第1回目 2019年10月19日(土) 10時~15時(高山社跡)
第2回目 2019年11月16日(土) 10時~15時(銀座まちなか交流館)
Ⅳ 実施する学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
4年生 石橋花菜・今井冴佳・鈴木佑香・田島玲奈 / 3年生 大場椎奈・海老根ちひろ
Ⅴ 活動場所
住所:群馬県藤岡市高山237 / 電話番号:0274-23-7248
事務局:藤岡市文化財保護課(0274-23-5997)
②銀座まちなか交流館(富岡市)
住所:群馬県富岡市富岡19-1 / 電話番号:0274-63-0916
Ⅵ 主催
富岡製糸場世界遺産伝道師協会
群馬県立女子大学国文学科
絹文化!お国ことば調査プロジェクト2018
世界文化遺産「富岡製糸場」で、観光客のみなさんに生まれ育った場所の養蚕ことばをおしえてもらいました。教えてもらった養蚕ことばは、白地図上の生まれ育った場所の位置に、シールを貼ってマークしてもらいました。
絹文化!お国ことばプロジェクト2018 in富岡製糸場
新井小枝子 2018/09/04
Ⅰ 目的と活動内容
目的:「養蚕ことば」をめぐって、人びとの交流を創出することにある。養蚕ことばを中心とした話題が展開することにより、群馬の絹遺産を広く深く学ぶためのきっかけ作りになると考える。
活動内容:富岡製糸場を訪れる観光客のみなさんに、自らが生まれ育った地域の養蚕ことばを教えていただき、「養蚕ことば方言マップ」を作成する。具体的な養蚕ことばは、「蚕」を表す方言と、「桑の実」を表す方言である。
方言研究を行っている群馬県立女子大学国文学科の学生が、全国各地から観光に訪れるみなさんにお話しをうかがい、方言語形を収集する。得られた語形を記号化してシールを作り、あらかじめ用意した全国白地図の中に貼りつづけていく。それによって、方言の分布図を作成する。
なお、この活動は、水科小百合氏による提言「群馬絹遺産を活用した人びとの交流の創出-絹文化!お国ことば調査プロジェクト-」(2015年12月5日(土)付 上毛新聞/世界遺産1周年論文作文コンクール絹の国賞)に基づいて行うものである。
Ⅱ 方言調査の内容
①「蚕」を表す方言
②「桑の実」を表す方言
Ⅲ 活動日
第1回目 2018年10月21日(日) 10時~15時
第2回目 2018年11月11日(日) 10時~15時
Ⅳ 実施する学生
群馬県立女子大学文学部国文学科
卒業生 水科小百合
3年生 石橋花菜・今井冴佳・田島玲奈 / 2年生 海老根ちひろ
Ⅴ 活動場所
銀座まちなか交流館(富岡市)
住所:群馬県富岡市富岡19-1
電話番号:0274-63-0916
Ⅵ 主催
富岡製糸場世界遺産伝道師協会
群馬県立女子大学国文学科